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第137話〜部活対抗戦!!【第二回戦】(3)

 




九條:

『さぁ!第3走者にバトンが渡った現在、美術部がわずかにリード!!それを発明部が必死に追いかけているという状況です!』


美術部員3:

「せっかくリードしたんだ!そう簡単に追いつかれてたまるか!」


大地:

「くっ…!速い!」




…苦戦してるな。


全然差が縮まらない…


ていうか、何で美術部なのにこんなに足速いんだよ…




ヒカリ:

「大地さん!頑張ってください!!」


恭也:

「そうだ!俺が楽をするためにも頑張ってくれ!!」


スイレン:

「キミねぇ…」




だって俺が足を引っ張ったら女川さんに何されるかわかんないんだよ!?


俺が有利になるように大地にはできるだけ頑張ってもらわないと!!




大地:

「任せろ!女の子の声援がある限り、俺は絶対に負けん!!」




そういうことを大声で言うな!!


恥ずかしくないのか!?


応援してるこっちが恥ずかしくなるわ!!




 




九條:

『…うわっ、キモ…』


大地:

「はぅっ!?」


ヒカリ:

「大地さん!?」




失速した!?


今失速されたら困るんだけど!?




ノラネコ:

『…今のは口に出してしまってはダメな言葉ではないか?』


九條:

『あ、つい…。あの…訂正しますから元気出してくれません…?』


大地:

「キモいって言われた…」


ノラネコ:

『…ダメージは深刻のようだな。』


九條:

『あららら…』




おい!どうしてくれるんだよ!?


このままだったらマズいんだけど!?


主に俺の命が!!




コノミ:

「やっぱり男はダメだね…」


ヒカリ:

「ど、どうしましょう…?」


カゲリ:

「みんなで応援したら復活するかな…?」


スイレン:

「いや、もしそれで復活しても他の人にまたキモいって言われて失速しちゃうんじゃない?」


澪:

「……面倒な人…」




女の子に対する感情の変化が激しいからな…


でもこのままじゃ……




 




 



悠希:

「…仕方ないわね。私に任せておきなさい。」


ヒカリ:

「え…?」


恭也:

「悠希…?何か策があるのか…?」


悠希:

「まぁね。」




まさか悠希に策があるなんて…


どうやって大地にやる気を出させる気だ…?




 




 




 



悠希:

「…大地!もしアンタがこのまま負けたらアンタだけじゃなくヒカリも一緒に私のストレス解消の相手にするわよ!!」


大地:

「なぬっ!?」


ヒカリ:

「えっ!?私も!?」




脅しじゃねぇか!!


お前、そればっかりだな!?




ヒカリ:

「な、何で私まで!?」


悠希:

「アンタたち付き合ってるんでしょ?ならアンタを人質にした方がアイツもやる気出すじゃない。」


ヒカリ:

「付き…!?わ、私たちはまだそんな関係じゃ…!」


悠希:

「今さら何言ってんのよ?あれだけイチャついてるなら付き合ってるみたいなもんじゃない。それに…アンタ、私のこと嫌いなんでしょ?」




根にもってた!?




ヒカリ:

「あ、あれは…!とっさに出たのが悠希さんの名前で…!」


悠希:

「ふーん…。なんだか怪しいけど…まぁいいわ。信じてあげる。」


ヒカリ:

「…え?」


スイレン:

「…あれ?キミがあっさり許すなんて珍しいね?」


悠希:

「珍しいって何よ?」


澪:

「……これ以上嫌われたくないからじゃない…?」


悠希:

「な、何バカなこと言ってんのよ!?そ、そんなわけないでしょ!?」


カゲリ:

「…ユーキってわかりやすいね。」


コノミ:

「カゲリンも結構わかりやすい性格してるけどね♪」




…おーい、お前ら大地の応援は?






