表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元中二病患者が異世界の救世主に選ばれました  作者: 終夜 闇
第2章〜最高の未来へ〜
7/13

第6話〜タイムリープ〜

今回は今までより長く、ちょっとだけ展開があります

「……と言うわけで、ネイト集めのためにちょっと遠くのダンジョンに行きたいと思います!」

「おい……リーダーは俺なんだが……」

「クズは黙ってて、さてこの意見に賛成の人は?」

「……いい……。」

「いいと思います!」

「…………」

「よし!全員の意見が一致したので行きたいと思います!」


なんか俺の意見聞かれてないような気が……






ーーーーーーーーーーーーーーーー

4月10日9時55分



クエスト内容はこうだ

最近『常闇のダンジョン』でとても強いモンスターが出てきたと言う情報が入ったので行って欲しい。行って、何か分かった場合には10万ネイト。

倒してくれたときには100万ネイトを差し上げる

との事だ、なぁに俺が入れば楽勝だぜ。


「ついたわ」

そこにあったのはとても暗いダンジョンだった


『常闇のダンジョン』


常闇って名前がついてるくらいだからとても暗かった


「……………ガクガクブルブル………」

「あわわわわわわわわわわ」

「はぁ、もうみんなビビりすぎ!早く行くよ!」

「お、俺はビビってなんか、いない、から〜な」

「ビビりまくってるじゃんッ!」


そんなこんなで俺らは進んだ

するとイシスが


「フラッシュッ!」


なんか前にも見たことがあるぞこれ、…………ん?なんか奥の方から足音が、うん( ^ω^ )近づいてきてるよ?なんでかな?


「なんか光に向かってきますよ!」

「え?私のせい?そうなの?なんかこの前もこんな事があったような……」

「……………あぁぁ、怖いデス………」

「おい!イシス何やってんだよ!」

「知らないわよ!暗かったから灯つけただけでしょ!」

「ああもうッ!魔法想像……発動ッ!!」


俺はまたあの過ちを、ええいもういいやってしまえ!


「ターンアンデットッッ!!」

「「「ぐわぁぁぁぁぁぁぁッッ……」」」


はぁ、なんとか倒せた……………あれ?俺倒れないぞ、なんかあったのか?


「……ん?なんで立ってるのキョウマ。」

「いやしらね」


なんかステータスが変わったのか?


佐藤狂真 Lv.12 冒険者

HP.160 MP.12

攻撃力.82 防御力.83 素早さ.90 運.103

魔法攻撃力.92 魔法防御力.42 魔法適正値.342


レベルがだいぶ上がったな

ん?MPが残ってる………………

まじか、俺倒れなくて済む様になったんだな

よっしゃ!


「キョウマどうしたの?」

「MPが残ってるぞッ!!」

「………キョウマ今回復させてあげる……」

「いや待て!試したい事がある」


魔法生成スキルはMPを全て消費する。って事は12でも作れるのでは無いか説がある。

よしやってみよう!

攻撃魔法スキルを消して………そうだ!タイムトラベル


『攻撃魔法スキル』が削除されました

【過去へタイムリープスキル】を覚えました


……………まじかよ。ほんとに覚えちゃった。


「……よし……回復……し……てくれ」

「分かりました………“天使のヒール”…」


よしMPが回復したかあとは、あまりポイントが5もあるからタイムスリップに全振りだな


【1時間前へタイムリープ】を覚えました。


「なぁなぁイシス」

「ん?」

「俺さぁ、タイムリープできるようになったんだけど」

「はぁッ!???!?」

「これってまずいかな?」

「いや不味いも何もよく思いついたね。けど使うのはほどほどにしといたら」

「そうだな危険な時にしか使わないよ」


俺はタイムトラベラーになれたのか?まぁいいや


「そうだ!クエスト早くやらないと!」

「そうですね」

「…………そうだな……」

「よしみんな!行くぞ〜〜!」

「「「…………」」」


なんだよ、皆んな元気ないなぁ〜




4月10日 10時27分

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー






奥に行っても何も無かった。


「もう1時間も探してるのにちょっと敵が出るくらいだよな。」

「そうですね」

「………デス……………」

「まぁ、いいでしょ!」


と呑気に歩いていると




「おやおや、こんな所にどんな御用でいらっしゃったので?」




後ろを振り向くと明らかに黒いオーラを放っている人?がいた


「お前は……誰だ……?」

「人に名を聞く時は自分から名乗り出ないと」

「俺は……【輪廻転生】リーダー、佐藤狂真だ…」


こいつはやばい。マジでやばい


「ふっ!じゃあ我も自己紹介を………。我は暗黒を司り神タナトスに使えるものエレボスだッ!…………キラーん」


何!?タナトスだと……!あの7人のうちの一人か……。


「お前………もしかして、『フォービトゥーンフルーツ』持ってるか……」

「キラーんにはツッコミなしか………。ああそれならポケットに入ってるぞ」


ツッコミどころじゃねぇよ。ってポケットかよ!


「ツッコミしてくれないとかちょっとムカついたな。よしお前以外何も喋らんから殺るね!」

「ちょっ!!!」


それから腕を一振りしただけで全員の意識が無くなった…………俺を除いて

はは、こりゃやばい目の前で人が死んでるよ

「はは……」

「クックック……弱すぎだろ〜。なぁ?」


ヤバい、なんで俺だけ生き残ってるの?やる事は何かあるか?何もな…………

いやあったな。


「なぁ」

「ん?なんだ、絶望に満ち溢れてるか?」

「じゃあな」


俺はそう言ってタイムリープを起動した


俺の意識は一時的に無くなった。

最後に誰かが何か言ってたような気がした。


4月10日11時36分→4月10日10時36分

読んでいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