第11話〜戦いの真実〜
最近思う、このタイトルでいいのかと
「じゃあ、エレボス討伐に行くぞ!」
「「「お〜」」」
こうして俺の戦いはついに終わりを告げそうだった。
4月11日6時1分
ーーーーーーーーーーーーーーー
「うん!どこにいるのかな?エレボス」
「「「知らねぇのかよ!」」」
探し続けて30分。俺たちは重大な問題にたどり着いていた。それは………
エレボスってどこにいるの?
なんとも間抜けなミスをしてしまったのか。そもそもあいつは洞窟にいるのか街にいるのかさっぱりだった。
「その……エレボスはいつ街に攻めてきたの?」
「えと…今日の9時半前くらい……だったかな?」
「じゃああと3時間くらいあるじゃない!」
「すいません」
俺は怒られてしまった。はぁ、そんなにまたなきゃ行けないのかよ。それは誤算だった。するといきなりアナスタシアが。
「ん………あいつの居場所特定できたさ」
「「「「は?」」」」
全員疑問だった。いきなりなんか見つけたとか言ってくるから、しかもドヤ顔で。
「おりゃ、腐っても神さ。あいつの出してるオーラくらい分かるさそんでもって居場所は……あっ!この街の中さ」
「「「え?」」」
「よし!この中ならすぐ行けるじゃないか!行くぞ!」
「ちょ、ちょっと!」
「ま、まってください」
「………ハァハァ……」
「ただ街の中の何処かにいるって事しか分からないさ、オーラが強すぎて。ただあいつらが街の中にいるってことは端っこの方にいるはずさ、だから端から探した方がいいさ」
「オケ!顔なら覚えてる」
というわけでなんかアナスタシアのおかげでだいたいの居場所が特定できた。相変わらず訳のわからない奴だなアナスタシアは
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
街の端っこの洞穴の中
『エレボスたち』
「よし!野郎ども、タナトス様からの命令だ。運命の闇神様から言われたそうだ、この街には時間を遡った跡があるらしい。そいつを見つけてタナトス様の所もってこいとの事だ、情報は近くにアナスタシアがいるらしい。それなら簡単だ!お前らアナスタシアなら知ってるだろ?俺らに何度も負けてる奴らだ。だが油断はしないように、決行は9時!俺らは街の端っこから攻めていく!良し皆んな絶対勝つぞぉぉぉぉぉ!!」
「「「「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」」」」
実際、アナスタシアは形を良く変えてるから分からないが恐らくオーラでわかるはずだよな、分かって欲しい。俺はあいつに恨みがあるしな。そんなことより時を超える奴か、そりゃ手強い奴なんだろな。
こうしてエレボス達は攻める準備を整えた。まさかすでに自分たちの場所が大体把握されてるとは気づいていなかった
ーーーーーーーーーーーーーー
街の端っこ
『キョウマ達』
「今聞こえたよな」
全員が頷いた。なんか洞穴の中から『おぉぉぉぉぉ!』とか聞こえてくるんだもん。分かるに決まってんじゃん!アホなのあいつら、まぁ居場所が分かっただけいいだろ。
「じゃ、作戦通り……よし、麗やれ!」
「………了解…………中二病スキル!」
全身が光に満ち溢れた
「魔法禁止!!』
麗は倒れかけたがすぐに自分で回復した
「これで相手は魔法が使えなくなったのか?」
「多分……相手は魔法を使えない様に中二病っぽく想像したから………」
中二病っぽく想像とはなんなのやら。ただこれは大きいぞ。相手は魔法が使えないとこっちはやりやすい。すると洞穴から。
「なんだ今のは!」「侵入者侵入者!」侵入してるのお前らだろ!
「なんだあいつら?」「何者だ?」「€♪#<÷〒\¥$#」いや何言ってんの?
「よし!全員やれッ!」
「やばい!キョウマこいつら多すぎる………くそ!神の光!」
「回復」
「二連斬!」
「復活の光」
俺たちは順調に倒していった俺を除いて。俺はただ麗に近づいてくる敵を斬っているだけだ。どれも弱い。イシスは光でアンデットを灰にしているし麗は蒼華の回復をしていて蒼華ぶった斬っている。みんなすごいなぁ〜。
なんて思っているとほとんどの敵がいなくなっていた。
「あと数十匹くらいだよ!がんばろ!」
「わかりました!」
「……デス……」
「オケさ」
「あと少しだ!」
良し!あと少しで雑魚は
その思考は次に起きた物でかき消された。洞穴からとてつもない闇がでてきた。
「お前ら何者だ?よくも俺らの部下たちを殺してるな?」
遂にでてきた。エレボス
あの憎くてたまらない、今すぐにでも殺したいヤツがでてきた。
「あれ?アナスタシアか?」
「エレボス……久しぶりだな……」
次の言葉に俺は絶句した
「と言うことは………お前らの中の誰かがタイムリーパーだな?」
何故それを!?俺のタイムリープは誰にも知られていないはず。その情報を何処で!なんて聞かなかった。まさに俺がタイムリーパーだと言ってるようなものだからな
「やはり知っていたさ、ベルダンディか?」
「さぁな、俺はただタナトス様の命令を承っただけだな」
「そうかい、じゃあ始めるか」
「そうだな」
「「復讐を!」」
こうして、アナスタシア達は戦い始めた
読んでいただきありがとうございます!
次巻で恐らく『最高の未来へ』は終わると思います!