魅夏対魅夏(?)
サブタイ通りでもあるしありません
あと薄っぺらい戦闘に毎度お馴染みよくわからない思考、他にも新スペカやらで結構グダグダしてます
平和というのはすぐに壊れる、誰かが何かをすれば一気に崩壊させられる
もしかしたら自分が意図せずに起こすかも知れない、運命と言う者がいれば偶然と言う者もいる
だが私はあえてこういう、全ては偶然というなの必然だと
「はぁ…これで私も仲間入りか、まぁ良いけどね」
地震で作成中の薬は溢れるわ勝手に混ざるわで大変な事になるし、挙げ句の果てにはそれを被るはめになったし
まぁそれは良いとして、これをどうするかだよねぇ…
まさか、自分が嫌ってる事をやるとは
「壊す…壊す、全て壊す…」
「純粋に壊したがってるなぁ、これって私の中の感情が具現化したもんだと思うんだけど」
完全に肉体を持ってるから消すという事は殺す事なんだけど、正直自分と似すぎて少し気が乗らないんだよね
あぁ、どうしたら良いんだろう
姉ちゃんは鼻血を流しそうだし、アリスは手伝わなさそうだし…
仕方ない、ここは……
☆ ☆ ☆
「で、なにかようかしら? 愚か者さん」
「分かってて言うな、あと私のは全くの偶然」
「偶然に偶然が重なれば運命よ」
それは私に犯人を教えてるようなもんだと思うよパッチェさんや、というかやっぱ意味分かってたのか
分かってなくともパチュリーが教えてるよね、一応親友らしいし
「で、どうすれば?」
「生かすか逝かすか、どっちが良いと思う?」
「逝かす方ね、貴女の負の感情ならそれは純粋に近い筈。そんなのを世に離したら大変な事になるわ」
確かにそう、だけどやっぱり…
自分と同じだからか、情が芽生えちゃってるんだよね
自分の事は自分でする筈だったのに、なんでこうなっちゃうかなぁ〜
とか考えてたらなんかヤバげな事を呟き始めてるし
「くははは…消してやる、全て綺麗さっぱり…」
「みなっちゃんや、こいつはヤバいんじゃないですか?」
「パッチェさんや、協力してくれますか?」
「するしかないでしょ」
純粋に壊したがってる上に殺気まで出てきたよ、仕方ない、少しばかりおっ始めるとしようか!
「アグニシャイン!」
「っと!」
パチュリーは魔法で私は短剣投げ、魔法とか使うのダルいんですよ正直
でもっと正直に言うとさ、私がそんなの効くわけもないから
「っ…」
「ですよね〜、ナイフで囲まれても落とせる気はあるからそんなの食らいませんよね〜」
「無駄口叩いてる暇あるなら対策を考えなさい!」
はいはい、今日のパッチェさんは機嫌が悪いことで
でもまぁ、対策なら既に考えてるからこんなに平然としてるんすよ
私が考える事の逆の事をしたら良いだけだしね、つまり最初に狙うのは
「レイジィ「パチュリー横にステップ」っと、いきなり何よ」
「弓で狙われてたから教えてあげただけ、呪文詠唱中の術師ほど狙いやすい的はないしね」
「……なるほど、戦闘スタイルまで同じなわけね」
ホントそう、私が出来る事を完全にやってのける
だから厄介極まりないんだけどね、能力を使う可能性もあるし黒魔術を使う可能性まである
できれば使われる前に倒したいけど、ムリに近いような気がするなぁ
「落ちろ、そして……逝ね」
「ちょちょっと! なんか魔力が高まっていってるわよ!?」
「パチュリーは防御壁を、私はより強い魔術で撃ち合ってみるから」
「分かったわ、無茶はするんじゃないわよ。魔理沙になに言われるか全く分からないんだから」
はいはい、確かに私に何かあったら一番に来るのは姉ちゃんだろうね
ったく、こんな時にまであのシスコンっぷりが浮かぶなんてね…
今はこっちに集中するか…イメージは星、流れるは彗星、強く派手に綺麗に、見る者を魅了させる
悪いけど、パクらせて貰うよ…
「なんか凄く強いのが集まってるような気がするわ…本は無事で済むかしら…」
「くかかかか! マスター…スパークぅ!!」
「魔理沙のパクるんじゃないわよ、しかもこれ…魔理沙のより高威力じゃないのよ……」
「行くよ……恋符「マスタースパーク」!!」
極太のレーザーがぶつかり合う、1つは見る者を恐れさせ1つは見る者を安心させる
光と闇のような対照的な色をした魔法がぶつかり合う、光は闇を喰らおうとし闇は光を喰らおうとする
互いが互いを喰らい合い残るのは何か、それは終らなければ誰も分からない
