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Q&Aという名のただのバカップルの会話

更新遅れてほんっとうに申し訳ありません……

「結局雨欺先輩と深桜さんはどんな関係なの。」

「愛情があるタイプの婚約者。」

「恋人同士になるのかな?」

あー正式な告白とかしてないけどまあ恋人同士かな?色々歪んでるけどね。

「で、どこまでいったわけ。」

「えーと……どう説明するべきよこれ。」

「んーキスはしたよね。」

ついさっきもな。

「いわゆる男女間のアレコレは……してないことになるのかなぁ?」

微妙なんだよね。こう、あまりに歪すぎて。

「考えてみれば普通の行為はしてないよね。デートもしたかと言われれば微妙だし。」

「なんかその辺曖昧だよね。」

目隠しされたり縛られたり。そういうことはあったんだけど。

「今度仕切りなおす?」

「んーどっちでもいいよ。」

今更って感じだしね。

「二人で映画とか行ったけど特に甘い雰囲気にもならなかったしね。」

「普通すぎるくらい普通だったよね。」

だって元は幼馴染みたいなものだしね。慣れがあって照れがない。

「まあそんな感じ?」

「はぁ……。」

あれ?なんか諦めの目線みたいなのがちらほらとある気がするよ。

「じゃあえーと馴れ初めは。」

「ややこしすぎるからお答えできません。」

だって面倒だし。

「強行突破。」

「あーそれだ。」

そうそう、そんな感じだね。こう、無理やり押し切られたみたいな。

「……はぁ。」

なんか諦め目線増えた!?

「いつから付き合ってるの。」

「私が十歳の時。確か六月。」

何日だったかは忘れた。

「えーと確か六月二十三日だね。」

あ、そうなんだ。雨だったことぐらいしか覚えてないよ。

「あれより前の暁留は優しかったよね。」

猫かぶってたから。


お気に入り登録ありがとうございます!忙しいためにこの頃更新が遅いですがつきあっていただければ幸いです。


彼ら、男女間のアレコレは歪なことならやってるけど普通のことはしていません。

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