第143話~部活対抗戦!!【第三回戦】(5)
【屋上】
《ヒカリ視点》
ヒカリ:
「こ、これは…!」
澪:
「………。」
《ざわざわ…がやがや…》
気絶している千秋さんを連れて屋上についたのはいいんですが…
屋上にはすでに多くの人たちがいました。
…もしかしてわたしたちがあまり他の人に会わなかったのはすでにみんな屋上についていたから…?
ノラネコ:
「む…?おぉ、ようやく発明部のメンバーが到着したな。」
ヒカリ:
「え…?あ、校長先生…」
ノラネコ:
「そこの少女はたしかヒカリ…だったかな?こうして話すのは初めてだな。わたしのことはノラネコと呼んでくれて構わない。…それにしてもずいぶん遅かったではないか?心配したぞ?」
澪:
「……もしかしてすでに全員揃ってる部が…?」
ノラネコ:
「それはまだだ。一番集まっているのは剣道部なのだが、それでもあと4人来てないそうだ。…いや、今千秋が到着したのだからあと3人かな?」
けっこうみんな集まっているんですね…
それなのに発明部はまだわたしたちしか到着していない…
…これはまずいかもしれませんね…
ノラネコ:
「それにしても…予想以上にみんな集まるのが早いな…。一体《白虎》(しらとら)のやつはなにをやっているのだ?」
澪:
「……白虎…?」
ノラネコ:
「うむ。4階で妨害する役をやっている教師なのだが…なにか知らないか?」
…もしかしてあの吐血していた先生のことでしょうか?
聞いたことのない名前ですが…
ヒカリ:
「よくわかりませんが、貧血で倒れていましたけど…」
ノラネコ:
「…なるほど、どうりでみんな楽にここに来られるはずだ。仕方ない、わたしが起こしにいってくるか…」
澪:
「……その白虎さんってどんな人なんですか…?」
ノラネコ:
「む?白虎のことを知らないのか?黒城や加賀以上に有名だと思っていたのだが…」
あの先生たち以上に有名な人なんかいないと思いますけど…
ノラネコ:
「《白虎 龍》(しらとら りゅう)、養護教諭…いわゆる保健室の先生だな。病弱で穏やかな性格なのだが…本気を出せば黒城や加賀を黙らせるくらいの実力はあるやつだ。」
ヒカリ:
「え!?黒城先生や加賀先生より強いってことですか!?」
ノラネコ:
「そうことになるな。…まぁ、あまり自分から動くことはないから目立たなかったのだろうな。」
そんな人が4階にいたなんて…!?
倒れてくれてよかったかも…
澪:
「……気絶したままでいいんじゃないですか…?」
ノラネコ:
「それじゃゲームにならんだろう?やはり最後にラスボスがいなくてはな。」
…これは困ったことになりそうですね…
他の皆さん…
どうか無事に屋上に来られますように…
~~~~~~~~~~~~~
【西側ルート:3F】
《スイレン視点》
ナツキ:
「ほらほらほら!ちゃんとよけないと危ないよ!?」
《ヒュッ!》
スイレン:
「おっとっと…!危ない危ない……」
…だいぶ目も慣れてきたね。
いくら強い攻撃でも、当たらなければ意味が無いもんね。
これくらいの速さならよけることなんか簡単さ♪
…反撃する余裕まではないんだけどね。
ナツキ:
「あはは♪アタイの攻撃をここまでよける人なんて悠ちゃん以来だよ♪キミ、意外と面白いね♪」
スイレン:
「そりゃどうも。せっかくだから友だちにでもなる?そして友だちのよしみで見逃してくれない?」
ナツキ:
「友だちにならなってあげるけど見逃してはあげないよ?こんなに楽しいのは久しぶりだもん♪もっとアタイを楽しませてよ!」
《ヒュッ!》
スイレン:
「…もう、乱暴な人なんだから…」
赤樹といい、この人といい、1年生には好戦的な人が多いよね。
ボクは平和主義なんだけどなぁ…
カゲリ:
「ふわぁ~…スイレンってこんなに動けたんだ…?」
スイレン:
「まぁね。普段寝ているのはこういうときのために体力を温存するためなのさ。」
大地:
「さすがスイレンちゃん!」
…まぁ、ウソなんだけどね♪
カゲリ:
「…でもよけてばかりじゃ勝てないよね?どうするの?」
大地:
「そりゃ、まずはこうして相手の体力を減らして……」
スイレン:
「残念ながらそれは無理だね。」
大地:
「え…?」
ナツキ:
「あっはっは♪キミ、アタイが『陸上部』なのを忘れてるだろ?さらに言うならアタイは長距離走が得意でね。体力ならだれにも負けない自信があるよ!」
…そういうこと。
彼女の体力切れを狙ってたらこっちの体力が持たないし、それにその間に他の部の人たちが先にゴールしちゃう可能性だってある。
急いで屋上を目指さなきゃいけないこの状況でそんな作戦は使えない。
スイレン:
「…というわけで、いつまでもこうしてよけていても状況は好転しないのさ。」
カゲリ:
「そ、それならどうしたら…?」
大地:
「言っておくけど俺は女の子に危害を加えるなんてことはできないからな?」
うん、キミには最初から期待してないから大丈夫。
ボクが期待しているのはカゲリの発明品!
