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僕と剣とダンジョンと  作者: マレーティア
第2章 雪の隠れ家 ドラゴンの住処。
9/13

ログハウスって雪山にあるイメージがするけど絶対そのなかでお茶飲んだら美味しいですよね。

「うーん・・・うん?」

酷く体がだるい。目も開けたくない。

あぁ、なんというか。

連休明け初日の仕事帰りの中の電車の様な疲れ。

とりあえず寝返りだ。寝返りって体を起こそう。

せーの、ゴロッ・・・ドスン!

「ぐえっ」

どうやらここのベットは狭いようだ。

ん?ベット?

まだだるい感じの残る体をゆっくり起こし、辺りを見渡す。

んー、これはこれは。

典型的なログハウス。

温かみのある素晴らしい家だ。

私、好きです。こんな家。


ガチャッっと音がして近くのドアが開く。

「お、起きたかー。おはよう!」

「んぉ?おじゃましてまふ」

いかん。ろれつが回らない。

「あらあら。とりあえずお茶でも飲んでゆっくりしなよー。」

見た感じ人間の女の子、人間で言うと18位か?

だが人間じゃない。角が生えている。

服は・・・よくわからないがチャイナ服っぽい?

・・・コスプレ?

「キミ、どこから来たのかなー?」

んな事言われても知らんがな。

「えーっと・・・私はー、えー、」

困ってる時って良く【えー】が出るよね、

今がそう。

「あー、ごめんねー。 とりあえずどうぞー。」

差し出された茶色く透き通る飲み物。

うーろんてぃー、烏龍茶。

「いただいまふ」

ろれつが回らん。

しかしまぁ、色々な事があるもんだ。

目の前には角が生えた女の子。

今飲んでいるのはお茶。恐らくうーろんてぃー。

あたりを見渡せば私の荷物は・・・あぁ、途中で捨てたんだっけ。

これからどうしようかなぁ。

なんて考えてるうちにお茶を飲み干してしまった。

「喉乾いてたみたいだねー。おかわりいるー?」

「あ、大丈夫です!」

よし、かちゅぜちy・・・滑舌はマシになった。

さて、本当にどうしようかなぁ・・・




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

うーろんてぃー。美味しいですよね。


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