生活するために必要な事
僕の夢の生活(スローライフ生活)が始まった。
だが、異世界は異世界でもちゃんと元の世界とおなじ要素がある。
水や電気も繋がないといけない。
電気や水は能力で代用できる。が魔力も限度がある。
だから長くは使えないから一時的に使用するものとする。
それはそうと…お金は昨日のお酒とカップラーメン代で結構使ってしまった。貧相なのに…
しょうがないな。お金を集めるためにゲルドに行ってみるか。重い腰を上げ、俺は浮遊と移動速度の相性は抜群で移動速度は空を飛ぶ時でも対応するからどんな所も早く行ける…ん?なんで瞬間移動を使わないのかって?それは簡単さ。どんな所にも魔物はいる。地上、地下、海、山、空…とたくさんだ。だが、ゲルドは必ず村の中心的立ち位置の場所に作られてある。そして、村はどんなゲームでも同じだ。安全。でも、魔物は村にも現れる。じゃあ、なんで現れてないのか?それは警備軍が見回っている。でもそれでも仕留めきれない魔物が残る。それを冒険者が村に訪れたりする際に倒す。倒してくれる事に100フェルド貰える。あ…フェルドって何?って思っているな。
まぁ、この世界の通貨の呼び方だ。
1フェルド=1円、なんて覚えやすいんだろうか。
ちなみに、家に水や電気を永久に使えるようにするのに"1000万フェルド"が必要だ。
だが、なんでそんな高いか?それは簡単だ。永久だからだ。永久はその名の通り、一度払えば永久に水や電気を使用可能になる。毎月家に来ては電気代や水道代を払えと言われるはめんどくさいからな。…とそんなこんなで魔物に出会わずに村についてしまった。ゲルドは村の中心。だから家3倍くらいはでかい。だからあそこがゲルドだとよーく分かる。
そして、中に入ると男が大量に群がっていた。ある美少女の周りを囲って。「氷の能力を今度教えてよ。」「俺達のチームに来ない?」「生脚最高かよ!」「πでけぇ…」「付き合ってやるよ。なんなら結婚もいいぜ。」と半分以上、変態に囲まれてる彼女の名前はセラ・クロス。彼女は冷静沈着でどんな事に冷静に対処する…が取り柄なのだが…それは戦闘や冒険の時だけであり、それ以外はほとんど冷静では居られなくなる。顔の良さと美少女が合わさりしかも声もよく、更に更に天然と言う。なんとも男の夢のような美少女で天然記念物にものるくらいの子だ。
まぁ、あいつは能力も普通くらいだが彼女だけが持っている能力の氷は自分は相手を固めるくらいしか使えないが彼女は氷の能力の使い手で氷ならなんでも操れる。まぁ、俺の能力の回収などを使えば能力などを奪えるけど…まぁ俺は争いをしないと決めてるからね。そんな事はしないさ。後、僕は1人でなるべく暮らしたいとも思っている。だから彼女に対しての好感度は50%にしてる。あ、これも能力の1つで相手や自分の好感度をいじれるのさ。
それはそうと、なんかいいクエストないかな。
《平原に潜むジリームを倒せ!》
お、これは簡単なクエストだな。
ジリームとは雑魔の中で1番有名な奴だ。
こいつは物理攻撃でしか倒せないから、剣や拳を使う人にとってはなんら問題はないが、能力を頻繁に使う能力使いにとっては天敵だ。
だが、おれはこう見えて剣術は良い。学校で剣術を習った時も1位だったしなんなら大会でも1位になれるほどの実力はある。それはそうとクエストには人数制限的なのがあって、別に自由の時もあれば何人以上と決められる時も。それはそうと今回は…
[必要条件:2人組で挑め!]
