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無職の俺は追放されてもへっちゃらカタログスペック100%があるから【旧作】~現実を強引に俺の真実で塗り替える~  作者: 喰寝丸太
魔王決戦編

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第83話 アンデッドからの復活

 魔王城までの道のりは荒野が広がっている。

 荒野自体は問題がないのだが。

 古戦場がありそこにはアンデッドの大軍が待ち構えている。

 今回ギルドからの依頼でこのアンデッドの大軍を掃討する事になった。

 俺達が魔王城に攻め込むにも障害になるため願ったり叶ったりだ。

 荒野に足を踏み入れると、スケルトンがウロウロし始める。

 俺達を見つけるとスケルトンは襲い掛かってくる。


 今回俺は秘策を用意した。

 それは、終末教の経典だ。

 これにはこうある『終末には魔王が現れ、死人が生き返るであろう』と。

 司祭が辻で説法をしていたのを聞いて手に入れたいと思った。


 これの意味はアンデッドになって人々を襲うとかそういう意味だろうけどカタログスペック100%には関係ない。

 アンデッドが人間の魂からできているかは分からないがなんとかなって欲しい。




 経典を手に入れるには苦労した。

 俺は終末教の司祭に経典を読んで勉強したい譲ってくれませんかと言うと。

 信者になるという事ですねと返してきたので、勉強が済んだら信者になりますと答えておいた。

 金は取られたが馬鹿な司祭でよかったよ。


 さて、実験台一号はと。


「テイムアンデッド」


 黒谷(くろや)さんがスケルトンをテイムして俺の所に連れてくる。


「カタログスペック100%」


 経典を手にスキルを掛けるとスケルトンは裸の男性になった。

 服を用意しないといけないとはな。

 とりあえず俺の服を着せる。




「記憶はあるか」

「魔王軍との戦いからははっきりしない」


 俺が男性に尋ねるとそう答えが返ってきた。


「魔王がまた復活したんだ。力になってくれるか」

「ああ、殺された恨みを晴らさないとな」


 後衛職が中心になって服を買出しに街まで戻ってもらい、俺はテイムされたアンデッドを次々に生き返らせた。

 スケルトンの出現地帯を抜けるとゴーストナイトが出没するようになった。

 荒野の中心にいくほど段々と強敵になっていくんだろうな。

 ゴーストナイトをテイムする為に聖水をじゃばじゃば使う。

 生産が追いつかない。

 これは一日では終わらないな。


 ゴーストナイトは騎士出身が多い。

 生き返らすと俺達の仕事を手伝ってくれた。

 お礼にドラゴンの血を塗った防具と剣を提供。

 アンデッドの蘇り作業は段々と加速していった。


 ただ、蘇った人の大半は暦を聞くと親しい人は皆死んでいると嘆く。

 正直言って、やりきれないな。

 クラスメイトには死んで欲しくないものだ。




 アンデッド退治もいよいよ大詰めになった。

 中心に居座っていたエンペラーリッチを残すのみ。

 俺達は元アンデッドの軍勢でエンペラーリッチを追い詰める。

 魔法無効化の盾もあるしドラゴンの血を塗った装備は壊せない。

 エンペラーリッチは奥の手でアンデッドを呼び出した。


 ごっつあんです。

 これで魔王討伐軍の人員がまた増える。

 俺達はエンペラーリッチをチクチクと攻め。

 何度もアンデッド呼び出しを使わせた。

 最後にはエンペラーリッチは何もしなくなった。

 折れたのかな。


 黒谷(くろや)さんがテイムして俺が生き返らせた。

 そこには王子然とした貴公子が現れる。

 慌てて服を着せると。


「よくも僕を弄んでくれたな」

「アンデッドの記憶があるのか」

「あるぞ。今回の戦いは一番酷かった。十年も虐待された気分だよ」

「すいませんね」

「許してやる。誰か酒を持て、酒が飲みたい」

「ところでどちら様」

「ジョブズ聖王国、エターヤル王子だ」


 エシャーニア王女の祖先か。

 ちょうどいい指揮官をやってもらおう。

 後でエシャーニア王女には話しておこう。


「元アンデッドの人達を率いて魔王と戦ってくれないか」

「魔王には恨みしかない。承った」


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