閑話 十魔将ティノタリウス
おではティノタリウス、魔王様の命令でダンジョンを作った。
ダンジョンに宝があると分かると馬鹿な人間がわんさか寄ってくる。
かなりダンジョンコアに絶望の悪念を溜め込んだ。
これを使って魔物をダンジョンから溢れさすのが今回の目的。
達成も間近だ。
「ティノタリウス様。魔王様から抹殺指令が出ている偽勇者がダンジョンに入ってきました」
おでは部下のアサシンゴブリンから報告を受けた。
「そうか、まずは1階のトラップを全て治療不可能な毒に変えるぞぉ」
あの毒を治療できるものは無いはず。
鍛錬して待つ事にした。
身体もほぐれてきたかという時。
「大変です。1階層突破されました」
「慌てるなぁ。2階層のモンスターハウスを全部作動させるぅ」
「あれなら小手先の技ではどうにもできないでしょう」
嫌な予感がする。
鍛錬してとにかく待つ事にする。
「魔物を同士討ちにさせて、2階層は突破されました」
「3階層のダークゾーンを作動させるぅ。暗闇で襲い掛かれば負けないぃ」
「承知しました」
二度ある事は三度ある。
「不思議な灯りで突破されました」
「やっぱりぃ。4階層のワープ罠を起動させるぅ。あれは踏んだ瞬間、石の中ぁ。対策できないぃ」
「これでやっと討ち取れますね」
4階層名付けて死の階層。
「駄目です。なぜかワープ先の石を砂に変えて生き延びました」
「5階層の石化魔物と6階層の首刈り魔物を放つぅ。7階層の迷路を最高難度にするぅ」
「私も自信がなくなってきました。こうなったらティノタリウス様にも出てもらう必要があります」
「やっぱり頼れるものはおのれの身体ぁ」