九條:

『味方の応援(?)で再び走り出した発明部!なんと!さっきよりスピードが上がっている!?』


ノラネコ:

『うむ。これぞ愛の力だな。』


大地:

「ぬぉぉぉぉっ!!」


成島:

「愛の力…!おぉ…!なんと美しい…!だがしかし!私の美しさ程では………」




アンタは扱いに困るから自分の番まで出てくんな!!






恭也:

「…何はともあれ、このペースなら大丈夫そうだな。」




後は障害物の内容次第か…



…今の大地なら何が出ても大丈夫そうだな。




九條:

『発明部の怒涛の追い上げ!なんと美術部とほぼ同時に障害物にたどり着きました!!』


美術部員3:

「う、うそだろ…!」


大地:

「俺の底力を甘く見るなーっ!!」




…さっきの落ち込みが無かったらかっこよかったんだけどな。




美術部員3:

「こ、こうなったらお前より先に障害物を突破してやる!」


大地:

「させるか!!」



《…バッ!!》



九條:

『さぁ!両者が引いたカードは一体…!?』




 




 




 



大地:

「…【ブリッジしたまま走る】…?」




変なの引きやがった!?


てかブリッジしたままバトン渡しに来るの!?


超不気味なんだけど!?




九條:

『これはキモ…いや、何でもありません!…でもこれだとスピードが出なくなる分不利になりますね。』


ノラネコ:

『そんなに距離も無いのだし、いいのではないか?』


九條:

『そもそもブリッジしたまま走るのはかなりキツいような…。…ところで、美術部はどうしたんでしょうか?なにやら固まっているようですが…?』


美術部員3:

「……………。」




 




 




 



美術部員3:

「…【好きな人の名前を大声で叫ぶ】…」




またそれかよ!?




九條:

『また!?校長先生!?あのカード何枚入ってるんですか!?』


ノラネコ:

『確か5枚くらいあったかな?』


九條:

『そ、そんなにあるんですか!?カードの枚数って全部で20枚くらいしかないですよね!?確率1/4ですよ!?』


ノラネコ:

『青春青春♪』


九條:

『…ホント、参加しなくてよかった…』




悠希:

「…私も辞退しようかな?」


恭也:

「俺も今からでいいから代わってほしい!」


カゲリ:

「わ、私だってやだもん!!」


澪:

「……今から代わるのは卑怯…」




俺もあんなカードを引くのはイヤなんだよ!!


誰か代わってくれよ!?






澪:

「……それにもう手遅れ…」


恭也:

「…え?」




 




《カサカサカサ…!》



大地:

「ぬぉぉぉぉっ!!」


恭也:

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!?」


九條:

『は、速い!?あの体勢でどうしてあんなスピードで走れるんでしょうか!?まるでホラー映画のようです!!』




じ、冗談抜きで怖いんだけど!?


夢に出てきたらどうしてくれるんだ!?




ヒカリ:

「だ、大地さん…!?」


カゲリ:

「こ、怖い…!?」


悠希:

「こ、これは思ったより不気味ね…!」


澪:

「……スイレンさん、大丈夫…?」


コノミ:

「部長!怖かったら私の胸に!さぁ!!」


スイレン:

「いや、今日は彼の家に泊まらせてもらうから大丈夫だよ。」




何勝手に決めてんだ!?


絶対泊めないからな!?



てか、俺としては女川さんの顔の方が怖いんだけど!? 




大地:

「恭也ぁーっ!!受け取れぇーっ!!」




必死なのはわかるけど、その状態で喋るな!!


今のお前は完全にホラーだぞ!?




九條:

『発明部大逆転!!あの状況から一気に相手を引き離したーっ!!』


美術部員2:

「おいこら!!これ以上離されたらマズいからさっさと言っちまえ!!」


美術部員3:

「いやいや!?これ結構精神的にキツいって!こんな大勢の前でそんな恥ずかしいこと…」


美術部員1:

「…この人の存在ほど恥ずかしくはないから安心しろ。」


成島:

「…ん?私の美貌が何か?」


美術部員3:

「………。」




 




 




 



美術部員3:

「…1−Bの《天野悠希》さん!一目見た時から好きでした!付き合ってください!!」


悠希:

「はぁっ!?私!?」


九條:

『なんと、告白したー!?』


ノラネコ:

『名前を言うだけでよかったのだが…』




まぁ、名前を言った時点で告白してるようなもんだからいいんじゃないの?




