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果たして真相は?
少しして、なにかの上に落ちた感覚があった。
ルナは不安を感じながらも、恐る恐る目を開けた。
するとそこには、見たこともないような景色が広がっていた。
どうやらあの噂は本当で、ルナは転移したのだと実感した。
ルナは、辺りの木々や植物などをしばらく見回していた。
すると、とある木陰から小さな話し声が聞こえてきた。
ルナはゆっくりと、かつ静かにその声のするほうへと向かってみた。
そしてその木陰を覗いてみると、ルナは驚いて「わぁ!」と大きな声を出してしまった。なんと元の世界で言う、妖精がいたのだ。
そしてまた、妖精たちもルナの声にとても驚いていた。