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ボク達の、あの命懸けの戦いは……

ダブルブッキングには気を付けよう。

失敗こいたら血を見るぞ!

 


 ラノベ的な依頼を受けて冒険者らしい旅が始まった俺とユイのテンションは高かった。


「それで、どうするの?」

「討伐したら、最寄りの冒険者ギルドに依頼達成の報告義務が有るから、その時に色々と情報を収集するのはどうだ?」

「それで良いよ」

「リンは?」

「賛成です」

「キサラは?」

「妾も賛成なのじゃ!」


 こうして、依頼を受けた冒険者の旅が始まった訳だが、最初は軽く盗賊共やゴブリンやオークや森狼フォレストウルフの襲撃が有ったが撃退していった。


 街道で待ち伏せで襲ってきた盗賊共を撃退してアジトの場所を吐かせて、襲撃してきた盗賊共の処理をリンに任せて俺とユイとキサラで吐かせた盗賊共のアジトを見付けると、問答無用で強襲してアジトの盗賊共を処理を済ますと、囚われた人達が居ないか確認したが誰も居なかった。


 そして、盗賊共の剥ぎ取りを済ますと、盗賊共のアジトで最大のイベントと言える金銀財宝おたからの回収だ。


「ラノベと同じで、盗賊のアジトには金銀財宝おたからを本当に貯めているわね」

「そうだよな」

「そうじゃのぅ」


 流石に白金貨は無かったが、大金貨3枚に金貨も2桁で、大銀貨も2桁後半で、銀貨は3桁前半だった。


 他にも、美術品の絵画やアンティークな骨董品が有ったし、様々な武器や防具に、男女それぞれの衣類が雑多に置かれていた。


 途中、リンの言葉を思い出して「遺留品」を探したが無かったと思う。


 最後に盗賊共のアジトを焼却した後、土魔法の応用でアジトを物理的に崩壊させた。


 因みに、ステータスを見た時は無かったが、練習したら使える様になった。

 それを知ったユイも火属性と風属性の魔法が使える様になった。


 後始末まできちんとした俺達はリンの所に戻る事にしたが、途中で大牙猪ビッグファングボアと遭遇して、俺は嬉々として眉間に雷撃弾ライトニングバレットを撃った。


「今日は猪鍋だー!」

「やったー!」


 即解体して、魔石はキサラが美味しく頂き、残りは俺の「倉庫」に仕舞った。


 リンが待っている馬車に戻ると俺達は出発したのだが、暫く進むと俺とユイは思わず空に「地の文」が無いかを探した。


 ……無かったけどな!


 何故、そんな事をしたかというと、今日の目的地の街「ジガラナド」まで1時間って所でゴブリンとオークの集団に襲われている馬車が居たからだ。


「助けは要るか?」

「頼む」

「助けてくれ」

「助けて!」

「お願いします!」

「分かった」


 ……20秒後


「ボク達の、あの命懸けの戦いは……」


 俺が「分かった」と言った瞬間に、俺は雷撃弾ライトニングバレットを全てのゴブリンの眉間にロックオンし、リナは氷結矢アイシクルアローを全てのオークの眉間にロックオンして同時に放ち、全て必中した。


「……リーダー!」

「……は! そうだった! 危ない所を助けてくれて感謝するよ」

「気にするな。 お互い様だろ?」

「ありがとう」


 この後は、討伐されたモンスターの配分の話になったが、オーク3匹(勿論、ユイが仕留めたオーク)を俺達の取り分となり、それ以外は全て彼ら「炎刃フレイムエッジ」となった。

 因みにメンバーは、Cランクの冒険者チームで、リーダーの剣士「ガム」、戦士「バル」、魔術士「ダーナ」、回復術士「ニーザ」、狩人「アネッタ」だ。

 それとチーム名の由来は、ガムが持つ火属性の付与された魔法剣からで、攻撃が当たった場合は、追加として切り傷に火傷を与える。

 勿論、冒険者のマナーとして過去は聞かない。


「助けて貰った上に、こんなにも……」

「そうだよ。 貰い過ぎだよ」

「気にするな」

「……分かったよ」


 炎刃フレイムエッジのリーダーである「ガム」は真面目な主人公系の性格みたいで、色々と遠慮していたが、俺とユイの後ろに居るリンとキサラや馬車を見て、俺の提案を受け入れた。


 こうして、冒険者としてのモンスターの処理を含めたやり取りが終わると待っていたのか馬車の主側が現れた。


「……終わりましたかな?」

「あ、すみません、マーロさん」

「いえ、大丈夫です。 結果として私達は無事だったのですから。

 さて、紹介して頂けますかな?」

「冒険者のレンだ」

「同じくユイよ」

「リンです」

「キサラなのじゃ!」


 ガム達の雇い主側の彼は、執事みたいな雰囲気を出しながら接してきた。


「私共の主に会って頂けますかな?」

「分かった」


 ラノベだと、これを断ると後々で不利益が出るからなぁ。

 ユイとリンも同じ考えみたいで頷いた。

 キサラは、俺の判断に対しては「イエス」しか言わないから確認しない。


 そんな訳で対面する訳だが、予想以上の大物だった。


「初めまして。 南西の隣国『アガシス』の第7王女クローディア=トセカ=アガシスです」


 この後、俺達も自己紹介が終わると、向こうの本題となった。


「私の護衛を……」

「無理」

「……は?」

「悪いが、俺達は依頼を受けている最中だ。

 だから、そちらからの依頼を受ける事が出来ない」

「……マーロ」

「はい、クローディア王女殿下」

「何か案は有りますか?」

「そうですね……その依頼の内容を話せますか?」


 まあ、話せる部分だけでいいか。


「……とある方からの依頼で、モンスターの討伐だ」

「……成る程。 それでは、そのモンスターの討伐後なら、如何でしょうか?」

「俺達からは、何も保証が出来ないが?」

「構いません。 炎刃フレイムエッジの皆さんは、その実力を充分に発揮されていて、私共は満足していますし、不満はございませんが、どうやら、必要とするランクが違っていたみたいです。

 これは、私共の落ち度である為に、その責を炎刃フレイムエッジの皆さんに問う事はありませんが、護衛を依頼する冒険者を変える必要がございます。

 ですので、このままレンさん達の依頼で立ち寄った街までを炎刃フレイムエッジの護衛依頼を延長して、その後は、依頼を達成されたレンさん達に護衛の依頼を改めてしたいと思いますが、どうでしょうか?

 勿論、レンさん達の行き先に同行しますし、別途で代金を払います」


 ……成る程な。


 ユイもリンも頷いているし良いか。


「分かった。 それでも、俺達からは保証はしないが、それで良いのなら護衛依頼を受けてもいい」

「ありがとうございます」


 炎刃フレイムエッジの皆も、マイナス評価ではないと知って納得しているみたいだし大丈夫だな。


 そんな訳で、俺達は街ジガラナドをスルーして、討伐対象のモンスターが発見された場所に1番近い街「レグランド」を目指した。


「……見ましたね?」




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。

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