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ショウシン
アイツが居なくなり 俺はその場に座り込んだ
「ごめんなさい」「今迄有難う」
その言葉が何度も 頭の中で木霊していた
そして思った 終わりは呆気ないな
いや 呆気なく終われたのは アイツの方
その証拠に 俺はまだ愛している
アイツと過ごした五年間を忘れられない
だけど もう 終わったんだ
アイツとの愛に終止符は 打たれた
そう思った途端に 悲しみや苦しみ 孤独感
それらが一気に 込み上げてきた
耐えられない程 辛くココロが痛い
それなのに 不思議と涙は 出なかった
こんなにも辛く こんなにも苦しいのに
分からない ワカラナイ
何故こうなった 何故 何故だ
いや 今更悩んでどうなるっていうんだ
俺は力無く立ち上がり ベッドに横たわった
そして俺は 眠りに就いたのだった