うん、終わった。
この世界に来てからそんなに友達を作ってない。なんならスローライフ生活のために森に来たから友達は近くに住んでない。一体どうしたら…
〘あ、あの〜…ちょっと良いですか?〙コミュ症の女子ってくらいの声量で可愛く癒される感じの声。
俺はそう聞こえた方向へ顔を向ける。そこには セラ・クロスが居た。変態共は氷漬けになっている。あの魔力だったら数十分で溶けるな…彼女なりの優しさか。それはそうと彼女が僕に話しかけてきた。一体なんの用だと言うんだ。
「はい?何でしょうか?」僕は要件だけを聞くだけ聞いてメリットがあるならやるタイプの人間だ。
〘そのクエストをやろうとしてるんですよね…?〙そう指差した先にはさっき見てたクエストがあった。
「はい。そうですね。それが一体?」〘も、もしよかったら…一緒に…そのクエストをや…やりませんか…?〙なるほどお誘いか。「別に僕は良いですよ。でも何で僕を選んだんですか?他にもやってくれる人は居るはずです。」特にあの変態共とか…
〘大体の人は私を見かけたらすぐにクエストを一緒にやらないか?とか俺達のチームに来ないか?とかすぐに下心が満載に言ってくるんです。ですがあなたは私が居てもそこまで見向きもせずにクエストばっかり見てました。あなたなら一緒でもなんも言わないしやってこなさそうだな〜…って判断して…〙と半分失礼な事を言った気がするが要約すると僕は変態じゃないらしい。うん、良いことだ。それはそうとどうしようか…別に一緒にやってもいいがあの変態共に何か言われるのも苦痛だ。でも、スローライフ生活を送るのにはフェルドがたくさんいる。だから俺は一緒にやることにした。
「良いですよ。」〘ありがとうございます!では、早い内にジリームがいる場所にテレポートしましょうか。〙へぇ〜…彼女ってテレポート能力も使えたのか…
そうして、僕は彼女と手をつなぎ目的地までテレポートした。だが、この能力の代償がある。それは…とても酔う事だ…そう、一瞬でワープするがその速さゆえ基本的に酔うのだ。もちろん、テレポート能力を基本的に使用してる者は慣れてるお陰で基本的に酔わない人が多いが、俺は回復能力だ!と誤魔化して生きてきたため、テレポート能力の酔いに耐性が、ついてない。そうして俺は…我慢できずに吐いてしまった。ほんとに面目ない…
〘だ…大丈夫ですか!!?〙と心配して背中を擦ってくれている。優しい人だな。
{だ…大丈夫…テレポート能力を基本的に使ってないから耐性がついてないだけ…}〘ご、ごめんなさい!〙ほんとに優しいな…変態が多いのも納得できる。
それはそうと、ここらへんにジリームがいるのか?
そう思ってると背中に嫌な気配を感じて振り返ると、そこにはジリームが居た。大きさは個体によって違うが、こいつは3m級だ。でかい。
{よし、いっちょやりますか。}と剣を取り出した瞬間に彼女は変わった。
〘あなたは剣術を使えますか?〙と疑問を問いかけてきた。俺はすぐに{え、あ、はい。}としどろもどろな回答をしてしまった。だが、彼女は変わらずにこういった。
〘私は能力で相手を氷漬けにします。ですがその分、時間が必要です!あなたは剣術と能力を使い、奴にダメージを与えておいてください!〙そう、ジリームは群れで動く、だから一気に倒すのが効率良いのだが…なんで10体くらいいんだよ!普段は3匹とかなのによ!と文句を言いながら俺は剣を右手に持ち、ジリームへと向かって言った。身長差的に下半身しか狙えないが、ダメージを与えていく。俺の能力だったら一瞬で片付くのにな〜…でも、彼女がどのくらい強いかを俺ははっきりと知らない。だからそれを見るのにちょうどいい機会だ。彼女の魔力を見てみると氷漬けは氷漬けでも1番魔力を使う奴だ。あれは時間がかかる。ざっと数十秒だ。だからその間に俺は一カ所に集めたりしないといけない。頑張れ、俺!