彼女ならこの状況を打破する発明品を持っているはず!
もうそれに賭けるしかナツキに勝てる方法が無い!
スイレン:
「さぁカゲリ!ここで彼女を倒すことのできるとっておきの発明品を出すんだ!」
カゲリ:
「えっと…さっきヒカリにいろいろもらったんだけどね…重いから置いてきちゃった…」
スイレン:
「…マジ?」
…ってことは詰んだ?
スイレン:
「いやいやいや!?なんでそんな重要なもの置いてきちゃうの!?キミの発明品がなかったら彼女に勝てるわけないじゃん!?」
カゲリ:
「だってヒカリがくれたのってどれも重いんだもん。煙玉みたいな軽いのは何個か持ってきたけど、それ以外は……」
…煙玉でどうやって彼女を倒せと?
相手の視界を遮って攻撃する?
いや、それだとこっちも相手のことが見えないから攻撃できないじゃん!
……いや、ここであきらめちゃいけない!
力のないボクが情報収集のために危険な場所にもぐりこんだときにはどうしてきた?
知恵を振り絞ってそういう状況を打破してきたじゃないか!
ただの煙玉だってきっと使い方次第では…!
スイレン:
「………。」
ナツキ:
「ん?どうしたの?考え中?そんな余裕あるのかな~?」
カゲリ:
「ス、スイレン!危ない!」
スイレン:
「え…?」
…しまっ……!!
《…バキッ!》
スイレン:
「うぐっ…!?」
ナツキ:
「ジャストミ~ト♪」
《ドガァッ!!》
スイレン:
「…ガハッ!?」
大地:
「スイレンちゃん!?」
カゲリ:
「そんな…スイレン!」
くっ…!
ちょっと油断しちゃったかな…
まさか一発食らっただけでここまでダメージを受けるなんて…
ナツキ:
「どう?痛いでしょ?これに懲りたらちゃんと集中しなくちゃダメだよ?次は本気で蹴ってあげるから…♪」
大地:
「い、今ので本気じゃないのかよ…!?」
…手加減されててもこれはきついって……
一応ボクも女の子なんだからもっと軽くしてくれてもいいのに…
それにしても…本当に痛いなぁ……
あ~…痛くて痛くて……
…もう完全に怒った!
スイレン:
「カゲリ!煙玉!」
カゲリ:
「え!?あ、うん…はい!」
ナツキ:
「…あれ~?もう動いて大丈夫なの?手加減したとはいえ、まだ苦しいはずだよ?」
大地:
「スイレンちゃん!無茶はしないで…!」
スイレン:
「邪魔しないで!せめて一発…やり返さないと夢見が悪くなる!」
ナツキ:
「…怒っちゃったのかな?でも、怒りに身を任せていたら勝てなくなっちゃうかもよ?」
カゲリからもらった煙玉は5個…
それをうまく使って彼女のすきをつかないと…
…ってさっきまでのボクなら思うんだろうなぁ……
でも、そんな面倒なことなんか今のボクには考えられない!
