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クラスメイトとデスゲーム  作者: 奏 秀太
15/21

校内暴力

なかなか投稿出来なくてすみませんm(__)m

できるだけ3日に1話は投稿出来る様に努力します(`_´)ゞ

幹彦は高原より自分の学校を眺めていた。その傍らには心美がいる。なぜ、高原にいるのか?それは簡単な理由でただの散歩だ。ここ最近の戦闘で半径30キロ圏内は幹彦達の領地になり、安全になったので5キロ圏内限定で外出の許可を出したのだ。もちろん、モンスターがいる以上、絶対的な安全はあり得ないがすぐに襲撃されることも少ない。それに迎撃システムも多少ながら整いつつある。10キロ圏内の建物の屋上各地に全自動の30ミリ砲を10台設置、120ミリ砲を2台設置してある。対モンスター、対人どちらもいける装備だ。

幹彦は先日のショッピングでかっぱらってきた洋服をきている。外見で見る限り、ダウンコートに黒のパンツを履いている。全身真っ黒だが、首元に巻かれているマフラーは明るい赤だ。一方心美は白のワイシャツに薄い赤のカーディガンを羽織り、下は膝丈のスカートとタイツを履いている。幹彦は「寒くないのか?」と聞いたが心美は「見た目が大切」だそうだ。

高原で街を見渡していると心美が話し始めた。


「ねぇ、幹彦君。あたし達さ、元の世界に戻れるかな?」


「そうだな…わからない。だが、今いる世界と元の世界、大差は無いんじゃないのか?」


「それもそうだね」


「あぁ、でもこの世界で軍人の心美に会えてよかったよ」


幹彦はまっすぐ前を向きながら言った。


「それってどうゆう事?」


「元の世界にいても心美の事を恋愛対象として観れていなかったからな。」


「今はどうなの?」


「聞きたいか?」


心美は少し顔が赤い


「えっと……また今度でいいや、楽しみはとっておかないとね」


幹彦は少し驚いたがお得意のポーカーフェイスでこう続ける


「そうか、そろそろ日がくれるし帰るか」


「そうだね、帰ろっか」




幹彦と心美が学校に着き、校庭を真っ直ぐ進み体育館の横を通ろうとした時、悲鳴が聞こえてきた。


「や、やめてください!離してください!」


何事かと思い、悲鳴の方に目を向けるとそこには1人の女子生徒を取り囲むように男子生徒が3人いた。3人で女子生徒を拘束し、体育館脇の倉庫に連れて行こうとしている真っ最中だ。この後、女子生徒が強姦される事はほぼ間違いないだろう。意識の中で確認した幹彦は全速力走り、男子生徒目掛けて飛び膝蹴りを繰り出す。力なく倒れる男子生徒を一人の男子生徒が身を案じ、もう一人が幹彦を見る。


「な、丸山幹彦!なんでこんな所に⁉︎」


「俺も有名になったもんだな」


どうでも良い事をボソッと口にする幹彦。それをかき消すように女子生徒が助けを求める。


「ま、丸山さん!助けてください!」



「あぁ、もう大丈夫だよ。」


飛び込んできた女子生徒を優しく受け止める幹彦。ついでに頭を撫でている。後ろからは殺気の混じった視線が飛んで来ている。早急に自体を収集しなければ、今度は弾丸が飛んでくることを確信した幹彦は女子生徒から手を離し、男子生徒に目を向ける。


「お前ら、何をしていた?いや、聞かなくてもいいか…一応投降の勧告はしておく。大人しくうつ伏せになれ。」



幹彦に向かっていた男がコンバットナイフを取り出す。もう一人の男はハンドガンを取り出し幹彦に向けている。


「丸山〜、お前でも武器がなきゃ戦えないだろ?あの黒いスーツだよりか?あ?」



「武器やスーツが無くてもお前ら程度なら殺せるぞ?」


少し挑発して攻めてくるのを待つ。


「それに、確かあんた、3年生の三井先輩ですよね?2ヶ月前に一年生に喧嘩売ってボコられた三井先輩ですよね?しかも3対1で負けたらしいじゃないですか?後ろの奴が高橋先輩、伸びてるのが小倉先輩でしたって?今度は2年生にやられたって噂になりますよ?」


幹彦は半笑いで、いや、にやけながら言った。ちなみにボコったのは一年生は現在、戦闘員として戦ってもらっている。



「調子に乗るなぁぁ!くそがぁぁぁ!」


ナイフを振り上げ走ってくる。隙だらけの攻撃、幹彦は振り下ろされるナイフを左手で受け止め、余った右手で肘打ちを叩き込む。ゴキっとゆう生々しい音が響き、三井の鼻と歯が5本折れた。そのまま倒れた三井のナイフを奪い取り、おまけに三井の腹部を踏みつける。残り一匹、高橋にナイフを向ける。


「どします?高橋先輩。投稿するなら今のうちですよ?」


「い、今更そんな事するわけねぇーだろ!」


「言っておきますけど、俺は弾丸を切れますし、よけれますからね?」


「バカが、今、弾丸を切っても避けても後ろの女どもに当たるぞ?いいのか?千葉心美はお前の女だろ?」



突拍子もないことを言われ幹彦は驚き心美は照れている。


「はぁ、付き合っているわけじゃないんだがな…」



「まぁ、いいや、とりあえず死ね」


高橋は引き金を引く。幹彦は左手に持ち、高橋に向けていたナイフを下ろし右手を弾丸に向ける。そして、包み込むように弾丸をキャッチする。


「な、そんなバカな…」


「武器の不当所持、同校生徒に対しての暴力行為、及び強姦未遂により排除します」


そう告げるの幹彦は発砲間近の銃口にナイフをなげ、突き刺した。塞がれた銃口は弾丸を排出することが出来なくなり、暴発した。高橋は力なく崩れ落ちた。



「幹彦君大丈夫?」


「大丈夫だ、それよりこいつらを運ばなきゃな。」


「それと雫さんに報告ね」


「あぁ、そうだな。心美は戦闘員を呼んでくれるか?俺は雫さんに連絡するから」


「了解」


幹彦と心美は各々、無線を使い戦闘部隊と雫に連絡をとった。その十分後男子生徒3人運ばれ、拘束された事は言うまでもない。
















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