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元中二病患者が異世界の救世主に選ばれました  作者: 終夜 闇
第2章〜最高の未来へ〜
9/13

第8話〜俺の運命〜

またこの感覚か。頭が痛くて痒い。でもあいつらを死なせないって事に比べたらそこまで痛く無いかもしれない。


意識が覚醒する


「ぐッ…………」

「ん?どうしたキョウマ」


ここは?

あー。始まりの森だ、ここから『常闇のダンジョン』に行くんだな

やっぱ言うしかないか


「よし!みんな聞いてくれ!」

「「「ん?」」」

「俺は2時間前、いや1時間前からもタイムリープしてきた!そこではお前らは死ぬ、タナトス軍のエレボスとか言う奴に襲われてな!」

「なにバカな事言ってんの?」

「どうゆう………事ですか?」

「………デスね………」


何!?何故誰も聞いてくれない。前の世界では確実に信じてくれたのに。


「信じて………くれないのか?」

「ん…………………知らん、まぁどっちにしろ洞窟に向かう事には変わらないわ」

「まてッッ!!やめろこれ以上死なないでくれ!もう………死を見るのは嫌なんだ……」

「………もしかして泣いてる?マジで、本当なの?」

「ほんとだ………真面目に俺はタイムリープしてきた。」

「………んー。信じてあげる。から状況を説明して、他の人は?」

「「オケ」」


と言うわけで俺は今まであった事を全て話した。タイムリープの事、エルメスの事、そして

みんなが死んだこと

それを全て告げた


「……信じられないけどまぁほんとだろうね」

「証拠ならあるはずだ」


とステータスを見た


佐藤狂真 Lv.8 冒険者

HP.141 MP.0

攻撃力.73 防御力.78 素早さ.82 運.92

魔法攻撃力.90 魔法防御力.73 魔法適正値.263


『通常スキル』

攻撃魔法スキル.0 剣スキル.1 爆裂魔法.0

『裏スキル』

魔法想像スキル.3 魔法生成スキル.1

『技』

スラッシュ

魔法想像レベル1.5

魔法生成速度レベル1

魔法想像レベル0.5


「………何!?何故だ!タイムリープが無い…」

「ん……あのさ、タイムリープっていつ手に入れたの?」

「あっ!!」


そうだ俺がタイムリープを手に入れたのは1時間後じゃないか!あっ!だからさっき信じてくれなかったのか………。


「……そうだ、タイムリープを手に入れたのは1時間前だった…」

「やっぱりね……」

「なぁ、どうすれば良いと思う?」


俺はみんなを救いたい。そのためにはタイムリープは必要だ…………って俺なんだかんだで次って思ってるな。なさけない


「まず…………帰ろ?」


その一言が何よりの救いだった




ーーーーーーーーーーーーーー




それから俺はベットにずっと横になっていた。

もう何時間経っただろうか

しばらくするとみんなと話し合った

次の日の朝、蒼華と麗は街を見てくると言っていた。

俺らはずっと部屋にこもっていた

できればこんな時間がずっと続いて入ればいいのになと思った。そゆな夢は儚く散った


『緊急!緊急!冒険者一同は外に集まって下さ』


ん?なんかあったのか……

すると俺の部屋の扉が叩かれた。


「キョウマ!行くわよ!」

「……分かった…」


俺の異世界転生はこんなはずじゃ無かったのに



ーーーーーーーーーーーーーー

4月11日9時27分



外に出ると闇に包まれていた。しかし一つだけ光っているものがあった

それはもう二度と見たく無い顔がだった


「ふはははは!良しあと少しだ」


そう、エルメスだ。俺は言った


「あいつがエルメスだ」

「えッ!あいつが!?エルメスだって?」

「ん?なんか読んだか?私がエルメスだか」

「きャッ!」


いきなり現れたのはエルメスだった。


「お前、何故ここにいる………」

「ん?我を知っているのか、何故かは知らんが俺は準備が整ったから来ただけだが?」


あそこにいたのは準備を整えるためだったのか。しかし何故だ?ここを、お襲いに来たのは?


「お前…何が目的だ」

「それは言えないな」


そういえばなんか忘れてる様な、タイムリープはもう作ったし、ポイントないけど。

って!蒼華と麗!今日の朝に出てからどうしたんだ?まさか…


「お前蒼華と麗とか知ってるか………」

「殺した人の中にいたような気がするぞ」

「「え」」


なんでこうゆう時だけ予想が当たるんだよ!フザケンナよ!


「おや?絶望に満ち溢れてますね」


するとイシスが耳打ちしてきた


「……キョウマ、私のあまりポイント全て渡すから」

「え?」


【キョウマはスキルポイント5を手に入れた】


「お、おい!」

「じゃあね、キョウマ頑張ってね」

「俺を無視して話すとはいい度胸じゃねーか!」


エルメスは何やら怒り狂ったような感じでイシスを消滅させた。

またかまたかまたかまたかまたかまたかまたかまたか!


【1時間前にタイムリープ】を覚えました


またイシスたちが死んだ!ふざけるな!何がまただよ!クソッ!


「おやおやさらに絶望に満ち溢れてますね。その憎悪私の元気の源ですね」

「ふざけるな」

「はい?」

「ふざけるなって言ってんだよ!」

「だまれ」

「ッ!」


俺は喋れなくなった


「もうあなたには用が無いですね。それでは死んで下さい」


嫌だ、そう思い俺はとっさにタイムリープを行なった。もう3度目だ

俺の運命はこうすると決まっているのかな




4月11日9時36分→4月11日8時36分




俺は再び過去へ行った

読んでいただき有難うございます!

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