だから…!
スイレン:
「…いっけぇーーーっ!!」
《ボフッ!》
大地:
「うわっ!?」
カゲリ:
「けほけほ…!い、いっぺんに全部使うなんて…真っ白でなにも見えないよ~」
ナツキ:
「うわ~…すんごい濃いね~… …でもさぁ、結局は煙なんだよね?それなら……」
《ガシャーンっ!》
大地:
「っ!?なんだ!?ガラスの割れる音!?」
ナツキ:
「おっとっと?間違えて窓でも蹴っちゃったかな~?…でもこれで煙は無くなるよね♪」
カゲリ:
「あ…!」
これが煙玉の弱点…
視界をさえぎるのはいいけど、所詮は煙。
通気性のいい場所じゃほとんど効果は無い。
さっきも言ったけどこっちも相手を見つけることができなくなるしね。
ナツキ:
「残念だったね?さて、これでダメなら次はどんな戦略をとってくるのかな~♪」
スイレン:
「…まさか窓を割って煙をなくすなんてね……」
スイレン:
「…キミが予想通りの行動をとってくれて助かったよ!」
ナツキ:
「…あ、あれ?なんでキミがこんな近くに……?」
《シュッ!》
ナツキ:
「うわわっ!?」
スイレン:
「くらえぇーーーーっ!!」
《ガッ!!》
ナツキ:
「っつ!?」
スイレン:
「よし!クリーンヒット!!」
大地:
「…え?え?」
カゲリ:
「煙のせいでまだよく見えないけど…もしかしてスイレンの攻撃が当たったの…!?」
もちろん!
さっきの怨みも含めた本気の攻撃が命中さ!
…殴った右手がじんじん痛むのは秘密だけどね♪
ナツキ:
「…っくぅ~!!まさかあんな視界不良な中、攻撃してくるなんてね…。どうしてアタイの位置がわかったんだい…?」
大地:
「そりゃあ、あれだけぺらぺらしゃべってたら声で位置がわかるんじゃないのか?」
それはマンガの読みすぎだよ。
それで大体の位置を知ることはできるかもしれないけど、具体的な場所を特定することまではできないよ。
スイレン:
「判断力がいいのも困りものだよね。いきなり視界をふさがれた状態で窓を割るなんて考え出すキミはすごいよ。…でもね、ボクはキミがそういう行動をとることを予想していた。それならキミの位置を割り出すのは簡単さ。なにか武器を持っているわけじゃないんだもん、窓を割るためには窓に近づく必要がある。それなら窓が割れた音がした位置にキミがいるのも当然だし、煙が流れる方向にキミがいるのも当然でしょ?」
ナツキ:
「…ははは、まさかそこまで計算して煙玉を使ったなんてね。さすが悠ちゃんの友だち…キミの事気に入ったよ♪」
スイレン:
「それはどうも。…さて、普通こういう雰囲気になったらここで争いをやめて一緒に行動するって流れになると思うんだけど……」
ナツキ:
「あはは♪それはないない♪さぁ、続き続き♪」
…やっぱりあの程度の攻撃はぜんぜん効いちゃいないか。
人を殴るなんて経験、ほとんどないもんね…
ボクの力だと、あと何十発攻撃しなくちゃいけないんだろう…
しかも今と同じ手はもう使えないし…
…いや、まだあきらめちゃダメだ!
たとえボクたちじゃかなわなくても、きっと誰かが助っ人に来てくれるはず…!
(助っ人じゃなくても通りすがりの人をおとりにしたらいいし)
それまではなんとかしないと…!
~~~~~~~~~~~~~~~~
【東側ルート:4Fへの階段前】
《恭也視点》
???A:
「…はぁ、またここを通ろうとするやつが現れたか…面倒だな…」
???B:
「もう!そんなこと言っちゃダメだよ!ちゃんとお仕事はしないと!」
???A:
「はいはい…ま、そういうわけで…」
???B:
「ここを通りたかったらわたし、《ルーチェ》と!」
???A:
「わたし、《ノチェ》の2人を倒して突破するんだな!」
…またいきなり敵かよ…
見た感じ…双子かな?
