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僕と剣とダンジョンと  作者: マレーティア
初めての異世界転移(たぶんこれっきり)
2/13

第1次ゼリー戦争

ゼリーの体当たり!

そんな感じのテロップは昔のゲームでよく見た。

・・・いや、いまはゲームじゃない。

下手したらゼリーと戦って死ぬ。死んでまう。

やべぇ・・・やべえぞコレ。

心臓バクバクすっぞ・・・!?

ゼリーは幼女目掛けて飛んでくる。

「ちょっと青色の僕、待っt・・・」

ベチャッ・・・。はい、ぶつかりました。

初めてのモンスター(?)退治はゼリーの自爆。

「正直・・・嬉しくないかなぁ?」

落ち着いたかな、と自分の心に聞いてみる。

あ、落ち着いて来たみたい。

心臓バクバク鳴ってない。よかった。うん。

「はぁ・・・お腹空いた。」

人間、安心するとお腹が空くのです。

転移・・・?転生?どっちなんやろか?

まぁ、中身が人間な以上、きっと人間なんやで。

しかし周りにあるのはゼリーの欠片・・・

「ジュルリ」

だって美味しそうな色してるんだもん。

いいよね、まだ子供だし。

中身はオッサンだけど。

「この青色のゼリー、意外と美味しいな。」

例えるならばラムネ味で、

しかもなんかシュワシュワ。

ん?酸性なだけかな。でも食えたしいいや。

「しかしアレだ。この先あんなのが出るなら・・・」

武器は持っておいた方がいい。

しかしこの体だ。

重いものはきっと持てないだろう。

お、こんな所に木の板が落ちてるじゃないか。

「しばらくはこの木の板を使わせてもらおう。」

とりあえず剣の形に加工しなきゃ。

楽しい楽しい木工作業。

図画工作の時間ですよぉ。

「まず用意するのはこちら。木の板ですね。」

必須品。これがなきゃ木刀つくれない。

「そしてこちら、その辺の手頃な石。」

これでガツガツ削っていきます。

「そしてなぜか着ていたこの布の服を少しちぎりまして・・・」

ビリッ!っと。思いっきり切りましょう。

主人公 の 魅力 が 1 上がった

「木刀の完成です!!」

あぁ、僕。今までで最高の笑顔だと思う!

早速そこらの敵で試し斬りだ!



ベチャッ・・・

やはりゼリーに剣を振っても飛んできたら意味無いよね。

『オラの木材、どこいっただ?』



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

その日投稿、かいてて楽しい。

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