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日常風景…多分

多分日常風景

ネタバレ、魅夏さんは寝てるだけ

あと最後の方で視点がいきなり変わってます

魔理沙だぜ、今日は霊夢のところにいるんだ

何時もなら茶を飲んでさっさと帰るんだが、日差しに当たってたら魅夏が寝ちまったんだ

しかも霊夢の膝に頭を乗っけて、膝枕だぜ膝枕私がやりたいことベスト10に入ることをいとも容易くやりやがって…


「悪いわね〜魔理沙ぁ、貴女が姉なのに私が膝枕しちゃって」


「そう思うなら頭を撫でるな」


「嫌よ、撫で心地良いんだから」


それを私にやれせろよ、無防備な今しかないんだよ

チャンスは今しかないんだよこれを逃すともうチャンスがないかも知れないんだよ

だから私に変わってくれさいお願いします


「んぅ……」


「本当にごめんなさいね〜、魔理沙ぁ」


UZEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

物凄くうぜぇ!! 魅夏が霊夢の服を寝ぼけて掴んだまままた寝たから羨ましいとかそんな気持ちはなくもないけど霊夢の態度がうぜぇ!!!

霊夢も見たことないような癒され顔してやがる、霊夢のお気に入りに追加かよ

お茶に煎餅に魅夏って…あれ、でも炬燵に入って煎餅をポリポリ食ってる魅夏も可愛くないか? ありだ、大いにありだぜ!!


「妄想してるところ悪いけど、客が来たみたいよ」


「あん?」


「魔理沙の目が狩る者の目になってるわよ霊夢」


「いつもの事よ、で何しに来たのよ。あんたが来たらろくな事にならないのよ、紫」


紫の奴、せっかくこれから炬燵の中で魅夏を色々エロエロする妄想をするところだったのに…

この恨みはマスパ五発分になるぜ


「まずあんたはそのシスコン魂をどうにかしようか…」





☆ ☆ ☆





「まずあんたはそのシスコン魂をどうにかしようか…」


なんか騒いでるから起きてみたら、また姉ちゃんが暴走してたよ

もう少しまともになってくれたら私も楽で良いのに


「あら、もういいの?」

「もう大丈夫、っとで妖怪の賢者がなんのよう?」

「なんで貴女に用があるって分かるのよ、これも純粋かしらね」


別に、勘で言っただけだし

純粋だと思うなら思うで良いと思うけど、変に警戒しなかったらね


「まあ良いわ、今日来たのは紅魔館の増えた吸血鬼についてよ」

「ああ…アレの事」

「名付け親は貴女よね? なんであの名前にしたか教えてくれる?」


パチュリーに続いて紫もか、なんでこんなに意味を聞きたがるんだろうね

ただの罰だって言うのに、そんなにゼロを表すのが気に食わないわけ?


「はぁ〜、紫は生物が他の生物を創る事を許す?」

「分からないわね、そもそもそんな愚か者みたいな事をしないもの」

「その愚か者が創った生物がアレ、ゼロを表し何年生きようとゼロのままの存在」

「ホント、妖怪より妖怪らしいわね。情を捨てる事も人を簡単に傷付ける事も出来る、魔理沙と同じ血を分けてるとは思えないわ」


まただよ、姉ちゃんと同じ血を分けてるとは思えないって台詞聞き飽きたよ

んなもんフランとレミリアでも言える事でしょ、我が儘お嬢様に我慢しまくる妹だし

だいたい似てる姉妹って悪魔姉妹ぐらいじゃないの?


「なんかまた思考の海に潜ったじゃない、ほら責任取って紫が釣り上げなさい」

「こういう時は極上の餌を用意すれば良いのよ、例えば魔理沙が一枚魅夏の下着を持ってるとか」

「なんでそれを!?…あ」


ターゲットロックオン、標的確認

システムオールグリーン、濃密度弾幕発射


「ちょま、いつも以上に濃密度じゃねーか!!」

「とか言いながらグレイズしてるじゃない…」


最近これでもたまに被弾してくれないから困ってる、まぁそれでもいきなり止まったら焦るから的にはかわりないけどね


「やっぱり来たか、だが今までの私と思うなy」


フラグ回収お疲れ様でした、見事に被弾して落ちた

相変わらず止まってからの加速には着いてこれないみたい、まぁ密度も高いから仕方ないっちゃ仕方ないけどさ


「フラグ回収お疲れ様」

「くそ〜、また被弾した! どこに安置があるかいい加減教えてくれよ」

「魔理沙、それは自分で調べる物よ」


霊夢の言う通り、人に聞いて分かるなら苦労はしないよ

悪魔姉妹の弾幕避けてる最中に短剣が飛んで来て死にかけたり、うんまさか弾幕の量が増えるとか死ねって言ってるようなもんだよね

しかも安置見付けたらすぐ変えるから地獄だったよ


「なんか魅夏が遠い目をしてるぜ」

「修行の中に安置がすぐ変わるようなものがあったんじゃないの? 魔界だし」

「で、戻って来たなら話を戻すわよ」


あぁ、そういやアレの事だっけ…

そんな気にする事ないと思うけど、本人が気にしてないんだし


「なんか、目からやる気を既に感じないわね。というか顔が面倒臭いって訴えかけてるわね」

「そりゃそうでしょ、そこまで気に入ってない相手の事を喋らされてるんだから」

「ホント最低ね、いくら嫌いな相手でもそこまで顔に出す人物なんて・・・いたわ」


うんいたね、霊夢が

紫が来たら真っ先に嫌な顔して追い返そうするし、姉ちゃんの場合は不意討ちの夢想封印で落としてるけど

まぁそうして良いって言ったのは私だし、妹が許してるんだから霊夢も遠慮なくやってるよ…笑顔で


「とりあえず、あまり顔に…って霊夢の膝に頭のせて寝ようとしない!」

「あとよろしく…」





☆ ☆ ★





「寝たわね」

「寝ちゃったぜ、私が正座して待ってたのに」

「こういうところは魔理沙に似て自由人ね、手癖の悪さもだけど」


酷い言い様だな、他にも鍛練を欠かさないところとかも私に似てるってのに

真剣にやるから抱き着きにもいけないぜ、隙を見せてくれればまだ希望はあるのに最近は殺気を放ちながらやるからなぁ


「それはあんたが抱き着いたり押し倒したりするからでしょ、んなことされたら誰でもそうなるわよ」

「私ならウェルカムだぜ? なんなら抱き着いて来るか?」

「私もウェルカムよ、霊夢限定だけど」


黙れ変態共…そんなのだから避けられるのよ、普通にしてればなつかれるのに

ってコイツらに言っても意味ないわね、自分勝手に抱き着いたりしてくるバカ共だし


「困った奴等ね…」

「とか言いながら魅夏の頭を撫でるなよ、ほっこりしながら」

「可愛いから良いじゃない、私に対しては可愛いんだから」

「私にはいつデレてくれるんだよ…」


永遠にないんじゃない? そのシスコンがなくならない限りは、まぁ無理でしょうけどね

今はこの可愛い小動物を撫でる事に専念しましょ

はい、いちいち言い回しがダルい魅夏さんでした

魅夏「刺すよ?」

サーセンっした

魅夏「ということで、今回はここまで。私はリンが嫌いだ」

はいはいツンデレ乙、ではまた次回

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