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無職の俺は追放されてもへっちゃらカタログスペック100%があるから【旧作】~現実を強引に俺の真実で塗り替える~  作者: 喰寝丸太
偽魔王編

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第78話 迷路

 次の階層は迷路になっていた。

 突然、先頭を歩いていたクラスメイトが落とし穴に落ちる。

 そばに居た別のクラスメイトが手を差し伸べて事なきを得たが、ここは罠が盛り沢山なのだろう。

 黒谷(くろや)さんの罠解除アンデッド『スケルクロウ』の出番だな。


 ここは、宝物庫で手に入れたアイテムも装備させてやろう。

 まずは『盗賊神の鍵』。

 盗んだ神貨を溶かして作られたという鍵は見る角度によって様々な色合いを見せる。

 どんな鍵も解除できるらしい。


 お次は『技巧神の手袋』。

 一見汚い軍手に見えるが、装備した者の器用さを大幅に引き上げるとの事。


 お次は『技巧神のノギス』。

 装備するとナノ単位の大きさが知覚できるらしい。


 お次は『盗賊神の眼鏡』。

 罠のある場所が見えると説明書きに。


 装備はこんな所だな。




 スケルクロウが慎重に進む。

 カチリと音がした。

 駄目じゃん罠にかかってる。


 幻影の美女が現れてスケルクロウを誘惑する。

 当然アンデッドには効果がない。

 これが分かっていたから罠を踏んだのかな。


 罠は順調に解除されて俺達は迷路を進んでいた。

 一瞬こんな事をしなくとも壁を壊して最短距離で突破しようかとも思ったが、なんとなく嫌な予感がするんだよな。

 予感には従っておこう。




 またカチリと音がした。

 今度はどんな罠だ。

 虫が大量に出てくる罠だった。

 スケルクロウが虫に包まれる。

 人間だったら肉を食われているところなんだろうな。

 小前田が殺虫剤を掛けて虫を退治した。

 スケルクロウはなぜか嬉しそう。

 なんか骨の輝きが違う。

 虫に汚れを食ってもらってピカピカになったのか。

 だからわざとスイッチを踏んだのか。


 こうなるとこいつ美女の幻影も楽しんだな。

 俺達は進んで行き、スケルクロウはまたしてもスイッチを踏んだ。

 ガスがスケルクロウを包む。

 毒だけどアンデッドには効かないという落ちなのか。

 隣をみるとガスの余波で小前田が眠りこけている。

 催眠ガスか。

 スケルクロウは残念そう。

 ああ、きっとこいつは寝たかったんだな。


 余波を食らったクラスメイトを小前田特製の目覚まし薬で起床させた。




 少し進むとまたスケルクロウがスイッチを踏む。

 黒い霧がスケルクロウを包む。

 なんとスケルクロウの色が白から赤に。

 何がしたいんだこいつ。

 着替えたかったのか。


 そうではないらしい。

 ネクロマンサーの黒谷(くろや)さんによれば進化したとのこと。

 黒い霧は人間をアンデッドに変えるものらしい。

 誰も余波を食らわなくよかった。




 罠解除は進むがまたスケルクロウがスイッチを踏む。

 今度はスケルトンが現れた。

 黒谷(くろや)さんがさっそくテイムした。

 スケルクロウはぴょんぴょん飛び跳ねてうれしそうだ。

 ああ、仲間が欲しかったんだな。


 またスケルクロウがスイッチを踏む。

 今度はなんだ。

 スケルクロウが光沢を帯びる。

 黒谷(くろや)さんに聞いてみると、金属化の呪いを浴びたらしい。

 メタルスケルトンになったらしい。

 もうちょっと真面目にやれと言いたい。




 そして、とうとう俺達は迷路を抜けた。

 変なスイッチは踏んだが危険なのは解除できた。

 だけど、スケルクロウは今一つ信用できないんだよな。


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