序章「ハジマリの怪異」
どうもがじろーです。
今回は探偵物ということでシリアスにいきます!
まぁ相変わらず不定期ですがお楽しみください
とある学校での風景。
「ねぇ、知ってる?」
他愛もない会話。
「えっ、何々?」
女子高生等は一度経験があるだろうが他人から聞いた話というのは彼女達にとって最高の刺激になる。
「聞いた話なんだけどぉ」
それは、
「数学の只野っていたじゃん?」
よくある、
「えっ、あの今学校を休んでる?」
ひとつの風景。
「そうそう! 実は、休んでる理由がヤバイって知ってる?」
「なにそれ? 私知らない」
「実はね、只野ってさ、呪われてるみたいなんだよね~」
「え、なにそれ? ジョーク?」
この科学技術が発達した世で呪いとはまた物騒な話だった。
だが、そんなことはお構い無しに話は続く。
「この間の研修旅行あったじゃん? あの時に只野がさぁ、石碑? みたいなのを倒しちゃったのよ」
「ウッソ!? 本当にヤバイやつじゃん」
「でっしょ! でね、その時はみんな笑ってたんだけど次の日から只野の顔色悪かったじゃん? さすがにみんな笑えなくなってお祓いに行ったんだって」
「ふぅん。じゃあ解決したんじゃないの?」
すると人差し指を左右に振った。
「甘いよ~。実はその頼った所ってのがさ、霊能詐欺師? ってやつでお金だけ支払って逃げられたんだって」
「うわっ、悲惨」
「でしょ? もうそこから只野は狂ったって話だよ。何でも今は引きこもってるかどこかの精神病棟に入れられてるって」
何とも救いのない話だった。
そんな会話をしていた二人だったが急に背筋に冷たいものが走った。
「嘘………………………………あれって」
「えっ」
二人の視線の先には変わり果てた姿だったがその話題にしていた只野が幽鬼のようにふらふらとした足取りで目の前を歩いていた。
宛もなくさ迷っているその姿は生きているだけの死体のようにも見える。
そしてーーーーーーーーーーーーーー。
「あっ」
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
只野と呼ばれていた女性は気が狂ったかのように走りだし走行中の車に轢かれた。
辺りから悲鳴が聞こえその叫びを聞くことなくただただ不気味な笑みを浮かべ只野は息絶えてしまった。




