表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光舞  作者: ++愛羅++
2/3

第二話

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




「ほんとかよー裕ー」


「なんだよ。まだいたのかお前。」


「やめといたほうがいいぞー?」


「うるせぇ。俺が決めたんだよ。」


「でもお前【西中の女たらし】で有名だし・・・」


「これからやめるよ」


「光舞は3年生で一学年上だし・・・」


「愛に年は関係ないんだよ。(てきとう。)」


「でもー・・・」


「うるっさぃ!!!!!いいかげんにしやがれ阿呆が。」


「・・・」


荒木裕。今言われたとおりこの中学校「西中学校」の女たらしで有名。


ある日友達の弘に花道光舞という美女を紹介され


直感で「俺があの子を狙う」と思ったナルシストである。


「ねぇ。裕。光舞は一度も男の人と話したことが無いんだって。」


「え・・・なにそれ。」


「あっ、光舞だっ・・・」


光舞は綺麗で長い黒髪を束ねない。


それが光舞に一番よくにあう髪型だからだ。


まつげが長く、そばにいた男はみんな振り向くほどだった。


「ふーん。やっぱキレイだよな。」


「そうだね・・・」


「お前だって狙ってるんじゃなかったのか?」


「冗談に決まってるじゃない。本気にするなって。」


    ≪下校時間になりました。生徒はすみやかに・・・≫


構内のアナウンスが流れた。


「あっ、裕。俺、塾があるから!じゃあね!」


「あぁ。じゃあな。」


裕の作戦はこうだった


1まず生徒会長の光舞の後をつける


2会長の光舞は学校の見回りをする。


3終わった後にすぐに光舞に近づく。


4光舞を口説く。


「カンペキだ!」


裕は絶対成功すると思っている。


誰も裕の誘いを断った子はいなかったからだ。


それほど荒木裕は美男子だったのだ。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




光舞はすいすいと見回っている。


裕はコソコソと後をつけた。


光舞はふと音楽室で足を止めた。


鍵をかけるのかと思ったらそのまま中に入った。


(・・・?何をしているんだ・・・?)


裕はそう思いながらそっと音楽室をのぞいた。


もうすでに外は暗くなっていた


光舞は光る月を見つめながらしばらくそうしていた。


(なにしてるのかと思ったら。。光舞ってロマンチストかよ。そういうのもいいな)


すると突然。


「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


裕はびっくりした。


光舞の体が急に変わったのだ。


アニメのようにピカーッっと光ったわけでもない。


ぱっとかわったのだ。


髪の毛が・・・あの綺麗な黒髪が・・・・


(銀色に変わってる????!!!!!)




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