2/4
✴︎近未来
「おい!君、大丈夫?」
意識が朦朧とする中声をかけられた。
「ん、、、」
「お!気が付いたか?頭打ってたら心配だからちゃんと医者にかかれよ!」
、、、晴天。
ん?
あれ、私確か深夜0時を過ぎた時間だったけど
え?今何時?!
慌ててガバッと起き上がるとそこは見たことのない近未来だった。
「え?SF?」
余りにも違いすぎる、、、。
いた場所からは想像もつかないような場所。
人間?なのかロボットなのかもわからないような者たちが歩いており、車は空を飛んでいる。
建っているビルは全てガラス張りになっていて
そこはあまりにも日本じゃなかった。
「ってか、傷さえないんだけど。」
思わずボソッと呟いた。
元々の私は死んだのでは?!
でも建物に映る私は、わたしでしかなくて。
どういうこと?