黒のメンバー第二席教皇フェルタン
とても静か。
でも、気配は静かではない。
「誰だ。バレているぞ」
「やはり、バレていましたか……」
「我には通用しない」
そう言うと、影が目の前に。
「やはりな。黒のメンバー第二席、教皇フェルタン」
「御名答。さすがラグナと言ったところですかね」
「フェルタン……」
フィネラが小さく呟いた。
「まだ生きていたのね」
「私は死なないので……」
その意味はなんとなく分かっていた。
「永遠の命か」
「ええ、よく知っていますね。まあ、まだ完全ではありません」
「……四大英雄を使って、作っているな?」
「はい。ですが、今は違います」
「ほう?」
「他には教えませんよ」
「そうか。まあいい」
教皇の周りに居る者が動き出した。
「開戦か。良いだろう」
周りの者が目の前へ。
だが、甲高い音がし、止められる。
その剣は、ブルーメタリックの色をしていた。
「遅い」
「ッ……」
ラグナはまだ一歩も動いていない何も見ていない。
ただ、感だけで攻撃を防いでいる。
フィネラはただ、ラグナに守られているだけだった。
「次元が違いすぎる……私でもその領域には行けなかったのに……」
そう言っている間に、教皇だけになった。
ラグナはフィネラから離れ、教皇へ近づく。
「貴様はここで死ぬ。永遠の命は老いを止めるだけだろう?」
「ああ、そうだ……だがぁああ!!」
教皇は刀を出す。
「教皇なのに物騒な」
教皇の顔が幼くなっていく。
止めた時間の操作。それすらも可能な薬……ぜひ欲しいものだ。
「そうか。貴様も何百年と生きていたのか。伝説の剣士と言われた者よ」
「呼ぶなッ……廃れたその名でッ!!」
その瞬間、ブルーメタリックの光が、ラグナの後ろに生成される。
「貴様からは聞きたいことはあったのだが、ここで終わりだ」
「エターナル・ヴォイド・オブリビオン」
その瞬間、爆発する。
この旧制度館ごと、すべてを無に。
最後の聞こえたのは、教皇の叫びだった。
そして、上に穴が開いた。
空は少し明るくなっていた。
「ネオン」
「はい」
「ずっと着いてきていたな?」
「……はい」
「まあいい。フィネラを持ち帰れ」
「了解しました」
そう言い、フィネラと姿を消す。
「修学旅行はまだ続くのか……まだ二日目なんて」
すっかりラグナモードが抜けたクロウはホテルに戻っていく。
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(土日が空いてすみません!!この章はまだ続きます)




