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プロローグ「崩壊」
人々は電気を原発に頼りすぎていた。あの日が来ることを知らなかったのだ。
日本という国は愚かなものだ。かつての過ちを再び繰り返すことになったのだから。
フクシマの原発が事故を起こしたあと、人々は原発という存在に怒りを示した。
しかし、日本人とは忘れやすい生き物だ。十年もすれば原発に反対する者はほとんどいなくなっていた。
日本はそのあとも原発を作るのをやめなかった。それを止めるものも居なかったのだ。
甘すぎたのだ。あの「崩壊」が起こるには十分すぎたのだ。
ズゴォォォォオオオオッン!
凄まじい音が人の気配を感じさせない空に響き渡る。無機物なはずのサイレンが悲痛な叫びをあげている。
俺はあの日を忘れない。
悪夢の始まりとなった、絶望のプロローグをー。
俺が「アクター」としてやつらと戦うことになる日々の始まりをー。
初投稿です。小説を書くのも初めてなのでお見苦しいとこがあると思いますがよろしくお願いいたします!




