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ホホエミ
目を覚ますと俺は 病院のベッドの上だった
どうして 病院に居るのだろう?
天井を見上げて ボ〜っとしていると
俺の視線を遮り 女性が覗き込んできた
「目が覚めたのね」その女性は 微笑んだ
その笑顔に何故か 懐かしさと温もりを感じた
その女性に 見覚えはあるが 誰かは 分らない
そんな俺の表情を 読みとったのか 彼女が
口を開いた
「私 阿部和美」「隣の部署で事務してます」
「隣の部署か だから 見覚えあったんだ」
「先生に目が覚めたって 伝えてきますね」
彼女は 笑顔でそう言うと 病室を出て行った
阿部さんか 何故か彼女の笑顔はホッとするな
そう言えば名前 言いそびれけど まぁ いいか
それより彼女がどうして ここに居るんだ?
まぁそんな事は どうでもいいか そう思った
ただ 彼女の笑顔だけ 何故か気になった
暫くして 彼女が先生を連れて来たのだった




