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ドラゴンと不思議な図鑑  作者: 龍果実
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第67話 「休息の時間」

森の中は大分涼しかった。炭鉱の中に居たからか

気温差を強く実感するが、守護龍の羽毛素材が

冷え込みを柔いでくれている。


そして何より道の部分と植物が生えている部分が

、綺麗に分けられていることに違和感を感じるのだ。まるで本物の迷路に入ったような気分になる。


ソライト

「洞窟の内部よりかは明るい雰囲気だけど

 なんでこんなに道が綺麗なんだ?」

レオファング

「たしかに…19階層よりかなり歩きやすいよね」


歩いていると矢印の看板が立っていた。

分かれ道になっており、右側に矢印が指されている。


ソライト

「こっちか。」

一向は矢印の通りに進んでいった。


道中では19階層で見かけた植物の他にも

28階層の植物園で発見した物もあった。

もっとも、それ以外にも発見したものがあるが

驚異的な物まで生えている。


レオファング

「え…これ…(キューティクルキュア)だよね…?」

キューティクルキュアは海藻の一種で一言で

言うなら栄養満点のワカメである。陽の光で

綺麗に反射されている物ほど栄養が高いと噂されている植物だ。だが地上に生えてくる事はない。


ヘレス

「うわ、(メタルサンゴ礁)がなんでこんな

 陸上に生えてるんだかね…?」

メタルサンゴ礁も海中に生えてくる海洋植物の

一種だ。なんと金属で出来ており鉄や銅、銀、

運が良ければ金も採取できる。しかし、元々

海水の中で作っているので保管方法が通常と

異なるのだ。


海水植物混じりの森の道はソライト達にとって

とにかく常識が覆っているような光景だろう。

一部、食材になるものがあったので広い集める

ことにした。


歩くことおよそ30分。

大きな湖が出てきた。


ソライト

「…レオファングよ、水辺に来たら

やることはもうわかるよな…?」

レオファング

「無論だよ。当然…というか

同じ事考えていたんだな。奇遇だが…うん」

2人が顔を見合わせて口を揃える

ソライトとレオファング

「水浴びさせてくれやあああ!!!」

アグナルーネ

「わかったから水着に着替えてきなさいよ!」

キャンプが始まった。


ちなみに洞窟は抜け終わっているので

昼と夜では明るさが違う。しかし、34番ホーム

の空の色は少し夕焼け気味が続いていたが

ここは青い昼の空が広がっていた。


ヘレス

「オラは釣りに行ってくるだよ。」

スズユキ

「ではルーネさんと私で寝床を建てましょう」

アグナルーネ

「はーい!なんか合宿を思い出すわね!」


一方水浴び中のソライト達。

レオファング

「ぷはぁ…あ〜…ここは陽の光が当たるから気温

も高くて快適!水浴び日和だ!」

ソライト

「荷物預けてきちゃったからな〜

図鑑から狩りをするための(もり)とか

持ってくれば良かったな」

レオファング

「そうだね、……ん?ソライト、

向こう側のあの人…ずっとこっちを見てない?」

ソライト

「え…あ、ホントだ。なんだろう…

でもここから呼び込んでも声は届きそうに

ねえよな。」

自分達がいるところから数キロ先の方で

人型の何かがこちらを見つめているように見えたがとりあえず無視しようと遊び始めた。


一方、ヘレスは…

静かな水面に向けて集中力を高めていた。


ヘレス

「………よし!」

リールを巻いていると急激に竿に負担がかかる。

糸を離したり巻いたりを繰り返すと(アオホ)が

釣れた。


アオホは川魚の一種。見た目は鮎だが

色は鰯のように青とシルバーに分かれている。

そして焼くと美味しいが調理の手を加えると

簡単に体の骨がズボッと抜ける。


ヘレス

「これで3匹目だね。それにしても

ここの湖はよく釣れるだべさ」

アオホが2匹、ヤマメが1匹釣れていた。


テント作りも手際良く作業が進む。

ゆったりとした時間が流れていた。

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