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第117話〜引っ越し準備

 




【恭也の家】



「…………。」



…………。



…あ〜…



………。



…初っぱなからゴメン、何を言ったらいいのか全然わからない…


帰宅したばかりで今の状況を理解できないというか…


だってさぁ……


学校から帰ってきたらノラネコと……




…ゴミ?


多分ゴミだよね?


しかも多くない?


大きいのもあるし…


どうすんのコレ?




…そう思えるモノが部屋に置いてあるんだよ?


こういう時ってどういうリアクションしたらいいの…?


リアクションのプロの方、ぜひ教えてくれませんか?




「お?おかえり、少年。今日は少女たちは一緒ではないのだな。」


「アイツら、いつも来るわけじゃないって。…それよりお前、一体何を持ち込んできた…?」


「これか?見ての通りだ。先日、少年は私にここに住んでもいいと言ったであろう?一時の気の迷いの可能性もあるからまだ確定したわけではないが、ここに住むと仮定した場合に必要なものをいろいろ持ってきてみたのだ。例えばこの布団。少年の家にはベッドが一つしかないから寝具は必要だろう?これは昨日拾ったものだが、まだ十分に使えそうだろう?少々ダニが多いのが難点だが……」


「今すぐ全部捨てて来ぉーーーいっっ!!!」










〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「…ふぅ、これで全部だな?」


「まだ使えるモノばかりだったのに…もったいない。」




黙れっ!!


部屋にダニが残ってたらお前のせいだからな!!




「いいか?確かにお前がここに住み着く場合にはいろいろ必要なモノを揃えなくちゃいけない。…でも、だからと言ってゴミ捨て場から拾ってくるな!!」


「私はあそこのことを『ゴミ捨て場』ではなく『リサイクル場』と呼んでいるのだが…」




知るかっ!!


呼び名なんか関係ないんだよ!!




「とにかく拾ってくるなって言ってるんだ!!」


「ではどうしろと言うのだ?」


「…何が?」


「私がこの家に住み着く際に必要なモノはどうやって調達すればいいのだ?」




いや、普通に買えばいいんじゃ…



…あ。


そういえばコイツ、ホームレスなんだっけ?


買えって言っても無理か……




「手に入れる手段が無いのならやっぱり拾ったモノを使うしかないだろう?」


「い、いや…他にも手段があるだろ…」


「どんな手段があると言うのだ?」


「えーと…その…あ〜…」


「…やはり先ほどのモノを回収しに行った方がいいのではないか?」




それだけはヤメロ!!


そんなことしたら追い出すからな!!



…でも他にいい方法が……



…う〜ん…



…………。




「どれ、さっそく回収に…」


「…待った!…いい方法があったぞ…!」


「む…?」




…まぁ、俺にとってはあまりいい方法とは言えないけど、この際仕方ないよな…










〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


【スイレンの家】



「…というわけで、お前の家のいらないモノくれないか?」


「…突然だね。」




スイレンは一人暮らしのくせに普通の一家が暮らせるような家に住んでいる…


そしてなぜか家具もしっかり揃えてあるから、その中から必要なモノをもらえたらいいなと思ったんだけど…


…やっぱりいきなりタダでくれって言ってもダメだよな…




「まぁ、確かにボクの家には必要ないモノがたくさんあるからね。欲しいモノがあったら持っていってもいいよ。」




…えっ!?


ダメもとで聞いてみたんだけど…


いいの!?




「マジで!?」


「キミにはいつもお世話になってるからね。キミの頼みなら断れないよ。」


「ありがとう!やっぱり持つべきものは友達だな!」 


「…普段は邪魔者扱いするくせに。」


「あ、自覚してたんだ?」


「否定する気なし!?」




だって実際その通りだもん。


自覚してるならイタズラを控えてくれ。


そしたら邪魔者扱いしないから。




「…まぁ、別にいいけどさ。とりあえず空いてる部屋に案内するよ。そこにある家具ならどれでも持って行っていいから。」


「少女よ、それはありがたいのだが…本当にいいのか?」


「ずいぶん太っ腹だし…もしかして何か裏があるんじゃ…!?」


「失礼な!今回はノラネコさん絡みの話だから裏なんか無いよ!…仮にキミだけの話だったら条件たくさんつけさせてもらってたけどね♪」




…よし、今後困ったことがあってもスイレンには絶対に相談しないことにしよう。










〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


【スイレンの家:空き部屋】



「ちょっと埃っぽいけど…この部屋にあるモノなら何でも持って行っていいよ。」


「…ここは本当に空き部屋なのか?普通に人が住めそうなくらい家具が充実してる気がするのだが…」


「…ノラネコ、気にするな。気にしたらダメなんだ…」


「…そういうものなのか?」




そういうものなんだよ……


確かに疑問に感じるけど、そこは気にしちゃいけないんだよ…




「まぁ、必要なモノっていっても最低限の家具は俺の家にあるからな。布団とか、そういうモノだけでいいだろ。」


「そうだな。タンスとかが無くてもダンボールさえあれば衣服も収納できるだろう。」




…お前、今着てるジャージ以外に服持ってるのか?