九條:

『さぁ、返事は!?』


悠希:

「…は?何?返事しなくちゃいけないわけ?…ってちょっと!?何でマイク持ってきてんのよ!?」


ノラネコ:

『青春青春♪』




告白された方まで公開処刑!?


いくらなんでもそれはヒドすぎるだろ!?






悠希:

『…悪いけど、諦めて。』


美術部員3:

「!?」


九條:

『撃沈ーっ!!』


ノラネコ:

『気を落とすな。失恋もまた青春だ。』




こんな大勢の前で告白させられた上に玉砕…


かわいそうな人…




恭也:

「…まさか、お前のことを好きっていうヤツがいるなんてな。」


悠希:

「うるさいわね!…って、アンタはいつまでそこにいるのよ!?さっさと走りなさいよ!?」




あ、やっと気づいてくれた?




恭也:

「いや、俺も走りたいんだけどさぁ…。これ、見てよ。」


悠希:

「…?」




 




 




 



美術部員4:

「ふははは!ここを通りたいのならこの私を倒すのだな!」




…見ての通り、変な人が道をふさいでて困ってるんだよ。


これ、確実に反則だよね?




九條:

『なんと!?発明部が圧倒的優位に立つと思いきや、妨害が入ってしまいました!校長、あれはアリなんですか!?』


ノラネコ:

『アリだな。そもそも、妨害行為は禁止していないのだから。…あ、ただし外部からの妨害や人を傷つける行為は禁止するがな。』




妨害行為OKだったのかよ!?


こういうのはスポーツマンシップにのっとって正々堂々やるもんじゃないの!?




美術部員4:

「さぁ!今のうちに早くバトンを…!」


美術部員1:

「…失恋につき落ち込んでます。」


美術部員3:

「うぅ…」


美術部員2:

「おい!泣くのは後にしろ!!」


恭也:

「…時間かかりそうなんで先に行ってていいですか?」


美術部員4:

「それはダメだ!」




…進まねぇ!!


コイツ、本当に倒して進んでやろうか!?


…でも暴力行為は今ノラネコに止められたし…



…どうしようかな…






澪:

「……困ったね…」


スイレン:

「彼の運動神経じゃ振り切ることもできなさそうだし…」


悠希:

「どうせアイツも足速いんでしょ?」


ヒカリ:

「このままじゃ負けちゃうんじゃないでしょうか…?」


コノミ:

「…………。」




 




コノミ:

「…カゲリン、ちょっと耳ふさいでてくれない?」


カゲリ:

「…え?何で?」


コノミ:

「ちょっとだけでいいからさ。お願い♪」


カゲリ:

「う、うん…?」




お、女川さん…?


どうしてカゲリに耳をふさがせたの…?


ま、まさかと思うけど……



 



コノミ:

「…おい神堂!お前、このまま負けたらどうなるかわかってんだろうな!」




やっぱり素で来た!?


それ怖いからもっと普通に応援してくれない!?



てか、カゲリ以外には聞かれてもいいのか!?




コノミ:

「いいか?私たちが温泉旅行に行くためにはここで負けるわけにはいかないんだ。みんなが楽しみにしている温泉旅行、それをお前がチャラにしてもいいのか?」


恭也:

「そ、それは…!」


コノミ:

「努力を尽くして負けたのなら私も何も言わないさ。…だけど、このまま何もしないで負けたんなら私はお前を絶対に許さない!それだけは覚えとけ!!」


恭也:

「…………。」




そうだよな…


やっぱりこのまま諦めるわけにはいかないもんな…






恭也:

「…味方もああ言ってるので、悪いけど先に行かせてもらいますね。」


美術部員4:

