おまけ 魚だ!お寿司だ!お刺身だ!
そう、マーティンが産まれて王様と宰相様が帰った後
レベルが上がったらしく
裏の畑に池ができていた…。
池よ池!でね、麻袋が浮かぶのよ…
中から、なんと!マグロの柵とかサーモンの柵とかホタテの貝柱とかイカとか出てきたの
普通魚の形してると思うじゃない!もうびっくりしたわ!
でも、刺身は確定ね。でもね、サバは魚のまま出たわ。サンマも。
「あ、刺身…メニューにあるのかしら…」
窓辺のサファイアに目を向けると
「あるッピ、気を付けるッピ」
と忠告してくれた
急いで、レシピ本を探した
増えてたよ…本、魚料理の本を1冊購入してレシピを確認
真っ赤な切り身とオレンジの切り身と好きな魚介で冷やすとお刺身!と書いてあった
「切らなくていいのね。とりあえずモッタイナイけどやらないと消えるから作ろう」
こうして、片っ端から魚料理を作った
王様と宰相様にも連絡した。
魚料理が出せるようになったと
すぐ来た…さっき手紙見たでしょって勢いで来た
周りのお付きの方々が酷い疲れた顔だったのが印象的
お刺身も煮つけも味噌煮もフライも塩焼きも色々出したら
刺身を持って行ったら護衛に切られそうになって
オーディンがひさびさに抜刀した
「そちらが出せと言ったのにマリアに剣を向けるとはいい度胸だな」と
王様と宰相様が頭を下げて互いに剣をしまったの
護衛の方に剣を向けられたよりオーディンが人を殺めてしまうんじゃないかってとこの方が怖かったわ。
王様も宰相様も泣いて喜んでたわ。
うちの子達も刺身もお寿司も大好きになってね。
ちなみにちらし寿司も出たの。
材料に魚使わないんだけどね
魚料理が出来てから王様と宰相様のベル喫茶店への来店率がまた上がったのよ。
夕食を一緒に取ることもあったわ。
そんな時は王妃様や王子様、王女様なんかも一緒で
非常に居心地が悪かったわ。
ふと思ったのよ、メニューが居酒屋化していないだろうかと
私…喫茶店を夢見ていた気がするんだけど…
ま、美味しければいいか!なんとなく腑に落ちないが納得するしかないマリアンヌだった
こうして、魚料理は大人気になったのだ
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「お父さん、サバの味噌煮の作り方教えて」
「いいぞ~おばあちゃんの味だからね。しっかり覚えてくれな」
「やったー!」
「私は卵サンド作りたい!」
「じゃあ、マヨネーズから作ろうね」
「やったー!」
2人の娘が大喜びで飛び跳ねていた
ロッタの娘たちだった
マリアンヌが死んでから何年も経った現在
ロッタも結婚して冒険者は引退、冒険者のお嫁さんを貰ったのだ。
ただ、娘が産まれて家族の時間が作りたいので2人とも引退して王都の隣の領地で衛兵をしている
料理はもちろんロッタが作っている。奥さんはその他の家事担当だそうだ、共働きだからね。
そんなに遠い土地ではないので1日程度で王都まで来れる
キキは医者になり、薬の錬金術師と結婚
男の子と女の子に恵まれ今は育休中だそうだ。
マーティンも結婚、宰相様の所の3女だそうだ。
女性からマーティンへプロポーズしたらしく、貴族を辞めることになるけどいいの?と聞いたら
美味しいご飯の方が大切だからあなたと一緒にお店をやりたいと言われたそうだ。
ご飯目当てなのかな…とマーティンもショックを受けたが
紆余曲折あり無事に結婚したそうだ。
オーディンは現在キキの所に居るらしい
育休中の娘を気遣い、孫を可愛がっているそうだ。
キキが産休に入るまでは、ロッタの所に居たあちこちで孫を可愛がっているのだ
次はきっとマーティンの所だろう
その前にロッタの所で孫がおじいちゃん来てよー!と騒いでいるそうだ
どこの家庭にも笑顔が溢れ、記念日はマーティンのお店でお祝いのパーティを開いているそうだ
子どもが生まれる度に、マーティンはカレンダーに印をつけて
その日の予約を取らないようにしているのだった。
これで、最後にいたします。
ありがとうございました。
他に書きたいことが出たら新シリーズにしたいと思います♪




