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いつもの二人
中学二年生の吉田凜は水泳部に所属している。
人数が少ないのでレギュラーを獲得したが実力は皆無だ。自分では努力しているつもりだがタイムも伸びない。
そんな凜とは対照的に同じく中二の糸井悠人は突然水泳部に入ってきた。練習にもあまり来ないがタイムも優秀、新参とは思えない待遇を受けたのだ。
そんな悠人に凜は嫉妬していた。それと同時に憧れも抱いていたのだ。
「糸井、このメニュー何本あった？」
「メニュー見といてよ。」
(テキトーな奴だなー)
そんな日常が毎日のように続いていた。
凜と悠人は2014年の名前ランキングから。
