夜の怪物
街を歩いていると、新聞が街にばらまかれていた。
「謎の殺人犯、夜の怪物とし、連続殺人犯を指名手配した」
「ふーん……面白そうだ」
僕はニヤッと。
そして、誰にも気づかれず、姿を消した。
■
僕は、拠点へ戻ってきた。
「ボス」
「ミレイア。真剣な顔だな」
「……ネオンがいなくなった」
「そうか」
「……どうでもいい、と……?」
「いや、そういう訳では無いが」
「なら!!」
「まだ、時ではない……だろう」
まだ、まだ良い。
「しばらくはナイラにキガラシ商店は任せる」
「ですが」
「しばらくは、待て」
「……はい」
ナイラは僕に言った。
「ネオンは置き手紙など残してはいないでしょうか」
「その可能性もある。探しておけ」
「りょーかい……」
■
夜、貴族の夜会が開かれた。
そこには、大貴族・ヘルマン家の姿もあった。
「今宵は集まっていただき感謝する。まずは乾杯だ」
それぞれが乾杯という。
「……聞け。反王家派閥の我々の中心にいた、邪神夜行が潰された。黒の色素も、もう終わる。だから、新しい、組織をたちあげ―――」
ヘルマン公爵の首がステージから落ちる。
「も〜だから言ったじゃない。目立つなってぇ……」
「……」
「あれは!!堕天使・ローレライ!!」
「なッ!!まさか……黒の色素が、我々を殺しに来たと!!」
「我々は、捨て駒だったということ……か」
その瞬間、皆の体がバラバラになった。
悲鳴を上げる暇もなく。
「あーあ……これはやりすぎだよ〜ネオン〜」
「……」
「相変わらず、口硬いんだからー」
そういい、ヘルマン公爵邸から、二人が消えた。
■
「まさか、貴族がまた殺されるとは……」
「残業代出さない、王家も厳しいっすねー」
「甘えるな……これでも昔よりはホワイトだ」
「そうですかねぇ……そうは思えないっすわ」
「文句言わずに調査しろ」
「りょーかい」
そう、今月、急に殺人件数が増えた。
「今月は、五件目……一体何が起こっているのだろうか……」
「急っすね」
「ああ」
この先の王国が不安だ……。
非常に不安定だから、な。
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