「できるものならやってみるがいいさ。味方から激励をもらった所で、身体能力が上がるわけでもないだろう?」


恭也:

「…まぁ、普通はそう簡単にいきませんよね。自慢にもならないけど、俺は反射神経と逃げ足以外は平凡ですから。…でも、あなたを抜くのは簡単なんです。」


美術部員4:

「ほう…?どうやって抜く気かな?」


恭也:

「それは………」




 




 




 



恭也:

「…あっち向いてホイっ!!」


美術部員4:

「むっ!?し、しまった…右か…!」



《ダッ…!》



恭也:

「はっはっはっ!油断したな!!」


美術部員4:

「あっ!?」


美術部員2:

「何やってんだアンタ!?」


九條:

『おぉ!ここでようやく発明部の第4走者が美術部の妨害を抜けてスタート!一方、美術部はまだまだバトンが渡りそうにありません!』




バカめ!


まさか本当にこんなのに引っかかるとはな!


俺の作戦勝ちだ!




カゲリ:

「やった〜!」


澪:

「……どうせならもっとカッコよく抜いてほしかった…」


スイレン:

「彼も悪知恵に関してはボクら並だからね。…それにしても、まさかキミが彼を応援するなんてね。彼のことキライじゃなかったの?」


コノミ:

「…別に応援なんてしてないし、神堂のことは超大っキライですよ!!ただ私はカゲリンと温泉に行きたかったから神堂にやる気を出させただけで…!」


スイレン:

「ふーん、『神堂』ねぇ…。キミが男子の名前を出すなんて珍しいね?いつもは『あの男』とかなのに…。なんだかんだでキミも彼のこと気に入ってんじゃないの?」


コノミ:

「そ、そんなことあるわけないじゃないですか!?私は男なんか…!!」


スイレン:

「ほら、あまり騒ぐとカゲリに聞かれちゃうよ?」


コノミ:

「うぅ〜…!部長のイジワル!………………………でもそういう所も好きです♪」


スイレン:

「いつものコノミに戻っちゃった!?」 


悠希:

「…アンタら、味方なんだから恭也の応援したら?」


スイレン:

「…へ?だってこのままなら余裕でしょ?少なくとも障害物のところまでなら見てなくても…」


悠希:

「どうやら余裕ってわけでもないみたいよ?ほら。」


スイレン:

「…?」




 




…よし!


美術部の第3走者はまだ落ち込んでる…!


このままいけば圧勝!


妨害された時は困ったけど、これなら余裕で……………




 




 



美術部員4:

「…待ちたまえぇーーーっ!!」


恭也:

「ぎゃぁーーーっ!!?追ってきたーっ!!?」


九條:

『なんと美術部、バトンをもらってないのに走り出した!?』


恭也:

「は、反則だろ!?」


美術部員4:

「何を言う!?バトンならしっかり引き継いでいるさ!そう、彼の意志というバトンをね……」




今わかった!


アンタ美術部の副部長だろ!?


なんていうか、あの部長と似てるもん!!


無駄にカッコつけようとしてるとことか!




九條:

『いやいや、美術部さん?変なこと言ってないで早くスタート位置に戻……』


ノラネコ:

『おもしろい。今回だけ特別に許可する。』


九條:

『校長先生っ!?』




ふざけんな!!


変な特例出すんじゃねぇ!!


お前、また飯抜きにするぞ!?




美術部員4:

「そういうことだ!さぁ、無様に敗れるがいい!」


恭也:

「ア、アンタみたいなヤツに負けてたまるかぁーっ!!」


スイレン:

「…おぉ、あんなに必死になるなんて…」


カゲリ:

「よっぽどあの人に負けたくないんだね…」




こんなところで足を引っ張りたくないという気持ちもあるけれど……


…それ以前に、こんな変な人に負けたら俺のプライドが傷つく!!


ただでさえ悠希たちにイジメられてプライドをズタズタにされているんだ…!!


