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目立たず世界最強へ〜モブを装う者には裏の顔がある〜  作者: 冬城レイ
第三章「未開の地」

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最後には楽な死に方を

「ゥ゙ギャァァァァァァァァァァ!!!!!」


 甲高い叫びが、鼓膜を揺らす。


「理性すらも手放したか……」

「マイ。貴様とは、もう少し話せそうだったのにな。残念だ」


 ラグナは、レディット・ツー・マイに向かって走る。


「お前が決めたことなんだ。我慢しろ」


 ラグナは、そう言い、マイの神経とつながるレディット・ツー・マイの腕を切り落とす。


「ギャァァァアアアアアアア!!!」

「叫ぶことしかできない存在まで成り下がるのか。マイよ」


 だが、マイは再生する。


「だろうな。そうじゃないと……面白くはないからなぁあああああ!!」


 ラグナの戦闘欲を引き立てたマイは、更に強くなる。

 痛みを受けるほど、どこまでも……。


 ラグナはブルーメタリックの剣を大鎌に変える。

 その大鎌は以前の大鎌とは違い、マイが持っていたような、形の大鎌だった。


「これはパクリではなさ。リスペクトだ。使いやすそうだしな」


 その大鎌で、レディット・ツー・マイの首を足首を切断する。

 飛び散るのは、緑色のオイルと肉片。


「人造兵器は、ムダに完成度が高い。無駄な努力だと言うのに……」


 その時。


「!?」


 レディット・ツー・マイの手はラグナを飛ばした。

 ラグナは油断していたためか、壁に激突し、起き上がる。


「先ほどとは比べ物にならないな」

「……コア以外は結局は飾りか?」

「手足がついていても、所詮は、機械。生身の人間には勝てない……。そう、勝てない」

「ましてや、()()()()()()()()()()()()な」


 ラグナは間をおいて、唱え始める。


「我に死を求めるものよ……()()()()()()()()()()エターナル・ヴォイド・オブリビオン・リターン」


 大鎌から放たれたブルーメタリックの光は一瞬にして消え、衝撃波が発生する。


 ラグナの目の前には、マイが映っていた。

 瞳に映るマイは微笑んでいた。


「殺してくれてありがとう……」

「楽に死ねたか?」

「もちろん」


 最後の最後まで、マイは微笑んでいた。

 そして、すべてが終わる。

 何もなかったかのような、静かさを感じる。


「墓ぐらいは立ててやろう」


 ■


 ラグナは墓の前で手を合わせる。


「楽に死ねたなら良かったではないか」


 ラグナは、墓に背を向け、去っていく。


「また来てやろう。マイよ」


 それに答えるように、温かい風がラグナのロングコートをなびかせた……。


 未開の地。古代文明がある事がわかった。

 この先、ここに来れるのは、ブルーメタリックのメンバーだけだろう。

 今後一生……。


 そして、墓には、マイが大事に持っていた大鎌が置かれていたのであった。



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(一応、未開の地の探索は終わりです。短い章でしたが、深みがあったかと思います。ぜひ応援を!!)


「うんうん。頑張れそうだ」

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