「…まぁ、一応収納できるモノも必要だな。小型の収納ケースなんかあるといいんだけど…」


「あぁ、それなら別の部屋に使ってないのがあるよ。今持ってきてあげるね。」




…何でもあるんだな。


…でも確かスイレンの家って料理に関する器具って一切無かったよな?


なんで家具が充実してるくせにそういうのは無いんだよ…








「…む?ほほぅ…これは…」


「ん…?どうした?」


「いや、大したことじゃないのだが…少年よ、このクローゼットを見て何か思わないか?」




…クローゼット?


木製の古っぽいそのクローゼットか?


…………?




「…うーん、特に何も感じないけど…もしかしてこのクローゼットが欲しいのか?」


「そういうわけではない。わからないのなら別にそれでいいのだが…」




いや、気になるから。


ちゃんと説明しろよ。




「この古いクローゼットが何だって言うんだよ?」


「…私の勘違いでなければ、そのクローゼットはとても価値のあるモノでな。確か何十万もするようなモノだったと思うぞ。」


「!?」




な、何十万!?


そ、そんなに高価なのコレ!?




「あのドレッサーもこのテーブルも…どれもこれも高価な家具ばかりのはずだ。こんなモノが使われてない部屋に放置してあるなんて…あの少女は一体何者なのだ…?」


「…た、ただの一人暮らしの高校生…のはずなんだけど…」




な、なんでただの一人暮らしの高校生がこんなに高価な家具を…!?


スイレン…アイツ、一体何者なんだ…!?






「…ただいま〜♪収納ケース持ってきたよ。これくらいの大きさなんだけど…コレでいい?」


「あ、あぁ…。どうも…。」


「…?どうしたの?様子が変だよ?」


「い、いや…その…」


「この部屋にある家具のことで少し話をしていたのだが…」


「あ〜、もしかして気に入るようなの無かった?」




気に入るとか気に入らないじゃなくて…


なんでお前がこんなに高価な家具を持ってるんだよ…




「少女よ、この家具は自分で買ったモノなのか?」


「いや、違うよ。」 




…は?




「実はこの家具、この家の前の持ち主が置いていったモノなんだ。だからボクもタダでもらったモノってこと。というわけで、遠慮しないで持って行っていいよ。」




前の持ち主こんな高級家具を知らない人に譲ったの!?


前の持ち主、気前良すぎだろ!!




「…ちなみにお前、この家具の価値知ってるのか?」


「…価値?」


「ノラネコの話だと、ここにある家具はどれも高級な家具らしいぞ。」


「ウソっ!?ボク、ただの古くさい家具だと思ってたよ!!」




…やっぱり知らなかったのか…




「やっぱりこんな高価なモノもらえないよ。」


「…ボクもちょっとビックリしちゃったけど、気にしなくてもいいよ。結局ボクには必要ないモノなんだから。」 


「いや、いいよ。さっきも言ったけど必要なのはあまり無いから。とりあえず布団と収納ケースさえあれば大丈夫。」


「そう?遠慮しなくてもいいんだよ?」 




…と言うより、こんな大きいのは俺の部屋に置けないから…






「…ちなみに少女よ、このクローゼットを開けたことはあるのか?」


「無いよ。ていうか、この部屋のモノは一切触ってないよ。」




今まで完全に放置してたのかよ!?


前の持ち主が泣くぞ!?




「それがどうかしたの?」


「もしかしたら中に何か入ってるかもしれないと思ってな。開けてみてもいいか?」


「うん、いいよ。」




…いくらなんでもそれは無いだろ…


普通、家具は譲っても衣服までは……




《…カチャッ》



「…む。」


「どう?何か入ってた?」


「………。」








「…メイド服らしきものが一着…」




あった!?


てか、メイド服!?


前の持ち主、何考えてんの!?




「なんでそんなものがあるんだよ!?」


「そんなのボクに聞かれても…」


「他の服が無いところを見ると、おそらく次に住む人にプレゼントするために残していったのではないか?」




こんなプレゼントいらねぇだろ!!


もし次に住む人が男だったらどうするつもりだったんだよ!?




「せっかくだから着てみてはどうだ?」


「絶対ヤダっ!!ボクはこんな服いらないよ!澪にバレたら厄介なことになりそうだし…!急いで処分しなくちゃ…!」




…そこまでするか?


