第24話 「素敵な友情」
憲兵
「紗由梨!!!いないか!」
食堂は爆発に巻き込まれて半壊しながら燃えている。
呼びかけると奥の方から助けを呼ぶ声がした。
辿っていくと奥の部屋にいた紗由梨が
棚の下敷きになっていた。
憲兵
「紗由梨!今助けるぞ!」
てこの原理で棒を使って棚をどかす。
怪我をした紗由梨を手当てして玄関に向かう途中
ガラガラガラガラガラガラ!!!!!!
天井が落ちてきた。
ソライト
「ブリザー・ヒュドラ!」
氷のヒュドラが燃える家屋に噛みつき
一瞬にして火の手を氷漬けにした。
憲兵 ソライト
「こ、これは…」 「早く出ろ!潰されるぞ!」
言い終わる頃には氷は溶け始めていた。
火の手が上がる方とは逆に逃げ続けて数分。
一向は避難所に辿り着いた。
黒煙舞う夜空の如くその場の空気は重い
心配と不安が入り混じる絶望の時間だ。
憲兵と紗由梨
「あの…ありがとうございました。」
ソライト
「良いって!てか俺らのことどうすんのよ。」
憲兵
「あんな状況の中嫁を助けてくれたんだ。
もう信用しない訳が無い、が…
他の連中にはあんまりツラ出すなよ。」
レオファング
「そのつもりです。私達はそろそろここを出ようかと。」
憲兵
「無事を祈るぜ、探しモン見つかると良いな。」
3人は別れを告げて開いた場所に出た。
火の手が全く上がっていない豪邸付近の
大広間には、人が集まっていない場所ある。
とにかくここだけ何故か誰もいない。
オミストカル
「ウフフ…見てたワ。
人間達の素敵な友情…いつ見ても良いモノね…」
ヘレス
「また現れただな。
何でこう目の前に現れるか知らないけど、
こんな所早く出てやるだべ!」
豪語するも弓は没収されたままだった。
脱出の際に集合場所を決めておいて後で集合とし、
2人はそれぞれの持ち物を回収に向かって行った。
預かり物保管庫に預ける前だったのか、
倉庫と思わしき場所に放り出されていたが
何故かデルタカリバーだけ見つかった。
オミストカル
「このまま切られるのはゴメンです。
用事は無いのでサヨウナラ〜☆」
ソライト
「レオファング!抑えておいてくれ!
"ミカノイカタタ・ルドサカツヲシ・
ハノクヒヲルツ・ヤノンポツユジ"!」
金の塗装が目立つ(イチイバル)が出てきた。
ソライト
「こいつを使え!多分10本まで纏めて打てる!」
ヘレス
「うわわ、本当だ!
これなら一本ぐらいなら当てれそうだ!」
とは言え、その分だけ装填時間の隙が長い。
アクロバティックな動きで回避するのは以前と同様だった。
型を変えた剣舞ですらオミストカルには一才通用しない。
しかしイチイバルの10連撃は
完全に交わし切れていない様だ。
オミストカル
「…私に攻撃を当てられるとはネ。」
オミストカルから余裕の表情が消える。
ソライト
「"クカホテツウ・ヤシツハ・ノリキドチイ"
あんまりイキらない方が身のためだぜ!」
(ネットランチャー)が出てきた。
ソライトは狙いを定める。
2人の攻撃に次第に追い詰められていく。
元々10分過ぎるまで回避をすれば、
あとは逃げるだけで召喚をすれば勝てる。
それは裏を返すとそれ以外の戦術なら
無力ということになる。ソライトはそう捉えた。
ソライト
「レオファング!そろそろやろうや!」
レオファング
「…!ああ、それじゃあ…」
3人
「作戦開始だ!」
閲覧いただきありがとうございます♪
缶ココアを開けた後気をつけるべきは噴き出る汁!
設定集のコーナー
「召喚した武器の始末」
さて、召喚した後の武器はちゃんと元に戻している
ソライトですが、もし置きっぱなしにした場合
どうなるのか。
お答えしますと「一定の距離が離れると戻る、
または図鑑の所有者が戻れと念じると自動で
戻る」です。便利ですね。
そして何よりこのシステムですが、これは
筆者の私が忘れ物が多い性分なので閃いた
ものです。(ビバ私ッ!)では失礼します。




