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小話 メイド服という名の最強の武器

PV5000アクセスを超えました!皆様ありがとうございます!拙い物語ですがこれからもよろしくお願いいたします。この記念に小話を一つ。(私が書きたかったんです。すみません。)


本編より少し未来のお話。馬鹿みたいなお話ですが……こんなものですみません。R-13くらいのお話です。長め。


さて問題です、家に帰って部屋に入るとメイド服の彼女が自分のベッドで寝ていました。この場合どうすればいいのでしょうか。


白雪の場合


「……どうしよう。本当。」

「ふぇ……ん、おはよーございます白雪さん……。」

あ、起きた。

「んん……ってあぁ!いま何時ですか!?」

「えーと午後八時をすぎたあたりかな。」

「ふみゃぁあああぁ!!!!!!」

うん、そんなに驚くことかな?こっちとしては君のその服装のほうが驚くことなんだけどね。

「えぇと……今、帰ってきたんですか?」

「うん。ごめんね、遅くなって。カナちゃんやら暁留やらいろんな奴らと飲んでたから遅くなった。」

未成年に酒飲ますっていいのかな?ま、あいつ強いし問題ないか。雨欺だし。体への悪影響も特にないし。

「雪白は何してたの?」

「え、あ、仄亞さんたちとお茶してました。」

幸せそうに微笑む彼女。よほど楽しかったんだね。

「ってそうじゃなくて!えぇと……お、おかえりなさいませご主人さま?」

小首をかしげて上目づかいで見上げてくる少女、うん、これは……。

「間違いなく理性が飛ぶ……!」

まずいよ。まずい。これは、まずすぎる。襲いかねない。何この破壊力。

「あ、あの上手く出来てませんか?ご主人さま。」

「いや、もう十分すぎるくらいです。」

可愛すぎるんだけど。襲いたくなるくらいに。無茶苦茶にして壊したい。ってそれはさすがにヤバいか。

「ご飯出来てますよ。一緒に食べましょう?」

「うん、そうだね。」

にしても、一体こんなこと誰が教えたんだろう?雪白が考えたわけじゃないだろうしな……。


暁留の場合。


そうそうに彼女を起こし、わけのわからないご挨拶をされて……まあとにかく聞くことは一つ。

「なにしてんの。あ、襲われたくなったの?」

「違うよ。可愛いでしょ?」

昔からよく無茶をした彼女。この程度では驚けない。

「今日はみんなでお茶したんじゃないの?」

「うん、で、男の落とし方の話になってね?で、こういうシチュエーションを皆様に伝授しました。」

うわぁ。やることがえげつない……雪兄とか大丈夫かなぁ?

「これ、白と黒でそこまでコスプレって感じもしないし、雪白にも似合いそうだから作ってもらってみた。ちなみに可愛いからってタダだった。着心地も最高。」

一体誰が作ったのかな。これ。黒と白のワンピースのようなメイド服。確かに露出も少ないし、お茶をした彼女ら全員に似合いそうではあるけれどね。

「似合う?」

「似合うねぇ。」

ああ、無茶苦茶にして壊したい。しても怒らない気もするし。ていうか誘ったのそっちからだし。問題ない気がする。

「ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・「ご飯。」……最後まで言わせてよぅ。」

言わせるか。ていうかんなこと言われたら大変なのは仄亞だと思うよ?こっちも理性の弦が切れそうなんだから。

「で、今日は楽しかったの?」

「うん、楽しかったよ。」

幸せそうに微笑む彼女。うん、楽しかったんだね。泣いてぼろぼろになって、ただただ僕しか見れないようになった彼女も好きだけど。これはこれでいいと思う。

「そう、よかったね。」

「うん!今日のご飯はグラタンだよ。美味しいと思う。」

「じゃ、いただこうかな。」

「どうぞ、ご主人さま?」

うん、とりあえずご飯の後にお風呂に入って……そのあとは分かってるよね?仄亞?そう思っていると、彼女は微笑んで。

「壊れても愛してね?私だけのご主人さま?」

……完敗。






はい、ばかばかしい話につきあっていただきありがとうございます。R-13で問題ないですよ……ね?ええ、暁留のほうが。問題ありすぎです。


白雪と暁留は似ていますね。でも相手の違いからか途中からだいぶ違ってるような。ちなみに、彼らは一日別行動をしていて、暁留達は奏芽の家で飲み会。メンバーは本編ではまだ出てきていない人々+桐生、暁留、白雪、奏芽。で、仄亞達は雪白の家でお茶会。メンバーは本編ではまだ(以下略)+仄亞、白雪。両方とても楽しいものになったのではないかと。


ああ、ひとつ言い忘れが。皆様、未成年の飲酒は許されることではありません。作中では簡単にやっていますが、未成年の方がいらっしゃいましたらくれぐれも真似をしないようにお願いします。

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