閑話 創造神2
今日は来訪者の様子をチェックする日じゃ。
どれどれ、勇者は酒盛りじゃな。
「女こっちへ来て、全部脱げ」
「借金返済の為に来たんで、私は売春婦じゃない」
「ここで酌をするという事はそうゆう事だ」
「弟が人質にとられてなければ……。あんたなんか勇者じゃない」
「ぐるるる、魔物はどこだ。女、二度とその職を呼ぶな。俺は聖騎士だ」
「何度でも呼んでやるわ。クサレ勇者、外道勇者、クズ勇者」
「魔物、魔物。魔物を寄越せ&¥※*+△$¥#*#◇×¥」
いかんな、目も当てられん醜態をさらしとる。
ありゃ、悪念を浄化する力が弱まっとるな。
他にも別行動のグループがあるようじゃ。
女性ばかりのグループで冒険者活動をしておる。
「みんな、もうちょっとだから。後少しで資料にあった精霊欄の群生地だよ」
「これで、エリクサーの材料が全て揃うのね」
「ええ、これで難病のあの子を救うことができる」
「リーダーもお人好しだよね」
「そうそう。偶然、出会った子供のために尽力するなんて」
「いいじゃない、余ったエリクサーはお金になるんだし」
こちらは順調じゃな。
頼むぞ来訪者達。
この世界の命運は君らにかかっとる。
どれ例のスキルを与えた少年はどうしているかな。
「カタログスペック100%。この採取名人使ってよ。壊れなくしておいたから」
何っ、神器クラスを量産だと。
いかんぞ、わしが怒られてしまう。
やめるのじゃ。
人の役に立っているから神罰が下せん。
影響を及ぼせないのがうらめしいのじゃ。
気を取り直して、魔王はどうじゃな。
「なんだと、十魔将の一人、カタリーヌが討伐されただと」
「はい、魔王様。偽物の勇者に討ち取られた模様。虚無の作戦も失敗に終わったとの事」
「ふむ、在野にも勇者クラスの人間がいたか。計画の妨げになるようだったら消してしまえ」
勇者の偽物が現れたとな。
良い影響を与えればよいのじゃが。