髪は2人とも金髪…髪型もセミロングのサイドポニーで一緒…
違うのは目つきと肌の色くらい?
ノチェって名乗った方は目つきも悪いし肌も少し黒い…
ルーチェって名乗った方はふわふわしてる感じで肌も白い…
…緋乃姉妹より見分けやすい双子で助かったな。
ネオン:
「…外人さんですか?」
ルーチェ:
「うーん…厳密には違うんだけど…まぁ、細かいことは気にしない♪」
九條:
「…ていうか、あなたたちのこと全く見覚えが無いんですが…どこのクラスの方ですか?」
ノチェ:
「だ、だから細かいことはいいって言ってるだろ!わたしたちのことを詮索するな!」
いや、クラスくらい教えてくれてもいいような…
別に部外者ってわけじゃないんだから…
コノミ:
「とりあえず抱き締めてもいいですか?」
恭也:
「そこ!どさくさにまぎれて変なこと聞くな!」
ルーチェ:
「え…!?そ、それは…その…!お、女の子同士なんていけない事じゃ…」
ノチェ:
「お前もまじめに答えんなっ!」
…向こうも向こうで苦労してるんだなぁ…
ノチェ:
「…とにかく、だ。わたしたちとしてはお前らを通すわけにはいかないんだ。そういうわけで、無理やりにでも排除してやる…!」
ルーチェ:
「ノチェ、あまり暴れたらダメだよ~?」
恭也:
「そうそう、その人の言うとおり。だからここはもっと平和的な方法で勝負しないか?」
ノチェ:
「…はぁ?」
いや、こっちは一応4人いるから人数的には有利なんだけどね?
ネオンさんは争いごとに向いてないし…
女川さんは女の子相手だと戦ってくれないし…
(ていうか、戦おうとすると怒るし…)
九條さんはすでに俺の後ろで逃げる準備してるし…
戦力的には0っていうかむしろマイナスなんだよね…
こんなメンバーで勝てるわけないじゃん?
だからここはもっと平和的でなおかつ公平な勝負…
恭也:
「ここはやっぱりジャンケンで勝負を……」
ノチェ:
「ジャンケンはダメだからな?」
…へ?
ルーチェ:
「あ~、そういえばノチェってジャンケン弱いんだっけ?」
ノチェ:
「…うるさいな。悪いか。」
ルーチェ:
「悪くはないけどさ…」
恭也:
「いや、ジャンケンって結局は運なんだから…」
ノチェ:
「わたしは今まで一度もジャンケンに勝ったことが無いんだよ!!」
…それ、ある意味すごくね?
ノチェ:
「…もしどうしてもジャンケンがいいって言うなら、ルーチェが相手になってやる!」
ルーチェ:
「え!?わたしがやるの!?」
ノチェ:
「お前、ジャンケン強いだろ?さすがに全戦全勝とまではいかないけど…」
ルーチェ:
「つ、強いのかな…?」
恭也:
「…まぁ、ジャンケンで勝負してくれるならだれが相手でもいいけど…」
どうせ運だし…
4人もいれば誰か1人は勝てるんじゃない?
ノチェ:
「よし、決まりだな。ハンデとして、お前らは何度でも挑戦していいことにしてやるよ。その間、1度でもルーチェに勝てればここを通してやる。」
ルーチェ:
「ちょっとノチェ!?それはいくらなんでも…!」
九條:
「…よっぽど自信あるんですね?」
コノミ:
「ならわたしが勝ったら2人を抱き締めてもいいというルールも……」
恭也:
「そっちはいらん。」
ノチェ:
「当然だ。」
コノミ:
「…ちっ!」
…ホント、女川さんって相手が女の人だと危ないよな…
せめて近くにカゲリがいたら制御しやすいんだろうけど…
今の状況だといつ寝返っても不思議じゃないから怖い…
ノチェ:
「…さて、準備はいいか?」
九條:
「もちろん大丈夫です。まずはわたしからいきますね?」
ルーチェ:
「う~…お手柔らかに……」
…まぁ、ここまで来たら気楽に構えてたらいいさ。
痛い目に会うこともないんだし、何度挑戦してもいいならそのうち突破できるしね。
どうやらここも簡単に突破できそうだな……
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【数分後…】
恭也:
「…くそっ!もう1回だ!」
ノチェ:
「おいおい…もういい加減あきらめろよ…」
九條:
「そうですよ。きっと何度挑戦しても無理ですよ?」
そんなはずはない…!
