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鈴木勇輝物語  作者: 野上博友
5/10

やや狂いつつ目標を決めてみる

今回はユウキ君がちょっとウザイですが気にしないであげて下さい


それと

この物語のサブ主人公になる重要人物が登場します

皆さんこんにちは


私アナタの愛しの勇樹くんです


アアッ!ヤメテ!

冗談!冗談ダカラ!!

ダカラ石トカ投ゲルノヤメテー!



うぇっふん!

話を戻しましょう



本日わたくしは冒険者ギルドにて遂に念願のアレになりました!


え?アレって何だって?


バッ///俺に言わせんなよ!


ナニだよナニ!



アアッ!ヤメテ!

嘘デス!嘘デスカラ!!

チョッ!岩ハ俺死ンジャウ!!




はぁ…はぁ…


ごめんなさい…

おふざけが過ぎました

ちゃんと話します…



はい、遂に俺こと鈴木勇樹は冒険者になりました!


イェィッ!


異世界でやりたい5つの事の一つが達成されました


あ、良い機会なので俺の異世界でやりたい事の5つを教えましょう


まずは冒険者登録


これはもう済んだけど

やっぱ冒険者って憧れだよね!


2つ目は


チート磨き


やっぱ現状で満足しているようじゃ冒険者たちから笑い者にしかならない


だって魔法使えないんだぜ?

スキルしか無理なんだぜ?

バカみたいだろ?



チート磨きは今晩辺りから始めよう



3つ目は魔法学園か何かに入学

やっぱほら、憧れんじゃん?


それにこっちで青春を謳歌するのも良いだろう




4つ目は元の世界に帰る方法


やっぱ元の世界が俺の故郷だし


まだ親に一つも孝行出来てないし


それに……



ふと頭に一人の少年が思い浮かぶ

肩まである黒髪のセミロング風(本人曰く丁寧に切るのが面倒なため適当に切った結果らしい)で

男と言われても殆どが信じない程の少女を思わせる顔立ちの少年だ


「元気かな…神野は」


別に勇樹はこの神野と言う少年を


悪い奴等に何かされてないか

病気に掛かってないか等を心配しているつもりはない


「やはり精神的にはショックが強いからな」


普段の勇樹なら神野の心配は殆どしない


寧ろやり過ぎないかが心配な程である


それほど神野は存在自体が規格外なのだ


少女のような見た目で手足もほっそりしており

腹筋すら割れてない細い身体で

柔術・空手等を初めとする総合格闘技の有段者




更に彼には一人だけ身内のような存在がいる

名を佐倉一と言う剣術界では人間国宝とも言われるような土佐訛りの濃いおじいちゃんである


佐倉は北辰一刀流免許皆伝の剣の腕を持ち

他にも天然利心流等の有名な剣術の有段者で自信の暗殺剣の道場を持つ


佐倉に頼んで神野が剣術道場に入った時は本当に大変だった


通い始めて一年程で佐倉と同じ

北辰一刀流を免許皆伝まで習い

その他の有名剣術をすべて有段


そしてそれを神野をバカにするいじめっ子たちに使うものだから見てるこっちはやり過ぎないか心配でならない


まぁ日常を過ごす程度ならその必要はない


注意すべき点は


親がいない事をバカにされる


佐倉をバカにされる


先に手を出される


この3つを注意すれば温厚な良い奴だ


因みに身寄りが赤の他人に近い佐倉しかいないと言った時点で気づいた方もいると思うが

神野に親はいない

元々海外で生れた神野は、向こうで暴動が起こり…逃げてる途中に両親を誰かに射殺されたらしい


一人、日本へ強制送還させられた後は

佐倉に会うまで天涯孤独だったと言う


だから佐倉を本当の親のように思っており

それを知ってか佐倉自信も神野を本当の息子(孫の方があってるか?)のように愛情を注いでいる


その為親や佐倉をバカにする者が現れようものなら天使の表情が一変

鬼神の怒りに触れてしまう

つまり半殺しである


こんな規格外心配する訳がない


何度も言うがやり過ぎないかだけ、そこが不安であるだけだ




話を戻して


5つ目の目的


これが自分自信が異世界で生きる一番の目的


それは


ハーレムの建国である!


フンス!












………なんだよぉ!

良いじゃねぇか!


俺は男の子だぞ!


精神は思春期真っ只中の男の子だぞ!


バカにするなやい!

大好きなんだよ!


女の子がぁ!


女の子万歳!


おぱーい万歳!


巨乳万歳…ぐふっ…(吐血)


すみません本当ふざけ過ぎました


けどハーレムは夢ですはい


まあ強くなって元の世界に帰るまでにきゃわいい女の子達を侍らせるほどきたえないとな!

よし!俄然やる気がでてきたぞぉ!










一方


ウェノ村から数百㎞離れた小さな村は騒々しい喧騒に包まれていた


理由は村の近くに倒れていた少年である


この辺では珍しい黒髪をセミロング風に肩まで伸ばし

幼い少女を思わせる顔は苦痛に満ちており

いまだ目を覚まさない



「いったいどこから来たのかねぇ…」


少年が倒れていた近くの村

フリハイド村の村長である

フィネリーフ・フリハイドは呟く


見たこともない服を着た黒髪の少年(フィネリーフ以外少女だとおもっている)


5、6歳程の見た目であるが不審な点があり


服の大きさが合っていない

サイズ的に12歳くらいでないと着れない服を着ている


(縮んだとでも言うのかしら…?でも背が縮む等聞いたことないわ…)


少年が目を覚まさない今、フィネリーフは何もできない


その事実に無力感を感じながら

まずフィネリーフは苦しむ少年が無事に目を覚ますように祈った






今回新キャラが出ましたが、もう何話かユウキ君ターンです


因みにあと一人サブ主人公がいます


まぁ作者に文才が無いのでもしかしたら登場はだいぶ後かも知れませんが


…本当すいません

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