闇が負けるか光が負けるか、それは強さで変わる
「だから、私は負ける訳には行かないよ」
「これを待ってた……オリジナルを倒せば私は」
「つくづく嫌になるね、自分の欲の深さに」
「早くしなさいよ、もう持たないわよ……っ」
余裕ぶってるけど、ちょっとヤバいかなこれは
相手が全力なのに対してこっちは全力出してないからなぁ、面倒臭いし疲れるし寝込むし
だからって能力使うとパチュリーに被害が出そうだし、でもパチュリーも限界っぽいし
仕方ない、少しだけ本気になるか……
「パチュリー、ちょっとだけ障壁を強くした方がいいよ〜」
「なにする気なのかは知らないけど、精々三分が限界よ」
「そんぐらいあれば多分充当」
純粋に魔力をためて、純粋に相手を倒す事だけを考える
殺すんじゃなくて倒す、それだけを考えてぶつける
「悪いけど、ちょっとばかし本気にならせてもらうぜっと」
「やっとなったか、それじゃこっちも本気でいかせてもらうぜぇ!!」
ちょま、あれで本気でなかったとか冗談でしょ
私でも結構キツイんですけど、マスパの威力を越えた物を打ち込む気ですかぃ
しょうがない、気絶覚悟でぶちこんでみますか
「「はあぁぁぁぁぁ!!」」
「ちょちょ、障壁張るぐらいじゃ持たないってこれは!?」
術式を固定させて、私が油断する位置に移動して後は駆け抜ける
そうすれば多分、懐に入り込める!
相手が気付かない内に攻めるしか、ないか
「………」
「チッ、こりゃやべぇな……なんて言うと思ってんのかぁ!!」
「っ!?」
「私は私だぜ? 思考を逆算して次になにをするかなんて簡単なんだよ、純粋になりすぎたなぁおい」
完全に裏目に出た、しかもおもいっきり腕を切られた
切断はされてないけど物凄く痛い、こりゃ血が結構流れてるかもね
意識はまだある、ならこのまま自爆覚悟で突っ込んで
「っ、おいおいマジかよ…死ぬ気かよ」
「好きにいいな、よっ!」
「っ、同じような傷つけやがって」
「同じ? 違うよ、これから増えるんだよ」
逆さ鎌は予想してなかったか、振り上げで回避させて短剣を!
「ステップ中にとはやるねぇ、だけど好きだらけってな!」
「肉を切らせてなんとやらって言葉知ってる?」
ただの爆発でも目眩ましにはなったか、固定させたのはもう消えてるから後は接近戦でやるしか
「面倒なやり方をしてくれやがって…!?」
「黒魔術は闇を統べる、いくら私のマイナス面でもこれは耐えられないでしょ? 一つのものを塵も残さず消そうとする、そんなふざけた純粋な考えの元ならね」
「正気かよコイツ、流石の魅夏さん(あたし)でもそんな考えには至らないぜ」
「正気かどうか? そんなの途中から忘れてるよ、あんたを倒すことしか考えてないからね!!」
黒魔術で作った短剣、これで一気に決める
決まらなければ私の負け、決まれば勝ちの大博打
誰かさんがやりそうな無茶だよこれは
「でやあぁぁぁぁ!!!」
「ちっくしょぅ!」
刺さった、そして落ちた
勝った? というかこれで負けだともう死ぬ…
黒魔術は精神力を結構使うから意識が…あ、もうだめ……
☆ ☆ ☆
っと、相当な無茶をしてくれたわね
障壁を何重にもかけなければならなかったぐらいだし、本が燃えたりしなかったのは良かったけど
さてと、これから二人の体を診ようかしら
「咲夜、このバカ二人を同じ部屋に入れといてちょうだい」
「畏まりました、パチュリー様は?」
「私は後から行くわ、それとレミィにこう伝えといて“私が二人を診終わるまで入るな”ってね」
「はい、では私はこれで」
物分かりがよくて助かるわ、今回の騒動の原因はリンの名前の意味を理解して怒ったレミィだもの
面倒事を嫌うあの子がどう動くか分かったもんじゃないわ、それに私も少しだけレミィの行動には苛ってきたしね
さて、どうやって事を収めようかしら……
新スペカの説明、魔理沙のマスタースパークをパクった以上
はい、先に謝りますね
ホンットすいませんでした!!
活動報告見たら分かりますが某笑顔動画の禍さんにズキューンされました、えぇ勢いに任せた結果なんです
とりあえず霊夢系は全て可愛い、これに限るね
さてさて、今回はみなっちゃんが自分のレプリカ?クローン?まぁ合わせて同位体でいいか
同位体を創ってしまってあら大変という話でした、一応次回はギャグパートのはずです
では、また次回にて会いましょう