そんなはずはないんだ!
ジャンケンは所詮『運』!
何度もやっていれば絶対に1回は勝てるはずなんだ…!
そのはずなのに…!
なぜ…!?
なんで…どうして……!?
恭也:
「なんで俺だけが1勝もできないんだよーっ!?」
ノチェ:
「…お前、もしかしてわたしと同類なんじゃないのか?」
ジャンケン勝負は結局あっさり九條さんが勝利し、本当にルーチェさんが強いのかどうか確かめることになったんだけど…
女川さんやネオンさんも勝てたのになんで俺だけが勝てないんだよ!?
俺、ここまで不運な人間だったっけ!?
ネオン:
「神堂さん…もういい加減あきらめよ?」
恭也:
「う…ぐ…!た、確かにこれ以上無駄な時間を使うわけには…!」
コノミ:
「お前、完全に役立たずだな。」
うるさい!
俺は俺なりに頑張ってるの!
努力くらいは認めてくれ!
《…ポン》
九條:
「神堂さん、そんなに落ち込まないでくださいよ。」
恭也:
「九條さん……」
九條:
「ジャンケン30連敗の記録はわたしが責任もってみなさんに公表しますから♪」
あんたやっぱり敵だろ!?
俺を陥れる気満々じゃねぇか!!
ていうか、なんで放送部がそんなことすんだよ!?
あんた本当は新聞部なんじゃないのか!?
恭也:
「うぅ~…俺は俺なりにがんばってるのに……」
ネオン:
「よしよし…です♪」
…いや、そういうことされると余計にみじめになるからやめてくれない?
気持ちは嬉しいけどさ……
ノチェ:
「とりあえず約束は約束だ。ここはちゃんと通してやる。そしてルーチェ、お前は後でお仕置きな。」
ルーチェ:
「なんで!?ジャンケン負けたから!?それって仕方ないことじゃ……!」
ノチェ:
「言い訳は後で聞く。」
ルーチェ:
「うぅ~…!ノチェのイジワル~…!」
…この人たちは本当に仲がいいのか…?
まぁ、ここを通れるようになった以上、この人たちとはもう関わらなくてもいいんだけどさ。
恭也:
「…さて、無駄な時間も使っちゃったし、早く屋上に向けて進むとするか。」
思わぬ妨害で時間を食ったからな。
そろそろ急がないと、全員そろった部も出てきそうだしな…
…でも俺たちならきっと大丈夫!
そう!
俺たちのチームワークなら全員で屋上につくことも簡単さ!
はっはっはっは…!
コノミ:
「…誰のせいでここまで遅くなったと思ってるんだか…足手まといめ…」
…あ~あ~、聞こえな~い…
【恭也グループ、4階へ!】
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【現在の状況】
スイレングループ:VSナツキ《現在地:西側の3階》
(スイレン・大地・カゲリ)
恭也グループ:4階へ《現在地:東側の階段(3階と4階の間)》
(恭也・九條・コノミ・ネオン)
《つづく…》
今回も内容的にはあまり進んでないですね…
どうでもいい部分は削ったほうがいいんでしょうか…?
それだと味気が無くなりそうですが…
それでは、今回もキャラ紹介いきます。
《白虎 龍》(しらとら りゅう)先生
もともと本編にも登場予定だった先生です。
(その時は名前もまだ決まってませんでしたが…)
一応まだ登場するので詳しい内容はまた今度。
そして今回登場した《ルーチェ》と《ノチェ》の2人なんですが…
この2人に関して、ここではあえて紹介しません。
まぁ、一言でいえば【宣伝】です。
一度やってみたかっただけなので再登場の予定もありません。
なのでちょっとしたいたずら心として許してください。
では、とりあえず今回はこの辺で。
更新スピードは相変わらずですが、これからもC☆Sをよろしくお願いします!
それでは!