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愛しあうという名の病んでる行為

残酷描写あり。ただし軽度。というか本日二回目の首絞め。短いような。またまた病んでます。本当すみません……反省してます……

「でまあ、これには続きがあって。ほら、アレ、見られちゃってさ。」

「いいじゃん。別に。」

「面白いよね。みんな慌てふためいてたよ。べつにアレを隠したかったわけじゃないんだけど。まつりとか謝り倒してたし。そんなに後悔するならやるなって話だよね。馬鹿じゃないの彼ら。」

「で、まつり君、どんな反応だった?」

「うん? 面白いくらい凍ってた。その後お前これでいいのかって聞かれたから、笑顔でこれの何が悪いの? って返した。」

「もう仄亞ってば可愛いよね。」

それはそれは、太陽が凍りつくような笑顔で言ってやったわ。ざまあみろっての。私は脱がされてきゃあとか言うお嬢様じゃないし。むしろ脱がされたら倍にしてひどい目に合わせるのが私だし。

「でもさー……まつり、友人なわけよ。」

「そう。」

「だから、できればあんまりひどいことはしないでほしいんだよね。まあできればだけど。」

どうしてもまつりを消したいって言うなら構わないけど。

「うーん……まあ、会う機会もないしなあ。」

「いや、それはあるよ。こっちに遊びに来るって言ってたし。確か春休みだったかな。」

「……ちょっとだけ、話しあって、それでまあいいかな。」

「いいの?」

そんな簡単なことで。

「仄亞の友達なんでしょ?それにまあアレ見たんならもう十分な気もするし。今僕機嫌いいし。」

……機嫌悪かったらまつり壊してただろ、お前。まあとりあえず。

「ありがとう。暁留。」

「どういたしまして。まあ仄亞のお仕置きはするけどね?」

「……え?」

「え? じゃないでしょ。やるよ。僕に内緒で海行ってましたってだけでもうアウトでしょ。しかもそれに加えて押し倒されたことも連絡してきてないし。」

「…………」

ちょっと、待って。

「大丈夫。ちょっと苦しいだけだから。ね?」

「……っ!?」

首が締められてる。本日二回目か……はあ。

「んー……やっぱり苦しんでる仄亞の顔、可愛い。」

そりゃよかったね。

「大丈夫だよ。殺しはしないから……ね?」

殺されたら……ああ、でも最期に見るのが暁留なら、暁留によって消されるなら、いいかもしれない。とか思ってる私はやっぱり変か。まあいいや。別にどうでもいいし。暁留はそれでいいって言ってるし……あ、意識朦朧としてきた。視界も……

「ちわーっす、寿司届けに来ました……!?」

「ああ、どうも。ええと、いくらじゃったか……」

「え、あ。」

そっか、お昼か。そんな顔されても困るよ配達人さん。ねえ、私たちただ愛し合ってるだけなのに。

「……本当、可愛いよね。」

手が、首から離れた。


暁留が首絞めるのが好き(?)なのは手加減しやすいからっていう理由です。要するに仄亞が雨欺になれば首絞め以外の愛情表現を始めるということです。バリエーションが増えます。よかったですね!(え?)

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