もうコスプレがトラウマになっちゃってるんだろうな…






「む…捨てるのか?もったいない…。捨てるくらいなら私にくれ。」




はい!?


ちょっ…!?


何考えてんの!?




「ちょっと待て!?お前、この服を着るつもりなのか!?」


「もちろんだ。」


「いや、もちろんじゃねぇよ!!」


「なぜだ?服には変わりないだろ?」




た、確かにそうだけど…!


少しは周りの目も気にしてくれよ…




「ボクは別にいいんだけど…。でもコレ、サイズ大丈夫なの?」


「そ、そうだ!きっとサイズ合わないよ!だからやめとけ!なっ!」


「…私が太っていると言いたいのか?」


「いや、そういう意味じゃ…!」


「…だが確かにサイズが合うかどうかは疑問だな。…では試着してみることにしよう。」




…え?試着?


このパターンはまさか…!




「ではさっそく…」



《…ジーッ》



「待て待て待てっ!?脱ぐなっ!!止まれっ!!ストーップ!!」


「…少年よ、いい加減慣れたらどうだ?」




慣れるかっ!!


俺の前で着替えるのはやめろ!!




「とりあえず俺は部屋の外に出てる!着替えはその間にしろ!」


「うむ。では着替え終わったら呼ぶとしよう。素直な感想を頼むぞ。」




…仮に似合っててもそれを着て外出するのはやめてほしいな。










============


【数分後…】



「…………。」


「どうだ?サイズもピッタリだし…似合っているだろう?」




…なんでサイズがピッタリなんだよ…?


偶然?奇跡?


こんな時にそんなのいらないから。



…まぁ、この際それはいいとしよう…


でもさぁ…



…………。



…メイドには絶対見えないよな…


メイドさんが仁王立ちしてるのって初めて見たかも…




「…お前、メイドっぽく無いな…」


「こんな服を着ただけで本当のメイドと同等になれるわけがないだろう。」




あ、メイドになりきるつもりは無いんだ?


それはそれで安心かも……




「ふむ…。少し動きにくいがそんなに気にする程でもないな。本当にこの服をもらってもいいのか?」


「うん、いいよ。」


「それではありがたくいただくとしよう。」


「…ノラネコ、それを着て外出だけは絶対やめてくれよ?」


「何を言っている?それではオシャレの意味がないではないか。」




それはオシャレって言わねぇっ!!


ただのコスプレだっ!!




「ていうか、服が無いんだったら澪に相談してみたら?澪ならいろんな服持ってるでしょ?」




澪が持ってる服って言ったらほとんどコスプレ用の服だろうがっ!!


そんなもの着せて外出させれるわけないだろ!!




「…ノラネコ、今の話はスルーしろ。」


「まぁ、私としてもこれ以上服はいらないからな。」




ジャージとメイド服の二着だけで満足!?


それはそれでマズいだろ!?




「…あのなぁ、いくらなんでも二着だけってのは…」


「安心しろ。実はもう一着だけ持っているのだ。」




…え?


もう一着持ってたの?




「…まさかそのもう一着ってまたジャージじゃないよな?」


「安心しろ。ジャージなどではない。」




それならいいんだけどさ……


一応普通の服も持ってたんだなぁ……








「ちなみにその服ってのは…?」


「スーツだ。」




普通じゃねぇじゃん!?


いや、メイド服に比べたらはるかにマシだけど…!


ジャージ(部屋着)にスーツ(正装)にメイドコスプレって…


バランス悪すぎだろ!!


普通の服を着ろっ!! 




「…今度、お前の服を買いに行かなくちゃダメだな。」




さすがに服はサイズがあるから、他の人からもらうわけにはいかないもんな…




「服はもういらん。そんなモノを買うくらいなら別のモノを買った方が有意義だぞ?」


「………。」








「…もういいや。」


「あれっ!?キミ、もう諦めちゃうの!?いつもより早くない?」




…だってどうせコイツには何を言っても無駄だもん。


もう好きにしてくれ…










〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「…で、他に欲しいモノはあるか?」


「いや、特に無いな。私はもう十分だ。」




…結局、スイレンからもらったモノは収納ケース(小)、メイド服、布団…そしてついでにマクラ。


もし今後必要なモノが出てきたらその時に考えることにしよう。




「キミたち、本当にそれだけでいいの?」


「ああ。ありがとうな。」


「別にお礼を言われるようなことじゃないよ。ボクとしてもいらないモノを引き取ってもらえてちょうどよかったし。」




…前の持ち主泣くぞ?




「…少女よ、この恩はいつか返そう。」


「だからそういうのはいいって。それより、ノラネコさんはいつから彼の家で生活するの?もしかして今日から?」


「そうだな…。私はいつでもいいのだが…。」



《…チラッ》



…?


