第18話 クエストSTART
やる気、元気、良い天気!
クエストスタート当日。
メンバーの3人が集合(のはずの時間)
…あ、顔面崩壊さんがいない。
「寝坊です。」遅刻だ。
あ、かっとばせカモメさんもいない。
「ここの場所分かりにくいんだよな」遅刻だ。
ここの場所分かりにくいって、ここはあなたの家です…
大丈夫か?このメンバーで。
そんな心配を心の隅に置き、広場へ。
村長の知多崎はじめ、みんなが応援の会をしてくれるそうだ。
しかし、「知多崎は寝坊、田中は腹痛、ウエイは頭痛、魔法使いのポールは母の看病、役員の梶村は出かけてて、他体調不良や仮病、二日酔い、などで参加予定冒険者の150人中142人が欠席。…」
おい、
え?
マジで?
ま、いいか、
…
って良くないよーーーーーー!!!!!
村を代表して命がけのクエスト(しかも報酬はおにぎりだけ)に行くのに出発の見送りが8人だとー
ふざけんなー
二日酔いって…親父か!
しかも村長が寝坊か!
仮病もいるんか!
「まぁいい。そう期待されても困るしな。」と、顔面崩壊が言った。
そういうあなたも遅刻してるんすけどね。
そんなグダグダのまま出発。
南に向かって歩き出す。
いきなり盗賊が出てきた。
「お前らこの俺と戦え!」
強そうだ。
「そう思ったんだがまだ部屋の掃除がすんでないからいったん帰るわ。」
…。
世の中にはバカな盗賊もいるようだ。
そんな訳で進んでいくと、今度はモンスターだ。
ワイン坊やレベル20。ワイン攻撃を仕掛けてくる厄介なモンスターだ。
「よし、戦って経験値をGETするぞ!」かっとばせカモメがやる気を出す。
石投げマンという意味不明な職業のカモメが攻撃する。
石を投げる攻撃!!
「パリーン!」
ワインのビンが割れた。
ワイン坊やを倒した!
経験値をGETしました。
…攻撃単純やろ。「石を投げる攻撃」ってそのままやんけ!
しかし意外に強いし!
-そんな訳でクエストがSTARTして、心真村までの道のりを歩いていく-
冬は寒い。けど更新頑張ります。