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私は泉続花。この世界はつくりものだから。
私は泉続花。私はあなたのことをしっている。
先生という人種はなんでこんなにおせっかいやきなのだろう。
私の家にまでやってきた。
「古宮くん。学校にきたまえ。」
どうせ自分の評価しかみてないくせに。
私を学校に行かそうとするんだ。
「みんな寂しがってるよ。」
嘘をつけ。
みんな嘲笑ってるの間違いじゃないか?
「いずみ。学校にきなさい。」
へ?は?なんでこいつ私の名前知ってるの?
「いいからきなさい。話はそれからだ。」
「え?待ってください。なんでそんな話になるんですか」
「いいからきなさい。」
嫌だ。私は行きたくない。
「ちょっとまってください。」
「いいから来るんだ。」
私は髪を引っ張られた。
「くるんだ。」
「いや。」
いきなりキスされた。
なんで?
「きなさい。でないと退学処分にする。」
こんな理不尽あってたまるものか。
「行きません。私絶対学校には行きません。」
「いずみ!」
「なんでおまえが俺のなまえ知ってんだよ」
私は教師を思いっきり押し飛ばした。
近くにあった金属バットで教師を殴った。
教師は死んだ。
「なんだ夢か」
私は布団から飛び起きた。
夢でよかった。
この世界は幻想だ。