何だ?


何でこっちを見る?




「…どうした?」


「いや…本当に私が少年の家に住み着いてもいいのかどうか思案していてな…」




…………。


コイツ、まだそんなこと言ってんのかよ…




「だから、俺はいいって言ってるだろ。お前が俺の家に来たいなら来ればいいさ。お前の好きにしろ。」


「…ふむ。そう言ってくれるのなら私も気兼ねなく住み着けるな。では、明日にでも少年の家に住み着くとしよう。」


「…え?何で明日からなの?彼が了承してくれたんだから今日からでもいいんじゃないの?」


「私にもいろいろ準備があるのだ。」




…何の準備?


お前の所持品なんてほとんど無いだろ…




「まぁ、俺はいつでもいいからな。好きな時に来いよ。」


「うむ。」


「ノラネコさんが来たら教えてね。ボクも遊びに行くから♪」




お前はどうせ夕飯が目当てだろうがっ!!










「…さてと、とりあえず俺たちはそろそろ帰るよ。」


「え?もう帰るの?もっとゆっくりしていってもいいのに…」




荷物を運ぶ都合上、完全に暗くなる前に行かなくちゃいけないからな。


もう大分暗くなってきたし…




「少女よ、今日はいろいろありがとう。近々遊びに来るのだろう?その時は私の特製料理を振る舞おうではないか。」


「お〜、それは楽しみだね♪」




…ノラネコの料理を気に入って毎日来るようにならないようにな…






「…じゃあ、また明日な。」


「バイバーイ♪」









============


【帰り道】



…これでノラネコの引っ越し(?)の準備は大丈夫だな。


今日はスイレンに感謝しなくちゃ…



…………。



…今日『だけ』な…




「少年、いい友達を持って良かったな。」


「…普段からこれくらい親切なヤツだったら良かったって思えるんだけどな…」


「面白いからいいではないか。」




面白くなんかねぇよ!!


あれは完全にイジメのレベルだ!!


お前も一度体験してみろ!!






……………。






「…ところでノラネコ、ちょっと気になることがあるんだけど…」


「…む?何だ?」


「お前、何であの家具が高級なモノだって知ってたんだ?」




俺もスイレンも知らなかったのに…


何でホームレスのコイツが知ってたんだ…? 




「…たまたま知っていただけだ。」


「たまたま…?」


「そうだ。たまたまだ。」




たまたまであんな家具のこと知ってたのか?


…何か怪しいな…




「あまり細かいことは気にするな。それより少年、夕飯は何が食べたい?」


「え…?何でもいいけど…」


「では今日は焼きそばでも作ろうか。それでいいか?」


「あ…うん…」




…はぐらかされた。


まぁ、本人が言いたくないことならしつこく聞くわけにはいかないけどさぁ…


未だにノラネコについて知ってることってほとんど無いんだよなぁ…


いい加減に少しは自分のこと教えてくれてもいいのに…




「…まだ何か考えてるのか?どうでもいいことばかり考えてると老けるぞ?」


「余計なお世話だ!!」


「老けたくなかったら細かいことは気にするな。…大方私の素性について考えていたのだろうが…。その時が来たらちゃんと私のことを話すから安心しろ。」


「…その時っていつだよ?」


「さぁ?」




『さぁ』…ってオイ!?


お前、本当に話す気あんのか!?




「まったくお前は…まぁいいや。いつかちゃんと教えてくれよ?」




…どうせ今聞いても教えてくれないだろう。


それならノラネコを信用して、いつか自分から話してくれるのを待った方がいいよな。




「うむ。私のことはいつかちゃんと話す。約束しようではないか。」




約束…ねぇ。


スイレンならともかく、ノラネコならきっと約束を破ることは無いだろう。


短い付き合いだけど、ノラネコの性格上そんな感じがする…






…ノラネコにはまだまだ怪しい部分が多いけど、信用できないようなヤツじゃないのは確かだ。


どうせ明日には俺の家に来るんだから、ノラネコが言いたい時に聞けばいいだけ。


いつになるかはわからないけど、ちゃんと教えてくれるはず…




約束…だもんな…




 




 




 




「…ところで少年、あそこに捨てられているノートパソコン…まだ使えそうな気がしないか?」




だからゴミを拾おうとするのやめろって言ってるだろうがっ!!

更新が遅くなってしまい、まことに申し訳ありませんでした。


今後もこのように遅くなることが多々あると思いますが、それでも見捨てないでいただけたら幸いです。



内容についてですが、これで次回以降からノラネコが恭也の家に住み着くことになります。


これからどうなるかはまだ考えていませんが、今のところ恋愛につながるようなことは予定していません。


…他の子が嫉妬するという話はあるかもしれませんけど。



それでは今回はこの辺で。


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