これ以上傷つけられてたまるかーっ!!




九條:

『おぉ、両者とも速いですねぇ。』


ノラネコ:

『ただ走ってるだけだと解説することが無くてヒマだからな。早く障害物に着いてもらえるからありがたい。』




お前らの都合に合わせてるわけじゃねぇよ!!


こっちは必死なんだ!


この人、地味に足速いんだよ!!


イヤな気配が近寄ってきてんのがわかる…!!


気味が悪すぎる…!


例えるなら、ストーカーされてる気分…!?




九條:

『…さぁ、ようやく障害物にたどりつきましたね。着いたのはほぼ同時…これはカードに書かれてる内容が重要になりますね。』


ノラネコ:

『うむ、そうだな。…少年、そこの右から二番目のカードなんかどうだ?私はそれをオススメするぞ。あくまで私の勘だが…』


九條:

『だからそういう不公平になるような発言やめてもらえます!?』




…お前の勘を信用して大丈夫なの?


少なくとも不幸体質の俺よりはマシなカードひくと思うけど…



…そもそも、このカードに書かれてる内容にマシなのってあるの?




恭也:

「…えぇい!悩んでても仕方ない!こうなったら信じてやる!」



《…バッ!》



九條:

『いったー!?校長先生の言葉を信じた発明部!果たしてカードの内容は…!?』




 




 




 



【あたり♪】




恭也:

「…へ?」


九條:

『こ、これは…!?』


ノラネコ:

『うむ。見ての通りだ。無条件で突破していいというカードだ。』




そんなのも用意してたのかよ!?


てか、それを当てられたお前の勘もすげぇ!?


信じてよかった…!




恭也:

「よっしゃあ!!これで俺に負けは無い!!今のうちに大差をつけて勝ってやる!!」




相手がどんなカードを引こうが、これ以上にいいカードなんかあり得ないに決まってる!!


このまま一気に…!





 





《…トントン》



恭也:

「…ん?」


美術部員4:

「私も【あたり♪】だ。」




………………………………………へ?




美術部員4:

「………。」


恭也:

「………。」


美術部員4:

「……(ニコッ)♪」



《ダッ…!》



九條:

『おっと!?ここで美術部が発明部を抜いたーっ!!』


コノミ:

「何やってんだテメェー!!」


カゲリ:

「…コノミ〜?何で急に私の耳をふさぐの?」




いやいやいや!?


俺は何も悪くないよ!?


文句を言うならあんなカードを複数作ったノラネコに言ってくれ!!




九條:

『いや〜、まさか【あたり♪】が2つもあるなんて思いませんでしたよ。』


ノラネコ:

『その分変なカードがたくさんあるからな。』




自覚があるならそっちをなんとかしろ!!




美術部員4:

「部長!タッチ!」


成島:

「よく頑張った!後はこの私に任せてくれたまえ!」


コノミ:

「ぐぬぬ…!」




あぁ、女川さんの機嫌がどんどん悪く……って隣りにあんなのがいたら当然か。


とりあえずこれ以上機嫌を悪くさせるわけには…!




恭也:

「女川さん!パス!」


九條:

『発明部、何とか差を広げずに最終走者へ!さぁ、この接戦を制するのはどっちの部だ!?』



観客:

《わぁーーーっ!!!》




負けはしたけど、ここまで頑張ったんだ…!


さっき女川さんだって『努力を尽くして負けたのなら何も言わない』って言ってたし…



…許してくれるよね?




 




 




 



コノミ:

「…ボソッ(後で校舎裏な。)」




…だよね〜♪




【つづく…】

当初の予定では今回で二回戦は終わりにする予定だったんですが、予想以上に長くなってしまったのでもう一話多くすることにしました。


申し訳ありませんが、成島君と女川さんの活躍はまた次回。


さすがに次回には終わるでしょう。



それでは、今回は特に書くことも無いのでこの辺で失礼させてもらいます。


感想・意見・質問・アドバイスなど、お待ちしています!!

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