創作詩 「衣干すてふ天の香具山」
涙は濡らす頬の上
塩味
味噌味
しょうゆ味
磯の味が近いかも
天女は歌う美しく
天女は舞う舞う麗しく
羽衣揺らす白い風
光り輝く湖の波
頬撫でる暖かい風は
どこから来て
どこへゆくのだろう
天女は想ふ
舞い踊る
涙は止まじ小川の様
心震わす美しさ
歌舞音曲の音色咲く
いと麗しき
天の香具山
※春過ぎて 夏来たるらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山
の詩を想い、どんな光景なのだろうと思いを巡らし、天女が生きてる様を思い描いてみました。春夏秋冬巡る季節がある日本の四季がわたしは好きです。