プロローグ〜佐藤狂真の異世界転生〜
思いついた事をただ書いただけです。
改稿検討中
「 クックックッ! 我は漆黒の魔術師ッ!!」
「おい!やめろ!俺の腕には漆黒の龍が眠っている……。」
これは中学入学して間もないころ俺だうん。この発言により俺は中学生活ずっとぼっち……。中二病だ。
俺は3年間も中二病だった。
あの頃の俺、佐藤狂真(中二病)は自分には最強の力があり世界には俺と同じように戦士がいると信じていた。まぁ、アホみたいだけど。
今でもそこそこ思っている。中二病が恋しい〜。
おっと、ここまでは俺の黒歴史だ。
何故俺がこんな話をしているか。
それは
今いる場所が明らかに現実世界じゃないからだ。目の前には精霊?なのかな、あと周りは真っ暗。怖いので目はほぼ開けてない。明らかにおかしい!
まてまてなんでこんなことに?思い出せ。思い出せ。思い出せ ……………。
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「クックック……我は遂にあの姿を封印し……この仮の姿を使って生きて行くのだ……ふぁぁはっはっはぁ。だめだだめだ!」
「お〜い狂真ふざけてないで〜遅刻するよぉ」
これは俺に中二病の名前を付けてくれた憎むべき?人。その名をお母さんという。正直中二病とは思えないけど。
「やべ!遅刻遅刻!」
俺は急ぎ足で部屋を出て階段を降りそのまま走り去るようにでた
「行ってきまーす」
今日から高校生活だ!中学生活はひどかったがあんな事はもうしない!JKに会えるのか?すげぇぇ!
青春を遊びつくすぞ!さすがに初日から遅刻はやべぇ。急げ急げ急げ…………ん?あれ?信号が赤?
気付いた時には隣には車が
キィィッッ!!!!
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あっ、俺死んだのか
あれ?死んだのに生きてるって事は……
ここはどこだ?
4月7日
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もう目を開けるしかないと思います
俺は決死の思いで目を開けた
「………おっ。起きたか、佐藤狂真。」
そこにいたのは、やはり精霊………え?
とりあえず想像してみよう。まず丸い球体に目と口がある。そして横から手がでている。そして後ろにはもろそうな羽がついている。想像できただろうか?それが目の前にいる謎の精霊(仮)である
「お前は誰だ?」
「んー?俺の事か?俺は死神のアナスタシア、『復活』の死神だ。要点だけ話そう。お前は死んだんだ、そんでお前には魔法適正値が高い、だから我らの世界、神人類世界の救世主になってもらいたい。」
ん?急展開過ぎじゃね?まぁいいか。まずこいつは死神?なんだよな。それで俺に助けを求めているのか?色々ツッコミたいがまぁ落ち着け俺。
「確認だがお前は死神なんだな。」
アナスタシアは頷いた。
「俺は魔法適正値が高いから助けを求めている。ってわけでいいのか?」
「そうだ。我らが主『アナト』の軍勢は相手側の『タナトス』軍に敗れ我らの7つの秘宝 『フォービトゥーン・フルーツ』が取られた。それが無いと我々の大事な物なのさ。今、七つの秘宝を取り返そうとしている、そこで魔法適正値が高い奴を1から育て『タナトス』を倒そうとした時に、お前が死んだところを俺が見つけた。ってわけさ」
「なるほど、魔法適正値が高い俺が死んだから生き返らせてくれたってわけか。とりあえず質問を何個か。まず何故お前らがやらない?」
少し戸惑ってから話してくれた
「俺らは7つ司ってる神?がいるさ。でも今は5人しかいないさ。しかもその秘宝はちょっとした俺たちの能力源なのさ」
「と言うことはお前らには今敵と戦える力が無いって事か?」
無言で頷いていた。じゃあ俺がやるしかねぇな!俺異世界超楽しみだなぁ
「んで、俺は何をすればいいんだ?」
「簡単な話だ、タナトス軍勢は俺らとおなじように人数はタナトスも含めて7人、『暗黒』『月』『夜』『冥府』『運命』『眠り』そして『死』タナトスだ。そいつらが持ってる秘宝を取ればokさ」
7人とか少なくね?あとところどころおかしいような。まぁいいや。
「なるほど、ただ一つ問題があるぞ!」
なんだ?とアナスタシアは言った
「この世界の事を俺は何も知らないことだぁ!だからかわいいパーティメンバーをつけろ!そしたら行ってやる!」
ふっ!言ってやったぜ!可愛いは正義!
「この世界の事は心配ない、俺がついて行くんだからな!あと可愛いパーティメンバーだと?知らん。そんなもんはいない……(笑)」
何!?死神(仮)がついてくるだと…
「可愛いパーティメンバーがいないなら俺はいか」
「あぁぁ分かりました一人だけですよ!一人だけですからね!」
「まじかッッ!ほんとだな!言ったからな!だったらやってやるよ!」
「ただし、こっちからも条件が、修行をしっかり積んで真面目にタナトス軍を倒そうとする事いいな」
「全然おけだ!頑張るぞ!俺!」
異世界生活が始まる!
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