と張り切ったのはいいが…どうしようか…
別にこのくらいだったら俺1人でも余裕で勝てるが…別にあいつに能力を隠しても意味は無いな。よし、こいつらは俺が倒そう。
そうして、僕は魔物に向かって走っていった…がちょうどセラ・クロスの技が溜まった。どうやら能力を鍛えると解禁されるため技を時短するのがある。が彼女にはあるらしい。うん、早く言ってほしかった()
と思った時には魔物と一緒に氷漬けになってしまった。
そこから時間は流れ…氷が溶け切ると俺は知らない天井を見ていた。いや、違った。うつ伏せだった。
それはそうとここはどこだ?周りを見る感じ…女子の家か?辺りを見ていると窓があり、そこから外を見ると夜だった。俺が戦ったのが昼くらいだったから…だいぶ時間経っているな…
そう思ってると近くにある扉がゆっくりと開いた。そこには彼女が立っていた。
「あれ…?セラ・クロスさん!どうして…」〘どうして…ってここは私が住んでる所よ。後、フルネーム呼びじゃなくて良いから。〙考えればそうか…そうじゃなかったらなぜ彼女がいるのか不安になるに決まってる…
「それはそうと…ここはあなたが住んでる場所ですよね?初めて知り合った人をここに入れて大丈夫なんすか?」〘えぇ、大丈夫よ。前に言った通り、あなたは変態共とは違うって。〙「あー…うん。そうっすね…」やばい。話す事がない。ほんとに昔は班の人と話す事がなさすぎて友達全く作れなくてゲームをやってネットの人に現実逃避してた…だが、今は違う。今こそ話す話題を出すんだ!!
「あ、あの!趣味とかって…ありますか…?」
〘趣味〜?う〜ん…ネイルとかお菓子作りとか…後は、そうね〜。あ!スローライフ生活とかに案外興味あるわ!〙おぉ、まじか…まさかのスローライフ生活…「へ、へぇ…スローライフ生活…特にどんなのがお好きで…?」〘そうねぇ…あの、1人で自由に暮らせたり特に自然と暮らせるのが羨ましいじゃない!!?〙「あ〜、確かにセラさんは変態共がたくさんついてますもんね…」それはそうとお腹が空いた…愚痴ってもいいかな…
「あの〜、すいません。」と言おうと思った瞬間
グギュルルル〜とお腹がなった。
瞬時に顔が赤くなり布団に顔を被さる。恥ずかしすぎる!!そうすると、セラさんがクスッと笑ってくれた。〘お腹が空いてるのね、今日は外食の予定だったから奢るわ。さぁ!支度して!〙と言ってくれた。その時の彼女はまるで天使だった。ありがてぇ…ただ飯だ。僕はすぐに支度し、外に出た。〘さぁ!この箒に乗って?〙と渡されたのは箒は学校の先生専用みたいな大きくて横長い箒だった。「よりによって…これ…?」と愚痴を零したが小声すぎて聞こえなかったらしい。
「てか、飛んでいくんですか?」〘お、よく分かったね!〙「テレポート能力の方が速くないすか?これだと時間かかりますよ?」そう質問すると彼女は困ったようにこういった。〘テレポート使うと君が酔っちゃうしね…流石に町にゲボ出すのは流石に申し訳ない。〙それはそうである。
「ところで何を食うんすか?」中華がいいな〜…と希望を持って聞くと〘虫よ。〙「あぁ、虫ね。なるほどなる…ほ…ど……?」え?虫?虫っつったよな…?え?
「あー…腹痛くなってきたんで…帰りますわ…」〘安心して今からたべる虫は痛みをやらわげる効果があるわ。〙あ、終わった。もうとんずらするか…諦めて食うか…
そう考え、僕は…諦めて食うことにした。
到着したのは良いが…何も分からない…ここは彼女のおすすめを食べるとする。
出された料理を見てみると、虫とは思えない中華風の料理だった。これは好きだ…
そうして食べた僕は家に帰り、吐いた。あれは、体が拒否を起こした。
そうして僕はこんな1日を過ごした。




