あなた寄りの言葉で
あなた寄りの言葉と理解していた
街路灯も少ない場所で
コンビニに寄っては
温かいものか、冷たい飲み物か
まだ迷う中途半端な季節の夜のこと
あなたの言葉の中にも
わたしにとって
あたたかく感じるものと
そうでないものが
交互にやってくる
コンビニに寄る必要も特にはないけど
黙ったままの空間は
あなたにとっても
気まずかったんだよね
たぶん、そんな感じがした
無口な夜には
何が似合うのかな
ホットココアが喉を通るたび
不思議とため息は出てこなかった
この場所に来て
これ以上ない言葉なんていらないと思った
ただ、あなたが
困らないようにしたいだけ
わたしにとっては