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第二話 勇者アオバ

力としてはアオバの方が上だった。

『やった!』

ついに決着がついた。

『はあはあ……勝った!』


…しかし…。

先程キンキンキンでやられたはずのケンジが立ち上がる。

『なっ…貴様ァ!?』

「まさかここまでやるなんてね……。でも残念。僕は不死身だよ」


『何を言って……』

「まあ見てなって」

ケンジの体が光り輝いていった。

『くっ…眩しい!!』

光が収まるとそこには一人の男がいた。


『え……誰?』

「僕だよ僕。ケンジだよ」

『いやいやいや……どう見ても別人じゃん!』


「これはね、僕が作り出したもう一人の自分なの。だから本体は僕だよ」


『えぇ……』


「ていう訳で君には世界を救う勇者になって欲しいんだけどいいかな?」

『いいよ!』


…こうして青葉は勇者になった。


ーーーーーー

『という感じです!』

「うわぁ……」

ドン引きする一同。

「あのさ……なんでそんな話したんだ?もっと他に話すことあっただろ」

「そうだよ…アオバ…なんで今ここでそんな話すんだよ…」

「いくらロング昼休みで即興で作った物語とはいえ……」

『あれれ〜おかしいぞ〜』

「お前ら言いたい放題か!」

『じゃあもういっかいやりましょう!今度はちゃんとした物語を!』

「お、おう……」

「そうだな……」

「そっか……」

「そうですね……」


...そう。ここは学校。

アオバ達はロング昼休みを使い物語を考えていたのだった。

「よし!じゃあ今度はラブコメを作ろうぜ!」

「いいな!じゃあ主人公は…」

『俺』

「僕」

「俺」

「俺」

「俺」


「「「「「はあああああああああああああああああああああ!?」」」」」





~完~…?

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