プロローグ パーティの紹介から始めましょう
異世界ものは、初の試みです。
一応中盤くらいから主人公の勇者補正がでてくるかもしれません。
本当、読んでくださるだけで感謝感激雨あられでございます。
プロローグ
「え?何?あたしの自己紹介?そういうのちょっと好きじゃないのよね」
*エルフ娘キター
*長い耳をかじりたいw
*露出高い服装だな
*もっとローアングルで頼む
*スリーサイズ教えてもらえ
注釈)*に続く文字はネコ生放送のコメントです
「あたしはルチア。ハイエルフよ。年齢は聞かないほうがいいわ。え?スリーサイズ?なにそれ?わからないわ。まあ、どうせアキナリのことだからいやらしいことなんでしょうけど」
この方はルチアさんといって、俺のこの世界で初めて出会った相棒である。
剣技と魔法に長けた魔法剣士といった感じ。
割かし姉御肌で、気さくな女性。
ただ、ガードが固く、超短いスカートの中をなかなか見させてはくれない。
「え、あ、はい。次は私の自己紹介ですか?ってなんでアキナリさんそんなに低い位置で構えているんですか?」
*SJキタ
*うん SJだ
*SJは国の宝
*スカートに顔つっこめ
*筆下ろししてもらえ
「え、あ、はい。私はイレールと申します!今年で18歳になります!聖十字教団から勇者様をお守りするようにと派遣されてまいりました!まだ神官見習いの身でありますが、誠心誠意頑張りたいと思ってます!」
彼女はイレールといって、神官だ。
確実に処女。
基本回復魔法や浄化魔法を使う後方支援だが、フレイルを使いこなす。
趣味は料理なのだが、味は微妙。
俺が作ったほうが旨い気がするが、それは本人には伝えてない。
生真面目な性格だが、どこかあっけらかんとしたところもある。
「むう?その魔法の鏡の向こうにそちのような下賤な輩がおるのか。よいじゃろう。期待に応えてやるぞ」
*ロリっ子キター
*ただし合法ロリ
*この子に罵られたい はぁはぁ
*なんだかんだで一番キャラたってるよな
*笑顔がかわいいんだよね この子
「わらわはメルフェディールなるぞ。かつて魔界と地上を震撼させた魔王である。今は故あってアキナリと行動を共にしておる。うむ、苦しゅうないぞ」
この子は通称メルちゃん。
魔王らしい。
年齢不詳。
魔法の使い手である。
慇懃無礼な口調で偉そうに振る舞うけど、弱みを突かれると、すぐ泣く。
本人は幼女になってしまったことをあまり気にしてないようで、日々傍若無人な言動をとっている。
「次は僕かな。どうしようかな。あまり僕こういうの慣れてないから」
*僕っ子かよwww
*やっぱり服装では高貴なたたずまいは隠せないね
*俺的にはこの子が一番かな
*髪がスベスベしてそう
*いい香りしてそうだな
「僕はリーナ。年は17歳だよ。わけあって今はアキナリと一緒に旅をしているんだ。え、なんで自分のことを僕って言うかって?特に意味はないんだけど、アキナリたち庶民と対等な関係を築くためにはこの口調のほうがいいとおもったんだよ」
そしてリーナ。
お姫様だ。
剣の腕は結構凄い。
わけあって今このお姫様と行動を共にしている。
本人は身分の違いを乗り越えたいという気持ちが強いけど、こっちとしてはやっぱり失礼のないように対応せざるを得ない。
まあ、性格は非常に良い子ですよ。
色々気が付くしね。
以上が今この異世界で俺と行動を共にしているパーティのメンバーだ。
まあ、このメンバーになるまで色々ありましたよ。
右も左もわからない異世界で結構手探りで生きてきましたよ。
んでもって大事に巻き込まれて今に至るって感じです。
そして俺。
まあ、俺のことは、そのうちわかると思うよ。