鎌は確かにいい武器かも
僕は今走っている。とんでもない速さで。
ま、そんなことはどうでもいいんだよね。今は、尾白女の尻尾を守ることが最優先。
「ラグナ様」
「なんだ、レイラ」
「前から、相当な手練れが二人、こちらに」
「そうか」
こちらの動きもみられてたのか。
黒の色素も動くのが早い。
「戦おうではないか」
「了解しました」
その言葉にブルーメタリックのメンバーはバラバラな位置に行き、ラグナについていく。
そのとき、ラグナの目の前に、二人の人間が現れる。
「てめぇかぁあ!」
「ぶっ殺しちまおうぜ!!」
「あぁん?それはダメだなぁあ!幹部のからの命令だしよぉお!」
……モブ会話をありがとう。
ラグナは二人の下へ、回り込み、剣で斬ろうとするが……。
「おっと。よくないねぇ」
「予想通りだ」
ラグナの剣が消える。
「それはフェイクだ」
その瞬間二人の腕が斬られ、血が噴き出る。
「いだぁぁ!!」
「クソが!!」
痛がらないんだな、あんまり。
「ミレイア。あとはよろしく」
「了解」
ミレイアはすっかり戦闘モードに入っている。
そしてミレイアは二人にとびかかり、バラバラにする。
二人は悲鳴一つ上げれず、死んだ。
「ラグナ様。まだ来ます」
ブルーメタリックのメンバーはそっちに気を取られているが、ラグナは気づいていた。
下に、敵がいることに。
「ここは、レイラ達に任せよう。我は、先に行く」
「「「「「了解」」」」」
ラグナはそう言い残し、姿を消す。
だが、ラグナは近くの裏路地へ来ていた。
「貴様は気配を消すのが上手いようだな」
「なぜ!!ここがわかったのだッ!」
「……気配の隠蔽が、甘いからだ」
ラグナは気配を消す。
その隠蔽技術は世界最強。誰にも負けない。
「どこへ消えた……ッ!!」
「後ろだ」
ラグナは、剣を一振。
だが、ラグナは、手加減をした。
相手はすぐに、避けた。ラグナが手加減をしているとも知らずに。
「……チッ」
「名を聞くのを忘れたな。名乗れ」
「俺は、幹部より少し地位の低い、レッドメンバーの六席ある中の、第五席……。閃光ビートだ」
「ビートか。強いんだろうな?」
「舐めんじゃねぇ!!」
ビートから、接近。
ビートの武器は、鎌だ。
「鎌はいい武器だぁ……」
「ほう?」
「切れ味が良いし、斬り心地が最高さぁ……」
「そうか」
ラグナは、剣を鎌に変える。
そして、一気に突進する。
「マイ バトル ウィズ ユー イズ オーバー」
「な!!」
ラグナの鎌は、ビートの心臓を貫き、血が吹き出る。
そして、ビートは倒れる。
「がっかりだよ。閃光の……ピートよ」
「鎌は確かにいい武器だった。礼を言う」
ラグナは姿を消し、山へと向かう。




