ミスターコリー誕生 その先にあるもの
だましてしまってごめんなさい。
まだまだ続きますよ。
…爆弾がついに爆発…
ついに爆弾が爆発。
全てが終わった。
と、思った。
しかし衝撃の事実が判明する。
フィルターがギリギリ作動していた。
太郎助が必死に動かしたのだ。
でも爆弾の威力は強力。
フィルターを破壊し研究所は火に包まれる。
周りの酸素を一気に使った大火力を起こすため研究所内に酸素はほとんどない。
火災用装置も停電のため動かない。
ミスターコリーはどうなっただろうか。
ミスターコリーは誕生したか確認できない。爆弾の近くにあったので部屋ごと爆風にのまれて火に包まれているのでまったく確認できない。そして助手達も爆弾によって息絶えてしまった。
では、生存している人はいるのか。フィルターが作動しなければ可能性はなかっただろう。
しかしフィルターが作動したことによって可能性が少しある。
まぁ酸素がほとんどないため奇跡的に生きていたとしても時間の問題だ。
かずと、太郎助、テツヘイは自分達の役目を終えたように火の海の中。
助手達は最後、ミスターコリーの調整をしている最中に爆弾の近くを通りかかり死亡。
他のロボット達は故障。
しかし、生きていた人がいた。
なんと、
ハンポニー教授だ。
「ゲホッゲホッ苦しい…」
何とか生き延びていた。
もうどうにもならないと判断し、入り口付近にいたため何とか直接の影響は逃れた。
そして運良く外に出られた。
でも当たりの状況は一変していた。
ネギ兵士達の戦いは終わり、爆弾によって当たりの建物まで引火してしまっている。
何とか酸素があり命の危険から逃れた。
「なんだ…」
ハンポニー教授は「天才」だはなく「職人」という言葉のほうが合う人だ。
地道に資金をため、自分の夢だった研究所を作った。
はじめは良い人だった。
しかし類まれなセンスのためよく分からないものを作り出し、暴走する。
たとえば、「寿司形の焼き肉」など。これは寿司に見えるが実際は焼肉だ。
日本人の好きな二つのものを組み合わせた教授の発明である。
はっきり言って、
よく分からないが…
そして徐々に人間の世の中に不満を持つようになった。
きっかけは公園のトイレがこわれていたこと。
…それだけかい。
まぁそんな感じだ。
そのため人間以外の生命体を作ろうとし、そこを日頃から使われてきた助手達に狙われたのだ。
しかし、その苦労して出来た研究所が燃えている。
汗。じゃなくて涙がこぼれる。
こんな時に近くに人がいた。
「あれ?」
回りは火事なので危ない。
「おい。あぶないぞ」
すると、一人の少年だった。
「親に連絡しなきゃあ」「名前は?」
「えっと…ミスターコリー」
「え?なんだって?」
「ミスターコリーです。さっき誕生しました。」
「…!!!」
なんと、ミスターコリーが誕生していた。
世界征服への危険な生命体ではなく、普通の人間だ。
爆発によってコンピューターのプログラムが損傷したのだろう。
5月30日。12時30分くらい。(正確かはわからない)
ミスターコリー誕生。
ミスターコリーついに誕生。しかし、まだまだ続きます。
この後、ミスターコリーがどうなるかは次回発表。
この後も引き続きよろしくです。