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目立たず世界最強へ〜モブを装う者には裏の顔がある〜  作者: 冬城レイ
最終章「光と闇がある地球」

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五年後の地球では……

「神矢リオが自殺をした。それに関して、何も触れぬように」


 私は、椎名明。

 リオの同級生で、何回か助けてもらったことがある。

 でも、自殺をするなんて……思ってもいなかった。


 そこから、五年……。


『日本消滅から、今日で五年になりました。未確認生物の襲撃を受け、日本はすぐに崩壊しました』


 専門家の声がよく聞こえる。

 私は、机をバン、と叩いた。


「違う……すぐじゃない……対抗はした……なのに、アイツらは強かったのよ……」


 誰よりも近く、誰よりもその醜さを知っている私には、専門家の意見は、デタラメにしか聞こえなかった。


「アメリカも、日本は好きじゃなかったの……?こんな、胡散臭い専門家なんかつかって……」


 私も昔は、テレビには出ていたけれど、テレビとは闇深いもので、鋭い意見を次々言う、私を使いたくなかったのか、私はテレビ界から干されてしまった。


「呼ばれなくなって、今のテレビはオワコンよ……まあ、ろくにネットも使えない、今じゃ、テレビを見るしか、情報を得られないもの、ね……」


『初めて、未確認生物が発見されたときの、人間の覚醒について、詳しくお話しいただけますか?椎名教授』

「はい。人間の覚醒について、簡潔に言うと、未知の力を宿す事ができる人に限られます。それは、偶然ではなく、規則性があり、必ず、女性にしか宿りません」

『それは、なぜ?その力は男性にはなぜ、宿らないのでしょうか』

「……その質問にはお答えできかねます」

『そうですか。失礼しました。ここまで、椎名教授から、お教えいただきました。ありがとうございました』


 そこで、テレビは終わった。

 私は外を見た。


「アメリカももうそろそろ、アイツらに壊されるんじゃないかな……うがッ……」


 その時、胸が痛む。


「制御……制御しないとッ……」


 そう、覚醒に目覚めたのは、私もそう。

 人を守る力と、報道されているが、結局、それはあ明るいところを報道しているだけ。

 陰は闇深い。決して、闇は報じられない。

 どれだけの女性が苦しんでいるかなんか、少数しか知らないと言うのに。


「はぁ……はぁ……いつまで続くのよ……こんな終末……リオが死んだのも、これを見越していたのかも……ううん、そんな事はありえないわ……」


 でも、もし本当にそうだとしたら、一言くらい、くれても良かったし……。

 なにか言ってくれたら、私の人生も違っただろうに……。


「001番、飯の時間だ」

「ここから出しなさい」

「まだ言うか。出来損ないが」

「……チッ」


 短い会話。ご飯は冷めていて、硬い。

 そんな時、ブルーメタリックの光が、空を照らした。


「またよ……」


 ここ四年間、何回もこの光を見た。


「初めてアイツらが出たときも、この光が見えた気がしたけど……いやいや……それに関して、私は考えるのをやめたのよ。今更掘り返したって、何もいいことなんか―――」


 その時、ブルーメタリックの光が、アメリカの都市の中心に降り立った。

 その瞬間、力を読み取った。


「覚醒者……でも、密度、波数が違う……」


『緊急速報です。現在、都市、中心に謎の生命体が降り立ちました。外出は極めて危険です。屋内へ避難をしてくだ、だだ、さささい』


 映像が乱れる。この力は、電波を乱す力も持っている。

 一体、何が起きようとしているのか、私は、まだ想像できなかった。





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(新章では、アメリカ舞台になります)

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