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盗賊退治終




どうすればいい?………


 咄嗟の判断で使った結界は時間を停めることよりもMPを消費した。この状態を解除して素早く時を停めたとしても瓦礫が落ちるスピードより魔法の発動の方が遅ければ瓦礫に埋もれる可能性しかない為結界の解除は出来ないままでいた。


結界の発動限界は約30分、ごりごり減っていくMPに立ちくらみが起きそうだが必死に耐えながらも思考をフル回転させる。


とりあえずは少しでも長く結界を維持させないと………


魔法袋からMPポーションを取り出して一気に飲み干す、これで何分…いや何秒時間が延びただろうか。

不意に盗賊の頭が訝しげな表情で問いかける。



「お前………剣士かと思ってたが魔法使いか?何故隠してるんだ?」



「うっせぇ!黙れ!!」



と俺は顔を蹴り上げたが対して喰らった様子もなく諦めた様な顔をして。



「あんまり痛くねぇ蹴りだな、まぁせいぜい頑張れ」



と言って目を閉じ閉ざされた空の方へと顔を向けてから喋らなくなった。



――――――――



どれくらい時間が経っただろうか………いやもうすぐ30分だろう、俺は限界が来ていた。



「………くそ!」



「くそ!!!」



………これでお終いか、俺は終わってしまうのか?残りの1分1秒が長く感じていく、俺の腹はMPポーションで満たされ、気持ち悪くて吐き出したい衝動を抑えながらも結界を消さないように集中した。



「もう………限界か」



結界を解除した。全てを諦め、目を閉じた。1秒あれば俺は死ぬ。




が―――………


死ななかった、恐る恐る目を開けようとする。



「間に合いましたね」



優しい懐かしい声がして目を開けその声の方を見るとモーリーがいた。





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