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さぁて、荒稼ぎするぞ!

ちょっと長いです。

 


 レンside


 俺の放った魔法「竜滅閃光覇ドラゴンノヴァ」の跡地に到着した。


「……良し! 上手い具合に更地になっている」

「ねえ、レン」

「何、ユイ」

「今の魔法は?」

「練習して出来る様になったオマージュだ」

「……ドラまた?」

「うん!」

「……はぁ」

「「……」」


 意味が分からないリンと、スルーしたキサラは無言だった。


「先程の魔法で、ゴブリンの8割は削れたから数の暴力は大丈夫だと思う」

「レン様、直ぐに次が来ますよ」

「……正に狂進ね。 あれ程の破壊が有ったのに」

「ユイ。 だから、スタンピードなのよ」

「そうね、リン」

「来たぞ、オーク共が!」

「うん!」

「はい!」

「のじゃ!」

「6割は仕留めるぞ!」

「ステーキ!」

「すき焼き!」

「生姜焼きなのじゃ!」


 仮にも王都の冒険者達だから、オーク程度なら大丈夫だろう。


「次はオーガだ! 物理で行くぞ!」

「腕が鳴るわね」

「お任せください」

「のじゃ!」


 そして、俺達は次の相手オーガの群れを見る。


「……ざっと100匹ぐらいか」

「何体狩るの?」

「70匹だな。 俺が60匹殺るから、残りを頼む」

「大丈夫?」

「大丈夫だ。 俺を信じろ!」

「……うん。 分かった!」

「危ない様なら言ってください」

「リン、分かった」

「我が主。 妾は?」

「3匹殺った後は、ユイとリンのサポートを頼む」

「分かったのじゃ!」

「レン様、来ました」

「行こう」

「うん!」

「はい!」

「のじゃ!」


 オーガの群れとの距離が50mを切った所で俺は魔法を発動する。


「……岩壁ロックウォール


 この魔法で、オーガの群れが通る道を3つ作った。

 1つ目は、王都に送る道で、30匹通ったら塞ぐ予定だ。

 2つ目は、ユイやリン用の道で横幅15m以上にし、これだけあれば、ユイとリンも動き易いだろう。

 3つ目は、当然だが俺用で真ん中に陣とって広く場所を取った。


 しばらく戦っていると、キサラから30匹通過したと報告を受けた俺は、通路を塞いだ。


「見逃し分は終わった。 後は全て狩るぞ!」

「分かったわ!」

「はい、レン様!」

「のじゃ!」


 俺は、黒炎龍シリーズを主に使ってオーガ共を討伐していった。


「邪眼発動! 壱式・黒炎弾こくえんだん八連!」

「Ga……」


 黒い炎の球8個が、向かって来るオーガに対して発射して、両膝に着弾する事で機動力を奪い、両肩に着弾する事で防衛姿勢をさせず、時間差で残り4発が顔面に着弾してオーガは絶命した。


「弐式・黒炎刃こくえんじん

「……Ga」


 確かにオマージュは「烈火○炎」だが、オリジナルと同じ様にはせず、推しキャラをリスペクトして、中距離での戦闘を想定して片手で刀を握っている様な形にした。

 そして、対峙したオーガが攻撃体勢になる前に俺の距離まで接近して、左膝を斬りオーガの体勢を崩し、その流れのままに右腕を斬り、止めずに首を斬った。


「次は……多いな」

「「「「「「「「「「「「「「「Gaーーー!」」」」」」」」」」」」」」」


 それなら……


「四式……黒瞬炎こくしゅんえん

「「「「「「「「「「「「「「「……Ga」」」」」」」」」」」」」」」


 15匹のオーガを黒瞬炎こくしゅんえんで一気に焼き殺した。

 その後は一気に来たから……


「参式・黒炎鞭こくえんべん


 残りは、遠距離に居るオーガは黒炎鞭で、近距離のオーガには黒炎鞭を腕に巻き殴り殺した。

 それで、イメージの参考資料的にはスケバン刑事デカとHUNTER○HUNTERのキルアのアレを参考にした。


 ゲームじゃなく現実であるにも関わらず、何故か、スタンピードは種族毎に分かれていて、違う種族の間には約10分程の開きがある。

 俺達は、その開きを利用して水分補給をしたり、次に来るモンスターの対処を話し合った。


 その結果、次の「トロール」は4匹見逃して、次の「サイクロプス」は2匹見逃した。

 因みに、トロールの総数は20匹で、サイクロプスは7匹だった。


「まあ、俺達の意図を察して、ドライグなら少なくとも1匹は見逃すだろう」

「そうだね」

「レン様!」

「どうやら、御大が到着したみたいだな」


 俺は千里眼を使い「視た」訳だが、残りは首が5つの「ヒュドラ」だけだったから岩壁ロックウォールを解除して、御大の到着まで軽く小休止をしていた。


「「「「「Hisululu……」」」」」

「先ずは、俺が確認するから不意打ちを警戒しててくれ……キサラ!」

「のじゃ!」


 俺が左手を水平に出してキサラを呼ぶと察して、キサラは刀化して俺の左手に収まると、キサラを抜き、鞘を右腰に差す。


「分かったよ」

「畏まりました」


 俺からの指示を伝えると、ヒュドラの「あるある」を確認する為に身体強化をして、首1つを斬る。


「Fushaーーー!」


 斬った首は残って、新しく首が生えるか……!


「ユイ! リン!」

「レン、焼きながら斬らないの?」


 ヒュドラを警戒しながら、俺はユイとリンの所に戻った。


「ヒュドラの首だが、正確には牙や眼球に毒腺は、金になるのは覚えているよな?」

「う、うん」

「斬った首は残って、向こうの再生が続く限り斬り放題だ。

 ……後は分かるな?」

「……あ!?」

「ユイはリンと組んでやってくれ」

「分かった」

「……なる程。 承知しました、レン様」

「さぁて、荒稼ぎするぞ!」



 ……途中、ヒュドラは危機感から隠していた6番目の首を出して来たが、目が「¥」になった俺達には無意味で、再生されなくなるまで首を刈り、最後は雷属性を付与したキサラを首の根元に刺して討伐した。


「いやー、刈ったなー」

「そうだねー」

「少々、ヒュドラに同情します」

「我が主が良ければ、それで良いのじゃ!」


 ヒュドラから刈った「首」だけで50本以上有るお陰で、俺とリナとキサラはご機嫌だ!


 それと、テンプレな「黒幕」は現れなかった。


「無事か、ドライグ」

「おおー、レン!」

「全員、無事みたいだな」

「そっちこそな!」

「凱旋しようか」

「おう!」


 俺達はドライグ達と合流した後は、のんびりと移動して王都に戻り、冒険者ギルドで討伐した種類と個数だけを確認し記録した後は、ギルドマスターのスタンピード防衛戦の完了宣言で今日はお開きとなり、冒険者ギルドは他の冒険者達が討伐したゴブリンから処理を始めた。


 当然だが、これだけのモンスター全てを直ぐには処理や換金出来る訳が無いから、ゴブリンから始めて、俺達やドライグ達のは最後に回された。


 1週間後、王都前で最終防衛ラインで頑張った冒険者達から報酬を支払い、次にドライグ達と俺達の報酬が支払われた。

 因みに、表向きは俺達はドライグ達の補助した事になっている。

 理由は、俺達を日本から異世界召喚したボルジアル国のクソッタレな国王達の耳に入れない為だ。




厳しくも温かいメッセージを待っています!

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