表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

さん

『¥&@/-%#€£$!!!!!!!』


持っていたスマホを口に突っ込むかと思うほどキツく、口を覆ったお陰で また声は漏れなかったようだ。

20歳位の女の人が立っている。濃いめのブラウンの髪は胸の辺りまである。

ゆっくりと後ろを振り返り、誰もいないことを確認してゆっくりと正面を向く。

鏡だ。

そしてまた驚く!


これ、私ってこと?


口から手を離し、鏡の中を覗き込む。


あ!首にほくろ。おんなじとこにある。


腕も見て、ほくろがあることを確認した。


そう言えば、若い時の私みたいだ。

え?私、若返ったの?

事故で…

死んだ!

そして、転生したんだ!


……


でも時間軸が合ってない。過去に戻ったわけじゃない。


スマホを確認する。


20××/08/03 23:23


あれ?事故から数時間しか経ってない。

転生じゃない…多分。


パラレルワールド…


待って、待って。

頭が追いつかない。

買い物してないじゃん!明日の朝ごはん!

洗濯畳んでないし、お風呂掃除も…

違う!今は家にいるわけじゃない。

考えろ!どうすればいいの?

何で?私は生きてるの?死んでるの?

パニックになりかけた時、扉がすっと開く。


「みちる、どうしたの?おいで」


「ハル…?」


「ん。また、怖い夢見た?」


これは現実なの?

推しが、私の名前呼んだ。

推しが、とろけそうな笑顔で私を見てる。

推しが、手を広げて私を迎え入れようとしている。


転生?パラレルワールド?

そんなものはどうでもいい。

推しが受け入れ状態万全で待っているのに、逆らうことができようか?

夢でも、天国でも地獄でもいい。


私は躊躇なく、腕の中に飛び込んだ


「ハル!」


私を抱きしめながら、晴は言った。


「起きたらみちるがいないから心配したよ。」


前世で私、どんな徳を積んだのでしょう。

これを幸せと言わずして何が幸せなんだ。


「ほら、ベットに行こう。横にならないと。頭打ったんだから。痛い?」


そうだ。包帯してたね。この身体の(若)みちるも頭打ったんだ。


カチャッ


ん?カチャって何の音?

手首に冷たい感覚が…


「もう逃げちゃダメだよ。お仕置きしないとだね。」


私に手錠を掛けながら、とろけそうに笑う推しが…


とても怖かった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