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ミスターコリー誕生秘話  作者: ミスターコリー
サイドストーリー
8/20

第8話 サイドストーリー 15年前

ここから2話、サイドストーリーです。

かずとは今25歳。



これはかずとが10歳の時の話である。



その時は父親もいた。



母親は父親と離婚して、今はどこにいるのか分からない。(複雑)



----------


かずと達の住む村は、国と国の間にあった。



その国同士はいつも対立しており


この村を従わせて相手の国を制圧しようとこの村に500年前から数ヶ月に一度



どちらかの国が攻撃を仕掛けてきた。



昔はネギ星人が守ってくれたが今はもう伝説上の存在。



村人が団結して土地を守ってきた。



村には先頭を学ぶ戦闘教習所があり、かずとの父は若くして講師を務めていた。



専門は爆弾。自己防衛用に必須となっていた爆弾講座はたくさんの人が受けていた。



かずとも父の講座を受けていた。



しかし悪用を防ぐため教わるのは最低限の爆弾。かずとはつまらなかった。



そして今日、1年振りに国からの兵がきた。



先祖代々受け継いできた土地を守ろうと村人は全員武器を持って戦う。



侵入を防ぐ最前線の櫓に父がいた。



うまく爆弾を使って村を必死で守る。



しかしここで誤算があった。



父の乗る櫓が倒されてしまった。



そこには3人が乗っていた。



2人は軽傷だったが、父は重傷を負って意識不明となった。



悲しみにくれるかずと。



ここで父が目を開けた。



ここでこう言った。



「これをお前に・・・・渡す。」

「俺は・・もう無理だ・・」

「お前がこれから村を守ってくれ・・・」



「お前はきっと立派な大人になる。じ・・ぶ・んを信じて・・がん・ばれ」



そう言い残して残念ながらこの世を去った。



戦いはほかの櫓が何とか村を守った。




かずとは父から受け取った爆弾の本を読む気になれずしまっておいた。



それが今回、ハンポニー研究所で使っている。



その後国が同盟を結び村は平和になった。



そしてかずとは農業を始めて生計を立てることになった。




どこにいるか分からない母。



若くして亡くなった父。



もはや絶望に満ちていたかずとを救ったのは、村の仲間だった。



村の仲間に励まされ



協力し



その後15年の時が過ぎ今回のことが訪れたのだ。



かずとはさまざまな困難を乗り越えたから




今がある。


次回もサイドストーリーを一話書いて、本編に戻ります。

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