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選ばれし者達
アランには不思議な能力があるとは言ったが実は普通の人間でした。
良かった良かった。アランには普通が一番大切だよと神様は思った。
アランは言った「よくねぇーよ」その叫びはむなしくもある男に聞こえていた。その男の名はフランケンシュタイン・田中であった。
田中は言った。いや呟いた「そんなに能力が欲しいならやるで」と!
神は田中の悪意の存在に気付いてしまった。「い、いかんっ」アランはびっくりして聞いた。「どこに行かないの?」神様は相手にしなかった。アランは真面目に言ったので訳が分からず半泣きになっていた。